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« Walkman High-Resolution NW-ZX1【評価編】 | トップページ | すわろーあかぎ »

2013年12月25日 (水)

ウォークマンと人生と #NW_ZX1

・・・また壮大なタイトルだなおい。あ、NW-ZX1のレビューはこっちです。

 
職は工場の片隅にいる、とだけしておく。見ての通り文章書くのは好きなので、理系の専門書も読める文系という選択肢あったかも知れぬ。理系を選んだのはオーディオにのめり込んだことがきっかけの一つである。
 
ウォークマンとの出会いは高校1年の時。ガム型充電池1号機WM-101の特売を知って親に頼んで買ってもらい、その世界に足を踏み入れた。オーディオ専門誌を買うようになって知識が付き、アルバイトを始めた結果、2番手の機体はいきなりWM-DD9にジャンプアップした。ウォークマン・プロフェッショナル、43000円の再生専用機。ちなみに現役である。
 
そうなるとカセットデッキやその送り出しの質的向上を・・・と当然こうなる。社会人になりMDが出回り始めたが、高域カットの圧縮オーディオと聞かされては眼中無し。一方カセットは最終形態である「ドルビーS」搭載機が登場、それをおごった。パイオニアT-1000S。そして95年。初めて割賦でCDプレーヤを買う。実家のエースたるアキュフェーズDP-65。35万CD+10万デッキで4万ウォークマン。テープはメタル原理主義、イヤホンは当時最強ソニーMDR-E888。
 
しかしノストラダムスの頃からカセットの生産は終焉へ向かって行く。その駆逐勢力たるMDは再度挑戦し購入もしてみたが、移行するには踏み切れずDATに行った。ここで購入したのがTCD-D7である。DATはデッキを持っておらず、おのずから録再機を買わざるを得なかった。
 
ただD7は単3電池4本で数時間だったか、図体と質量もあり、「ウォークマン」としてはあまりに重くてデカかった(ありゃデジタル版「デンスケ」だ)。再生専用機WMD-DT1に走り、じゃあ録音系はDATで統一とDTC-ZA5ESを整える。これには夫婦それぞれ幼い頃聞いてたアナログレコードを持ち寄り、デジタル化して取り込もうという意図もあった。イヤホンはこの頃テクニカの1万円クラスのものを使っている。
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(シングルCDやミニアルバムをまとめるのに使っている)
 
DAT。この不遇のメディアはCDの丸コピ可能の故に著作権団体から敵視され(CD代ケチるような奴がDATなんか買うか)、一方で彼らが見向きもしなかったパソコンの普及によってCD丸ごとリッピングが社会問題になって行く。斯くして「聞けりゃいい」「コピればいい」どちらの需要も失い、表舞台から消え去る。その一方で(ある意味もっと不遇かも知れぬ)MDの上位互換でリニアPCM録音を可能とした「Hi-MD」が登場し、1GB容量の青いディスクがDATの代わりにラックのスペースを埋めて行く。イヤホンはソニーに戻ってMDR-EX700。決して安価ではない装置だがややクセがあってMDのイコライザいじって使った。
 
一方、「パソコンでCDコピー」の流れはCD→CDRからCD→半導体メモリ、或いはHDDとなり、これを使ったポータブルに結実した。ご存じアップルiPodの登場である。パソコンサイドの視点による展開は完全に「オーディオ屋」であるソニーの虚を突き、「聞けりゃいい」の流れもあって市場を奪った。それは同時に、いちいちメディアを交換する要のあるMDへの引退勧告だった。
 
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消去法も何も選択肢は半導体オーディオしかないのであった。オーディオ専用の記録メディアなるものは無く、それしかないのである。青いMDは結局、カセットテープの数に並ぶに至らなかった。ウォークマン・ソリッドステートA857。録音対象の曲を選び、CDプレーヤにプログラミングを行い、カセットをキャリブレーション、家電機器による電圧変動が生じない深夜にGO……という作業は永遠の過去となり、パソに取り込んでコピペ、風呂にでも入ってりゃ出来上がり、気に入らなきゃ後から落とす。に変わった。CD50枚分の音楽情報が胸ポケットのシリコン1枚に収まり「増え行くメディアをどこに置くか」の苦悩は消えた。そして今、ZX1の出現によって、ソリッドステートもまず音質ありきのオーディオ王道に回帰した。これは「音楽データを持ち歩く」に対する「移動高音質の提供」からの逆襲と言えるかも知れぬ。
 
28年か。特売の型遅れを後生大事に使っていた男の子は、総額13まんえんを身にまとってうろつくおっさんへと変貌した。その中には引き継がれた往事の曲が残る一方、今生み出されたばかりの曲も続々追加されている。手のひらの30GBちょっとにオレの半生が凝縮されているわけだ。1曲1曲に記憶と思いが封じられている。不思議なもんだ。
 
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感慨を共にしてきた楽曲たち139グラムに収めてポッケに入れて。ZX1。向こうしばらくお前が感性の伴侶だ。そしてA857、お前からはディスコトラックと古いJ-POPを抜いた。その代わりPerfumeを突っ込んだ。お前には娘の初号機としての任を託す。娘のポータブルはお前から始まる。
 
ZX1への記事多数のアクセスありがとうございます。いつか手に届く、手にしているその機体があなたの耳に至福の時空をもたらしてくれますように。

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