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2008年5月10日 (土)

優等生を主役に据える~悩んでいるあなたへパート2…学業成績編~

知る限り「優等生」を主役に据えた物語は少ないように思われる。現時点思いつく該当する存在と言えば沢渡香澄ちゃんくらいなものである。一般に「主役を張る女の子」はとんがった個性と引き替えに成績に関しては悩んでいる…場合が多い。「ちびまる子」然り、野々原姫子然り。夢原のぞみも同じ部類であろう。これは成績に悩んでいる子の方が圧倒的に多く、共感を得やすいという点から当然ではある。こうした場合、優等生は多く対立軸として設定される。むしろ敵意(ねたみ・ひがみ)の受け口である。実際、「香澄なんか大嫌い」旨手紙が来たと作者柊さんは単行本中のコラムに書いておられる。そうした傾向のせいか、対立する優等生は性格は歪んで書かれ、敵意の受け口に相応しく?されていることが多い。最も逆に、そうしたステレオタイプの「優等生像」が、現実の優等生に対する誤解を助長している側面もあるかも知れない。ちなみに「プリキュア5」の優等生二人は、当初そうした側面を持っていたが後に丸くされ主役を補完し、その前の二人組「プリキュア」シリーズはダブル主役の軸としてこの設定を用いている。但し相互補完的になっていて対立軸ではない。
男の子はどうか。普通男の子の物語で前に出されるのは勇気と強さである。男の子は強いこと…のステレオタイプである。当然成績は2の次、あるいはイマイチの場合が多く、典型的なのが野比のび太である。ちなみにドラえもんでは当初優等生を源静香が全部請け負っていたが、彼女は女の子のステレオタイプ…優しさを前面に打ち出され、むしろ優等生は出来杉君にシフトした。彼は典型的な優等生だが「とんがった」部分の少ないオールラウンダーで、これはむしろ「大人的」と書いていいかも知れない。要は基本的に知識豊富な男の子であって、良い成績はその一部、当然の結果という形である。但し原作的には現行アニメの設定のような鼻につくキャラではない。ただ、子どものひがみよりは「子どものクセに」というあらぬ誤解を「大人」から受けるのが彼なのではないか。最も彼の場合「この大人は自分を子ども扱いしているな」と察知し、それなりの対応をするであろうが。能ある鷹は最後にネイルケア(笑)ってヤツだ。ちなみに「ズッコケ3人組」は言うまでもなく3人の間の3本の軸を使った相互補完である。プリキュアの2人で1本に対して3人3本である。蛇足だが3本軸はハリーポッターでも用いられ、もっと言うとロードオブザリングまで遡れる。
長くなったが要するに優等生は比較の存在として使われることが多く、自身が主役になることは少ないのである。なのにウチんとこの主役娘は揃って優等生である。むしろその「優等生」側面を前面に出している。言うまでもなくレムリアと黒野理絵子である。本橋美砂もその傾向があるが現時点では外しておく。

新学期始まって1ヶ月経過した5月。アップグレードした勉学にチョットシンドイ感…五月病の児童生徒さんおられるのではあるまいか。そこで今日は彼女たちにブログまで出張ってもらって悩んでいるあなたへパート2…学業成績編である。

●レムリアの場合
Argo42
「必死なだけだよ」
学校行くよりは世界のどこか、という娘である。
「だから『そんなことしているせいだ』と言われたくないし」
学生の本分おろそかにするべからず、を自らに課して地で行ってるわけだ。ちなみに彼女の学校には落第がある。わがまま一人暮らしなので、落第などもってのほか、が彼女の性分。ただ彼女は天才肌である。
「そうかなぁ」
天才というと万物に通ず、というイメージがあるが、実際にはそうではない。全く別のモノの間に相似性を見いだすのに長けているとか、誰も考えつかなかった発想・着眼点を持ってるとか、プロセスを経てゴールではなく、いきなり回答を持っているとか、そんな具合である。成績に関してはそうした自分の考えの及ぶ範囲でカバーできるモノに対して、「判っちゃってる」から結果として成績も良い。そんな具合になる。だから例えばレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を幾何学的に解析すると面白いとか、エジソンやアインシュタインは学校の成績自体はスカタンで、エジソンは学校の先生にアホとまで言われて登校拒否に陥っているし、アインシュタインは就職に際し大学が奔走してベルンの特許局にどうにか押し込んだとか、偉大さの裏に実は、なんて話がゴロゴロある。ついでに書いておくとアインシュタインは自分の外見に全く無頓着であり、スーツを7着持って日々ぐるぐる着ていた、なんて話もある(かりあげクンだな)。レムリア引き比べると、基本的に言語・歴史・文化人類学的にはずば抜けていると言って良く(この3つが分かちがたく結びついていることに注意)、看護方面を目指し、若年で資格を手にした背景は、この基本線の延長線に人間そのものがあったためだと言って良い。言うまでもなく世界のあちこちに出かけることは、彼女の基本線の知識を濃くし、人類の地域的多様性に基づいた理解を助けている。その二つが人体に対する理解を更に濃くしている。医学的・生物学的な理解のみならず、「なぜ、その人はそうなのか」という考察水準を与えている。ちなみに、こうした活動を通して、彼女の興味、理解が、地球そのものへじわじわ向かっていることに気付いている人も多かろう。人類の地域的多様性の背景には、地球環境の多様性が存在しており、人類を知ることは、おのずからそれをもたらした地球をも知ることになる。しかも彼女は地球を実際に外から眺めるという特異な視点を与えられている。客観性の獲得は女性には珍しいと言って良く、当然視野を広げ、思考の重心を女性一般と異なる点へシフトさせた。
以上彼女から得られる示唆は「得意なこと伸ばしてごらん」となる。子どもは少なからず自分の好きな対象への興味、情報吸収力は凄まじく、膨大な脳内データベースをバックボーンに一足飛びな更なる理解、回答を与える。飛躍的な類推や、それまでにない思考法…たとえば1から10までボタン押して全部ダメなら10個一度に押してみる…などの解を出してくるであろう。これらは天才の類型のミニチュアである。そして、世の中それ単独で体系が出来上がっている知識系はなく、必ず何かしら分かちがたく結びついている。物理と数学など典型であろう。つまり、その道を究めれば自ずから周辺へ対象範囲が広がるのだ。その過程で、自己興味の基本線の類推が効くモノが出てくればしめたものである。この場合、学校の成績なんか放っておいても後から付いてくる。ちなみに中学の頃、ガンダムの詳細なメカニカルデータを脳内に持っていた友人がいた。単純に考えると大人になってそれはクソの役にも立たない、となるが、例えば彼がロボット工学を志したならば、設計したロボットの妥当性への指標になろうし、ガンダム自身のスペックの考証にもつながるであろう。そして、それら切り口は、工学の立脚ベースである方程式に依存しない視点を彼に与えるかも知れない。但し彼のその後をオレは知らない。また、昨今はやりのカードコレクションは…何か役に立つ将来性をオレは知らない。その辺のコントロールは親の役目だろう。
「天才肌って…理科数学系は学が殆どカテキョー(家庭教師)状態だよ」
でも彼に聞くと理解できると思うから彼に聞くのであろうが。
「確かにいろんな喩えや類例を使って説明してくれる…なぁうん。コレじゃワカランか、それならこういうのはどうだ、って」
それは君の二つの基本的性質を彼が把握しているからだ。得意の類推という今書いた話と、判らないことを「知らなくてもまぁいいや」で済まそうとしない君の姿勢。
「それは理解できればどこかで使えるかも…ああそれも類推の一種か」
君は君自身の天才分野をじわじわ広げつつある過程にいるのだよ。いつまで君を書くことになるか知らないが、大人になるまで眺めていたらどうなるか考えると実に面白い。
●理絵子の場合
Riekob
「いい点、いい成績を狙ってるわけじゃない。実際100点満点取ったこと無いし。判らないままになる、ついて行けなくなるのが怖い。それだけの話。それに…小学校の頃はひどいもんだったよ。ってTACさんこれはちょ…」
無視して書く。彼女の場合、一見小さなことでも視点をフォーカスし、得られる情報を全て引き出して考察を展開し、その積み重ねで全体像を明らかにするというプロセスを踏むことが多い。つまりはコツコツ努力する秀才タイプだ。
「秀才ねぇ。同じこと言う友達いるけど、その積み重ねる学問そのものの数学は弱いんだよね。でも苦手意識持つともっとハマるから、父親に言われたこの言葉を思い浮かべる。『勉強なんて就職するまでに就職に必要なレベルまでどーにかすりゃいいんだ』って。後自分で勝手に広げて、今は判る範囲判れば良くって、判らないことは後でもイイじゃんって」
実は学校教育というのは「スピードと範囲」について一定サイズの枠が決まっていると考えて良い。枠サイズや速度が一定以上の子どもはいいが、その逆の場合レッテルを貼られる。しかし実際には人間の学習能力に大した差はない。記憶速度の多少の差違はあっても、思考力・理解力そのものに大小の差はない。「違い」と書いて良いのはどっち向いてるか?だけだ。前述の「興味の方向」だけである。従ってレッテル貼るのは貼る方がその辺無視したアホ、と言うことができる。また逆に言うと枠と速度が違うからと言って焦る必要はどこにもない。
人間は一定性能を持ったロボットではない。
「親の理解が欠かせないと思うね。点数自体は低いけど、教科書の頭何ページは完全に理解した。或いは、日々やってる範囲1割ずつはテストでマルだった。とかね。できる範囲でやったことは認めてくれなくちゃ」
ただ勿論、親として「この時点で最低限このレベル」という内的目標を与える必要はあると思う。それはそれで親がコントロールする部分だ。税金取られる年齢になって単なる穀潰しではアホそのものである(社会に対して恐怖心があってニートになってしまったというのは別の話である)。
「最終的に自分だけの力で生きて行けるようになってればいいんだって。但し法に触れない範囲でなって。どのみち適当に成長すれば物事理解する速度も適当に速くなるからって。今遅れても後で追いつけばいいんだって。最もそこまで言ってくれちゃうと逆にプレッシャーだったけどね」
それがお父さんの作戦だったりして。
「かもね。如何に意表を突いて犯人の気を殺ぐか、そーゆー思考法の持ち主だからね。だから、少しずつでイイ、判った、と言える部分を作ろうって思った。先生の一言、教科書の一行から始めた。一行が1ページに。1ページが2ページに。そのうち…うんそう、そうやって理解したことってテスト終わるとみんなパー、じゃないんだよね。新しいこと聞いても、ああ、あの時のアレが基礎になってるのかって判ってるから、聞いただけでOKになった。この辺、点数狙い一発ヤマ掛けと違う部分だと思う。で、面白いことに、そうなると話し聞いた時点で、ここはテストに出るなってピンと来るんだよね。それをノートにチョコチョコっと」
要点だけ整理されたスッキリ綺麗なノートが出来上がるわけだ。ちなみにそういう形のノートは、書き留めた要点から細かい話が連想記憶で呼び出される構造になる。記憶なんてのはイモヅル構造だから、それ…イモの茎だけ書いておく…で充分なのだ。
ひっくり返して全部板書きする教員は要点を伝える術がないのだし、全部ノートに丸写しはかえって理解を妨げる。ちなみに、社会に出て要求される報告とは「要点をかいつまんで」である。要点だけ引き出すには要点が何かを見いだす必要があり、そのためには全体に対する深い理解が欠かせない。え?反論?
「てゆーか、とりあえず丸写し、でも最初はいいと思うんだ。そこから更に、要点ノートを作ればいい。要点が判らない、というなら、「今日はここだけノート」を作る。繰り返してるうちに、省いてかまわないと思う範囲ができてくるよ。その行き着く先が要点ノートでしょう。要点を見いだすなんてそれこそ大人になるまでに備わればいい話で」
なるほど。彼女から得られる示唆はそれとしておこうか。え?もう一言?
「丸暗記もどうかと思う。歴史の教科書とか欄外に小さな文字でグチグチかいてあるけど、あんなところ『面白いなぁ』と思えば憶えるだろうし、そうでなきゃ忘れても仕方ないって割り切ってる。実際、私がテストでペケになるのはそういうところ。でも父親が言うには『信長は本能寺で光秀に裏切られて死にました』程度で実際問題困らないって。オレだって歴史に興味持って番組見たり展示会行くようになったのは大人になってからだって。むしろガキが寺見て萌え感じたら異常だろって。未来向きの脳みそに過去が良いサブリミナルしてどーすんだって。その辺は大人の主観を押しつけてるだけだろうって」
…理絵子って両親ぶっ飛んでるよな。
「でも鳥居強右衛門テストで答えたからって」
ま、そりゃそうだ。

以上参考になれば幸い。最後に作者として強調しておきたいのは、二人とも決して背伸びはしてないこと。「優等生の部分」は日常から変身してそーなってるんじゃないんだよね。あるがままの自分に相応しいやり方を二人ともちゃんと持ってるわけだ。そしてそう、最後の一行は先回の「次元大介の射撃法」そのものですよ。

(イラスト・レムリア(c)茶坊主2006-2008/理絵子(c)TAC2007-2008)

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いきなり名前が出てきて吹いた。

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