それが君のディナーか
買い食い・歩き食いに眉をひそめる世代は少数派であろう。
ファストフード・携帯食の普及によって、「歩きながら飯」はありふれた姿になった。
それが逆に元々の「携帯食」であるおにぎりやサンドイッチの歩き食いを広げている気がする。
ただ、そういう食事は一般に「ケツ落ち着けてゆっくり食う」の代替として取られる形態であって、三食のウチ朝か昼、或いは食い気盛んな若者が放課後夕食前にちょっと、というパターンが殆ど……と認識していた。
だが昨今違うニュアンスの光景を目にする。
例えば駅のベンチにハンカチ広げて水のペットとサンドイッチ。
今日なんか若者(♂)がリュック背負ってカップ麺をすすっていた。
ひっきりなしに行き交う電車と。
乗り降りする人々の流し目を背に。
彼らは黙々と食い続ける。深夜珍カス(珍走団にもなれないバイクに乗ったゴキブリ)が公園でカップ麺すするようだが、それともまた違う。
ニュアンスの違い「ケツ落ち着けて」……彼らはそうした食事を取っているように見えるのだ。
家で食やいい。でも出来ない。
なぜ?
ネカフェ難民という言葉はこのブログを見られている以上説明不要であろう。時間制である。
「寝るだけ」の利用に切り詰めるならば。
ゲスの勘ぐりだろうか。
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