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2009年1月13日 (火)

ソニーらしさ

赤字だって。「当たり前だろう」ってのが盛田でミソ買った(※)オレの結論。だって最近のソニー製品って全然面白くない(ヲタ心の琴線に触れない)し、クオリティも高くない。え?「ブルーレイ」はキレイだ?そりゃ扱えるデータ量が多いだけだ。情報の密度と速度だけの話で「質の高さ」とは話が別。「そういう規格」なのだ。新幹線は250キロ超で走れる「そういう規格の鉄道」なのだ。そして新幹線電車にもピンからキリまである。ブルーレイでもピンかキリかは話は別。「質」とはこのピンキリを指す。

今オレがソニーに飯食うより先に言いたいのは、有機ELのフルHDをもっとデカイ画面で出せということ。あれに比べりゃ液晶なんかどれもクソだ。Aちゃんがどう褒めても倍速でデバイス叩いても、「所詮液晶」である。コントラストドンシャリの静止画を映すメディアだ。最新型がブラウン管より再現性に劣るとは何事だ。実家はテレビがくたばってきたのと親の利便性を考慮して液晶で地デジ化したが、オレ自身が液晶を買うつもりはさらさら無い。96年モノのワイド画面トリニトロンが今日もS端子スクイーズでHDDレコーダの画像を受けて頑張っている。有機ELで26インチなら50万でも買ってやる。

オーディオも然り。「ES」(えくすとれめんたり・はいすたんだーどとか言ったっけな)ってどこ行っちゃったんだよ。
http://www.sony.jp/audio/lineup/component_hifi.html
中域に芯を置き、ピラミッドバランスの腰の据わった音を出す正統派ハイファイオーディオコンポーネント。ウォークマンからエントリークラス、果ては「777」「999」、一連のヘッドホン群まで貫かれたそのコンセプトは非常に明確で心地良かった。は?AVアンプにESって付いてる?ヤマハやデノンの後追いがES名乗るな。まずマルチチャンネルソースを高いセパレーションで分離解像してワイドレンジで音出すアンプ作ってこい。DSPで遊ぶのは「素のまま」が高いクオリティを持ってからの話だ。

ソニーとの付き合いは親がトリニトロンを買ったことに始まる。以降テレビはずっとトリニトロン。オーディオだってウォークマンでありアンプであり。ビデオも8ミリビデオカメラDVカメラ。何かしらソニー製品があったと言って過言ではない。実家がZ11以前は9000ES+555ESJ+330ES×2の全ソニーだったのは書いた通り。

違和感を覚え始めたのは「MD」とプレステからだ。MDは何をどう理由付けしても結論としては質を落とした。プレステは本体赤字覚悟のソフト頼み。それらは「ちょっと高いが質も高い」……だからやっぱり欲しいというソニーのイメージを外れた。

行き着く先は凡百の映像表示装置、音響再生機器の大量生産メーカだ。パネルを半島とか亀山から買って何が「ソニーらしさ」だ。規格オリジネータのライセンス商売屋に成り下がったとしか思えない。会社としてはそれで実入りがあるのだろうが、視聴者に出てくる視聴装置はぶっちゃけ寄せ集めのハコと回路にSONYと書いただけじゃんか。

何か新しいこと、極めて質の高いものを求めた結果、新しいフォーマットの訴求につながった、というならまだ話は判る。CDだって根底にはPCM録音があったわけだし、EDベータなんか究極のアナログ録画機を追究した結果、8mmビデオ→更にHi8は現クオリティをギリギリまで小型化したものだろう。ハイビジョンだってソニーとNHKの産物と言って過言じゃない。その結果、21世紀のテレビ規格のデファクトスタンダードになった。

でも今のソニーに感じるのは、その時代の「惰性」「亡霊」だ。画素増やして階調増加させれば情報が増えるのは当たり前。後はそれを必要時間内に処理できる回路とデバイスが揃えば良い。カネと密度の問題であってオンリーワンでもシンクアナザーでもない。単なる「方式」。ナニ?高速情報処理「技術」?高密度実装「技術」?どっちも要するに精度の問題で、「新しく」はないでしょ?

ソニー……東京通信工業は、原点が「再現装置」の会社であって、再現装置、及び再現装置に送り込むための「伝達装置」「記録装置」の「質」を追求してきた会社だとオレは思う。今の規格で最高を求め、限界に達したらその上を提案し、それの最高を求め続ける。そうやって切り開いて行くチャレンジャーだ。規格だけ(しかも単なる高密度化)作って装置は寄せ集めの質はそこそこ、安く作って宣伝で売りさばく。MDに至っては見てくれの小ささを求めるために質を犠牲にした。

そんなの、ソニーのやることじゃねぇ。

カセットウォークマンの開発エピソードが正しければそんなモノはできなかったはずだ。あれは井深さんだったか盛田さんだったか忘れたが、「この質で小さくしろ」と言われて出てきたはずだ。その心意気を受け継ぐなら、ATRACなんてまやかしに頼らず、DATを地道にいじったか、いきなりHi-MDが出てきただろう。

確かに、オールデジタルの時代、アナログ→デジタルみたいなドラスティック・ジャンプアップ技術としての「ソニーらしさ」が見つからない苦悩は理解する。だったら、もう一つの根本である地道な質の追求になぜ傾注しない。揶揄される「ソニータイマー」払拭に努めようとしない。重ねて書くがMDR-EX700は高級感で煽ったドンシャリのクソだ。見てくれで誤魔化そうとした「苦おリア」の亡霊だ。

質で勝負しなさいよ。結局、人間の五感とのインタフェースはアナログに戻す必要がある。最終的な映像や音の形態は無数に存在するし、そのためのデバイス手段も星の数ほどある。そこを知り尽くして「これがベストだ」と出してくるのが「ソニー」だろう。違うか。ソニー好きが求めているのは新しいフォーマットでは決してないのだ。羨望の眼差しを注げるような質の高さだ。質を上げるために新しい規格を立ち上げるならついて行きますってスタンスだろう。「フォーマットの命は10年だ」馬鹿者。だったらアキュフェーズのノーマルなCDプレーヤがなぜ売れる。

「この製品はこんな工夫をしました。だから質が良いです」そういうのをまず出してこい。「ソニーらしさ」は、その工夫のアプローチ方法に対して顧客が下す。有機ELはその筆頭(現状唯一かも)に値する。だから早く出せ。人寄せパンダにするな。これで半島に出し抜かれたら本当に只のアホだぞ。
実はこてんぱんのEX700はソニーらしさという点では「惜しかった」のだ。耳の穴に耳の穴よりデカイ振動板をあてがうことに成功したのだから。ただ、高速で大きなストローク取ればスケールの大きな音になっただろうに、実際の音の作りは低音出すのに必死の安物スピーカーに近似。つまり能率下げて鈍くして、バランス取るために上持ち上げて……まさかやってないだろうね。寝ぼけたデバイスのテレビを歌手のネームバリューで売るのと変にコンセプト統一しなくて良し。そういや「こくーん」なんて今の時代なら「家鯖だよ」で理解されるんじゃねぇの?電磁調理器もNゲージも……まぁいいや。

「大会社のできないことをやり、技術の力で祖国復興に役立てよう」

捲土重来を期待する。

※盛田のミソ……盛田昭夫氏の実家は常滑の酒蔵「ねのひ」。ミソも作っている。

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