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2014年6月 5日 (木)

ピアノという名の最後の難関【ハイレゾ音源再生】

いやカテゴリ「エレクトロニクス」も間違ってねーんだよ。

ハイレゾオーディオ導入で一番楽しみにしていたのが「ピアノ」であった。ちょろっと書いたが、とにかく「リアルなピアノの録音」という奴に出会ったことがない。

ただ、プロによる生のピアノ演奏そんなに聞いたわけではない。挙げろと言われても遊佐未森さん谷村有美さんがライブで演奏したのを聞いたくらい。最も、谷村有美さんは八王子市民会館で、スタインウェイではあった。

そんなわけで生の本物少ないのではあるが、に、してもオーディオで再生するピアノの音のショボさは酷い。これは何故か。

ピアノを「打楽器」の範疇に含める人もある。さもありなん。弦を持つのだが弦をハンマーでひっぱたいて音を出す。まずこのハンマリングのインパルスが衝撃波を発する。

次に弦が固有振動数で震える。これがいわゆるドレミファ音階である。で、これの高調波がいわゆる倍音3倍音などとして乗って行く。これが透明感を生む。そして弦による空気の振動は隣接する弦を振動させ、僅かに音となる。これが「うなり」となって乗る。このほか、反響板、反響板と弦のある空間で音が行き来することによる響き、そしてピアノ筐体自身の振動が重畳される。金属線の振動と、組み合わされた木製構造物の振動、その複合体がピアノの音である。そう、「ハンマーでひっぱたく」という原理の割には複雑で、だからこそ人の心引きつけて止まないのかも知れぬ。

さておき、何がいけないのか。

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これはパイオニアのCDプレーヤを買ったときのオマケDSDである。中島ノブユキ氏が当代一流のピアノを様々に演奏した音をDSDで収録してある。ピアノもエレクトロニクスも望みうる最強というところである。曲によってはハッとするほど綺麗だが、それでも何かこう、1枚ベールを被って聞こえる。

一方、先日ネット配信番組「DTMステーションplus」でTASCAMのレコーダを使ったピアノの録音実験をやった。お高い機械とお手軽機械で録音して差はあるか?というものだ。圧縮伝送のネット放送でも充分差は出たし、その「1枚ベール」もやはり感じた。

共通点は何か。

上のジャケ写を見て欲しい。反響板と弦の間にマイクを突っ込んである。配信を見た限り、これは撮影用の演出ではなく、標準的なピアノ録音のマイク配置のようである。ちなみに「弦に近づけすぎると、ハンマーが弦を殴るゴツッと言う音を拾ってしまう」(by多田彰文さん)。うん。

うん?

ふと思った。前にオーディオとはライブ会場の写像を作るピンホールと表現した。ならば、これ、ピアノ聞くとき反響板に首突っ込めということにならないか。

このマイク位置の場合、弦が直接空気を震わせて届いた音と、反響板で一旦反射して届いた音がタイムラグを持って混じる。音は1メートル進むのに3ミリ秒要する。差分1ミリ秒は1000Hz(テレビのテストパターンのピー音)の成分を持つ。更に、反響板から来た音には反響板自身の発した音も混じる。

我々がコンサート会場で聞くのはこれらが程よく混ざり合って心地よいスペクトルに収斂した状態である。

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これはウチのスピーカーの上半身である(下半身は見せませんw)金属網の見える黒っぽい部分が高音用「ツイーター」で、下の白い部分が中音用「ミッドレンジ」である。こいつで音楽を鳴らしているとき、ツイーターに耳を近づけるとシャカシャカと高音成分だけ聞こえる。しかし適当に離れて聞くと、ミッドレンジの音と混じり合い、ちゃんと音楽としての体を成す。「心地よいスペクトルに収斂」したのである。

そう、我々がコンサート会場で聞いているのは「適当に離れた」音なのだ。それは恐らく弦の音直接ではなく、反響板で広げられた音が主体となるはずである。弦の作った音が直接聞こえる=弦が見えている。コンサートホールで弦が見えますか?ピアノ演奏者自身もそう。弦の発した音は弦から同心円状に広がって行き、そのベクトルは、弦の延長線上にいる奏者とは直角をなし、直接は来ない。

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(ヤマハのアンプの取説より)

結論:ピアノのマイクセッティングは「誰も聞いてない音」を録っているのではないか

そもそも、「高音域」を収録するのに苦労した往年であれば、弦の放つ金属の響きとその高い周波数は、録音装置の弱点である高音の「甘さ」をうまくカバーするエンファシスの効果があったのかも知れない。しかし、周波数特性100kHzまでほぼフラットなデジタル録音の時代にそれは正しいのか。

実験したいが機材が無いしピアノも無い(妻の実家にアップライトがあったが処分した)。

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