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2011年10月 6日 (木)

立ち会い出産体験記【5】

→【6】へ
 
しかしそこからが進みません。陣痛が強くならないのです。持続時間も長くなりません。
妻は次第に憔悴し、意識が焦点を失い始めます。
夫の出番です。
まず、今の状態を説明します。子宮口が全開するまでの「第1期」に相当し、赤ちゃんが骨盤に入るために頭の向きを変えようとしているあたりであると、両親教室のテキストを持ち出して説明します。そして、とにかくここは長丁場であるから、先を考えず、今の呼吸法を維持することに専念するよう伝えます。
でも、結局夜が明けても状況に変化はありません。そこで再び診察を受け、なぜ陣痛が進まないかの理由が明らかになります。
骨盤に対し子どもの頭が大きめなのです。
状況によっては帝王切開もあり得るとの説明を受けると共に、人工的に破水させ、陣痛を強める処置を受けます。
そして、陣痛室に戻った時でした。
「母」が命の源であると、頭でなく体感する瞬間が訪れました。妻の座ったベッドが濡れ、羊水を嗅覚で感じたのです。
それは生理的食塩水と全く同じ、薄い海水そのものであると燦然と判ったのです。
頭がくらくらし、脳の中で何かがキラキラ輝き出すような気持ちでした。40億年にわたる地球生命の歴史と、目の前で新たな命を生み出そうとしている母親が、ここで一つにつながったのです。地球の生き物は元来海で育ったが故に、生命をはぐくむ場として陸上に海を持ち込んだ。それが羊水だ…生物史に書いてある言葉を、ここに体現している女、妻がいたのです。この母性は連綿と続く生命40億年の歴史の最先端にいま存在し、受け継がれてきた命のリレーを、女性だけに許された高貴なるリレーを、たった今ここで行おうとしている。
 
「海の中には母がある。母の中には海がある」(「海」の字の作りの部分に注目)
 
じ~んと感動している余裕はありませんでしたが、私にとってこの認識は、40億年目の新たな命を生み出してやろうという新たな、そして大いなる力となりました。
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