【オカルト】名古屋に取り込まれる流れ?
好きな土地ではないのだが、周辺状況が名古屋定住を促しているようでならない。腰痛や花粉症といった病気の治療で相性の良いクリニックは見つかったし、大須に行けば電子部品も秋葉原に劣らず手に入る。鉄道模型、オーディオも十分だ。鉄道模型は早い段階で現住所に移したが、オーディオもこの夏に実家と入れ替えた。鉄道ICカードもクレジットカードとリンクしたサービスを始めたので入ってしまった。会社の人事面でも飼い殺しの策略を感じる。短歌のサークルに入ったら名古屋には「短歌会館」なるものがあるとは何事ぞ。
一方で実家からクルマで5分だった車載音響屋は離れたところに移ってしまったし、八王子ムラウチもジョーシンに変わって程なくHiFiオーディオ・鉄道模型ともやめてしまった。町内会のお祭りDJも用なし。実家周辺と地縁・継続性が次々切れ始めているのである。
出身は?と問われると江戸の外れと答えているが、別に東京にこだわるつもりはない。しかし名古屋に根を張っているかと問われると首肯しかねる。この土地自体に根無し草のような違和感を覚える。終の棲家までの仮寓、人生の途中通過点という気がしてならないのである。「ああここだ」というのがまだない。そのくせ外堀から埋められているようなこの感じは何なのか。
東北地方太平洋沖地震を体験し、その身をして地震への感受性が乏しい名古屋に来たことは大義の存在を感じる。遠からず南海トラフが発生するが、応じた知識を最大限発揮せよということであろう。それは構わぬ。ただこの身と心が名古屋に馴染まぬ。根底で拒否している何かがある。応援している歌手のライブにヒョイヒョイ行けない?それはない。新幹線のICカードはヒョイヒョイ行けと暗示している。どころか、名古屋に来てくれる方が増えた。大田舎とも呼ぶべき排他な空気?かも知れぬ。ただそれを破壊するには自分のような異分子が欠かせない。
裏返して東京から出ろという流れが実はあるのかも知れぬ。汐留のビル群で風の流れが封じられ、炎熱地獄と化して久しく、首都直下地震が起きればマヒは免れぬ。異邦のような者が知事になり「とろくさい病気が流行っとる」。ちなみに、そのまま千葉に住んでいたなら、娘は風紀の悪さで知られる中学に行くところだった。
「運命」には、天がそのように配剤してくれるものと、選択肢のみが提示され、後は自由意志に決定権が委ねられるものとが存在すると感じている。一連の流れは前者似分類できると思う。天よ汝は我に万難を排して名古屋に住まえと申すか。
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