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2013年12月24日 (火)

Walkman High-Resolution NW-ZX1【評価編】

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●冒頭の能書き

昨日に引き続き音質そのものを見て(聞いて?)行く。
「勿体ぶりやがって」
そうではない。実際の使用シーン(通勤や工場昼休み)の中で確かめたいから。イヤホンは別記MDR-EX1000である。オーディオ協会の定義に従うと「上限30kHz」のEX1000はハイレゾ対応機ではないのだが、逆に単なるシングルドライバーであり、妙に上を伸ばした作りではないので、不自然であれば応じた違和感は出るであろうとの考えによる。
以下イコライザーはノータッチのフラット。各種音質補正も全OFF。WiFiもOFFである。
 
●無音
 
「音出し前」の状態。ポータブルに限らずイヤホン挿すとサーとかジーとかノイズ出してる装置多いが、これは感じなかった。一部個人レビューで「ぽよよ~んと微かに聞こえる」みたいなの目にしたが、自分の場合、イヤホンとの相性もあるか特段の異音はなかった。ZX1は機能的には「電話のないスマートホン」そのものであるが、そうした「音以外の機能」による音質への悪影響はとりあえず無さそうである。なお自分は暗雑音皆無主義者ではない。透明感のあるホワイトノイズでレベルが低い分には否定しない(アンプ回路内素子の熱ドリフトで生じる物だから原理上仕方が無い。それを増幅しているわけで感度が高い証と好意に解釈)。
 
●うちやえゆか(スプラッシュスター)
「まずアニソン!?」
眉ひそめるなかれ。ライブで生歌知ってるのと、バックの楽器派手に盛ってあるので実質的なリファレンスにしている。あとプリソンは録音・ミキシングで変なアレンジしないので質自体は実は高い。
 
♪プ・リ・キュ・ア!
 
冒頭ここだけでスケールアップしていることが判る。静寂からの音像の立ち上がり、その勾配、その高低差、散りばめられた楽器個々の分離と定位、段違いである。変な表現だが、普通に室内でスピーカシステムを聞いてるような感覚。良く「耳にダイレクト」という表現使うが、逆で、空間全体にまず音が満ち、それが耳に届いて鼓膜震わす。その過程が目の前に広がっている感じ。うちやえさんの煌めく透明な声の質や、サ行の発音がどうとかは最早書くだけ野暮である。そういう段階は遠い地平線の彼方へ置いてけぼりにしている。派手に盛ってある楽曲と紹介しておいてアレだが、余韻や散って行く音の粒子感がとても綺麗だ。
 
●ユーロビート
「シンセでペタペタ貼り付けた音が出る」と書いてしまうがどうだ。ユーロビートはサンプリング音源の多重どんぶりだが、「そういう作り」であることが手に取るように判る。所定の位置に所定の音が貼ってある。各音が綺麗に分離される(ちなみにレーベル間の音質差も出る)。
音自体は深みがあって心地よい。同じコーヒー豆でもドリップ方法変えたらコクが出るようになりました。特にヴォーカルの表現力は一線を画した描写・解像・瞬発力を聞かせる。スッと動いてピタッと止まる。欧州人種の体格相応の序破急の効いた声をじっくり楽しめる。
 
●テクノ
(45秒くらいから)
ああ騒々しいw。
当たり前である。ドンシャリで常にフルビットこそテクノの命だからである。ただうるさくはない。低音はズッシリと強く、重く、重爆ビートの本領発揮。そして高音はミラーボールの光条の如くきらびやかに降り注ぐ。
 
●ハイレゾ
本機最大の売り。容量を食う(2.8MHzで5分間200MB位)ので、渡辺香津美さんのGRACIMだけ突っ込んである。
Tw4
(画像クリックでDLサイト。試聴可能)
ちなみに先日リー・リトナーとセッションしていた。
 
ハイレゾの特徴を個人的に書くなら、「あっけらかん」である。周波数が高い=高解像度=ギンギンという印象を持つと思うが、そのイメージで行くと肩すかしを食う。実はその「肩をすかされた」ものこそ取り払われた2万Hzの壁だったりする。
「空間に音楽が入り込む」のがCDフォーマットだとすれば、「音楽の溶け込んだ空間」がハイレゾの作る世界である。
 
で、こいつはその「あっけらかん」を持ち出すことに見事に成功した。ピアノがそうだが弦もの、しかも弾く・叩く奴は立ち上がりとハーモニクスを全て再現してナンボだが、そうしたトランジェントな部分を見事に捕らえ、音の写像を脳内に結ぶ。じっくり聞きたい音、がそこにある。
 
●屁理屈
 
ハイレゾのハイレゾたる所以はサンプリング周波数引き上げによる高域特性の伸びと、量子化ビット数アップによるダイナミックレンジ拡大にある。ここで前者は高速の電子回路によるスピーカ駆動を要求する。一方後者はデカイ音が入ってもフルビット範囲内に収める(レベルオーバーになりにくい)ことを可能とするほか、小音量でもある程度のビット数を割り振ることができ、アナログ変換時の精度が確保出来るという利点がある。ただ「いざというときの大音量」に備えたタイムチャートになるため、楽曲全体の平均音量は小さめとなり、聞く側はボリュームを高めにすることになる。このことは小さい音を綺麗に増幅出来るアンプリファイアを要求する。
Y_nwzx1_003
Y_nwzx1_002
で、これはソニー公式から拾ってきたが、本機はプラスマイナス電源で押し込み引き出しを行うバランス回路のアンプを積み込んだ。押し込みと引き出しそれぞれ専用に電子回路を用意し、スピーカーユニット(イヤホン)自体の反応を抑え込んだのである。こうなるとアンプがアンプ自身の意志通りにユニットを駆動してしまう。端的に言えば馬鹿力でねじ伏せたのである。スピードも振幅もユニットが破綻しない範囲であればアンプのなすがままになる。
従って電子回路で音に色を付けないならば、そのままの音がイヤホンから出てくる。スケールの大きさやトランジェントはこのアンプの賜物だろう。ただ回路を原音忠実に作るとアバタはアバタのままになるし、イヤホン何繋いでも「アンプの音」がすることになる。そこを肯定するか否定するかで本機の評価は分かれよう。自分は「555ESJ」を使っていた人間なので「ソニーのアンプの音」は否定しない。従って評価する側に立つ。
Tw2
(2014/2/1追記。上記「ぽよよよ~ん」だが、ソニー公式にはチャージポンプとあるので、こいつのプリチャージ動作時の電位ブレがイヤホンのコイルを動かしてるんじゃないのかね。しかしチャージポンプなんて言葉、工場の外で目にしたの初めてだわ。ん?
 
佐藤 浩朗 [ 音質設計 ]
さらに電池保護回路のFET(電流スイッチ)についても大電流用に変更しましたが、こちらも聴感上有効でした。
 
そりゃそうだろ、オン抵抗系素子なんだから電流増えるほど電圧降下起こすし熱ノイズも増える。逆言うと電池電流変動している、定電流になってない証左で、電源系・OSコン容量まだ欲しいとも言える)
 
●まとめ
 
リスニングルームをイヤホンで外へ持ち出す機械である。良くも悪くもスムーズでストレート。DAコンバータ内蔵アンプリファイアである。結果「部屋スケール」の音であり、ヘッドホン故のギチギチに詰め込んだ音場が好きな向きには逆にイマイチかも知れぬ。そこを超えて面白いと捉えるならば新たな地平が開けるだろう。CDフォーマットの再生に関しては余裕綽々という表現が使える。それは自信に満ち、深々と堂々たる空間の創成であり、ひたすらに美たる音の流れの中に我が身を置いていたくなる。それは褒め言葉かどうか知らんが「中毒性すら備えた危険レベルの代物」と言って良い。TCD-D7は録再機でDAT駆動メカを備えての値段であったが、比してこいつは半導体の塊で再生専用機である。割けるコストと時代の進化は応じた質をこの機械に与えた。ソニーに関しては辛口を自認しているが、こいつに関しては納期を除いて良くやったと快哉を与えたい。新次元を切り開いたので点数の評価はしない。こいつは今後の基準器である。
 
●今後の展開
 
質的評価はこれで終わるが、別記の通り「車載送り出し」という使命が追加されたので、車載が直り次第「応用編」としてその結果を別途報告する。
あとそう、水樹奈々好きすぎて困る紳士達よ、安心してこいつをポチって彼女の楽曲を入れると良い。黄金に光り輝く超絶の声の美空を約束する。但し戻ってこられなくなっても責任は持たないからそのつもりで。
 
(つづく・【応用編】
※2014/6/12:オーディオ協会の「ハイレゾオーディオ」定義に基づき訂補

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