多分、振り返ればマイルストーン
娘に音楽だけは本物だけをと考えて行動してきた。
バレエを習っており、ある程度クラシックの知識欲しいが、いきなりは敷居が高い。なら、親しみやすいところから近づいて行けば良い。
その点でプリキュアは実に都合が良かった。子供だましじゃ無いからだ。そして参加した歌手の皆さんがそれぞれの道へ歩み始める・・・その過程をリアルタイムで見てきた。プリキュアだけからポップスへ対象が広がった。すんなり入って行けた。プリキュアの歌イベに出かけるのが箱ライブに行くようになり、音楽に馴染んだ。個性的な歌唱の歌手には「おもしろい」と言うまでになった。
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そして
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娘がCD屋を通りかかった際、言った。
「あ、perfumeだ。欲しいな」
「そうか」
「ぽちった」
「娘に甘いおとうちゃん」
妻は茶化すがそうではない。音楽に関しては好き放題しろという意味である。その点で、娘が自分の意思で能動的に「欲しい」と言ったのはこれが初めてなのだ。そこ汲み取らんでどうする。
ちなみに選んだ理由はこれまた「おもしろい」だそうである。この言葉語彙の貧弱さ相応の無意味なようだが、逆に言うと心動かすに足るベクトル全部詰め込まれている。ちなみにパヒューム・・・仮名書きがこれだけサマにならないユニットも珍しい・・・perfumeはテクノポップ、EDMとすら言っても良いくらいだが、世界中の要素を詰め込んだあげく和のテイストゆんゆん、というか「いかにも日本が作りそう」な音楽に仕上がっているのが特徴である。音楽にハマるきっかけ人それぞれだと思うが、このテクノ系でキタというのはYMOやTMネットワークに対して働いたそれに近い物を感じるところである。
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みんな知ってて当然のアイドルCDはウチには無い。その代わりチューニングしたオーディオシステムだからこそ聞きたい板とデータを揃えてある。
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