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2014年10月31日 (金)

自称、日本を越えた技術の真実

不良再発防止打ち合わせ。

●壊れたので

「炉が壊れていたのが原因ですか?」
「炉の使用範囲の下限を切ったのではありませんが、温度不十分が生じました」
「何故ですか?その下限値はどこの値ですか?」
「炉のマニュアルに書いてあった推奨値と聞いています」
「そうじゃなくて。実際そこに製品が入るのですから、本当に範囲に入っているべきは製品自体の温度ではないのですか?温度センサはどこに付いていますか?」
「炉の中の温度計の値です」
「では炉の温度が推奨値中心より低いわけですから、製品が実際にその値に上昇するには、推奨値中心にある時より時間が掛かりますよね」
「すぐ上げさせて対策しました」
「待って下さい。普段は推奨値の中心に設定していて、炉の温度計も中心になっていたんですよね。それが設定は変えてないのに下がってきた」
「だから壊れた、ということです」
「それは対策ですか?ケガをして痛み止めを飲んだら痛みがなくなった。それはケガが治ったわけではありませんよね。まだ調整で何とかなる今のうちに直すべきではないですか?」
「そうします」
「毎日温度記録があって、『何で設定は変えてないのに実測温度が変わってきたのか』という疑問を持たない理由が判りません」

●どんぶり勘定

「ひしゃくで3~5杯を投入する。これで仕上がりは一定になるのですか?」
「出来映えを見て不足している場合は継ぎ足します」
「その継ぎ足し量もひしゃくで3~5杯、とありますが、これってヘタすると3杯から10杯までで調整してくれってことになりますよね。そんなに変わるモノなのですか?」
「濃度が変わりますので」
「濃度はどうやってコントロールしていますか?」
「溶剤で希釈しています」
「その部分の管理はどうやっていますか?」
「攪拌機の羽根を手指で触ってトロッとしているかどうかで判断しています」
「濃度が変わる原因は溶剤の混ぜ方以外に何がありますか?」
「前作ったのが濃いまま残っているとそこに継ぎ足すので濃いめになります」
「この塗布剤を収納缶から出して使い切るまでの期限は?」
「24時間です」
「継ぎ足し使用してはいけないのではないのですか?」
「使えたので……」
「ウチの製品ではやめて下さい」

●使えるから

「刃を5回研磨再利用するんですか?」
「研げば使えますから。でも研いですぐなのに折れてしまいました」
「研磨周期は1000ショット(仮)とありますが、新品から1回目の研磨、1回目の研磨から2回目の研磨、5回目の研磨から廃棄、全部一緒ですか?」
「全部一緒です」
「刃は研ぐとどうなりますか?」
「薄くなります」
「薄くなるとより欠けやすく、摩耗しやすくなるんじゃないですか?」
「そうですね」
「刃の摩耗検査はどのくらいの頻度で実施していますか?」
「朝イチ、午後イチ、休み明けです」
「刃の使い方は流れてくる製品によって変わるのではないのですか?刃の使用時間を積算する機能は無いのですか?」
「ありません」
「だったら、刃が薄くなればなるほど、間隔を細かくして、注意深くチェックしないといけないのではないですか?」
「研磨回数を3回に変えます」

さてこれ大体判ったと思うが、スマホの台数だけで日本を上回る技術を獲得したと自称しているあの半島の南半分にある加工外注である。いかに外面・見てくればかりを気にして技術本質を疎かにしているか判るだろう。え?何でそんなとこに外注出した?10年前なんだよ。当時中国にこれを作る技術は無かった。今出すなら中国に出す。逆に言うと10年同じもの作り続けてこの体たらくなのである。

ちなみにスマホでこういう経年・維持管理系不良が目立たないのはスマホ自身の製品サイクルが短いからである。設備のボロが出る前に新機種用の設備にごっそり入れ替わる。パチンコ屋がいつも新装開店なのと同じである。

彼らは「世界一」を自称し、その理由を問うと「日本の機械と材料で」「歩留まりが日本より高い」からだと嘯く。が、実態は見ての通り、歩留まりの高さ背景は「日本なら不良で落とす」ものが良品として流出しているだけの可能性がかなり高い。

ろくに維持管理もせず、不良を出さないと壊れたことに気付かず、勝手な判断で使えると思い込む。メカニズムと順番を踏まえた管理項目と管理値、管理値から異常を見いだす方法と異常時のアクション、それらは全く揃っていない。

え?ノウハウ教えてやってどうするって?こんなもんノウハウの内にも入らねぇ。部屋の掃除の仕方だ。不良品わんさか出されちゃ困るから「やめてくれ」と「やってくれ」を伝えた。そんだけの話。

なお、中国でも同じ問題は当然起こりうるが、そこは今のところ、次々に「より安く作る」というのが名乗りを上げて、応じて乗り換えて行ってるので、ボロが出るまで付き合ったことはない。ちなみにボロが出るまで付き合う羽目になったらボロを理由にまた次に乗り換えるだけの話。「不良が多い?知るか。必要数納期に入らないなら切る」こんだけである。連中機械自体は日本なりドイツなりから買ってる。材料と組み立て法さえ渡せばそこそこのモノをそこそこに安く作ってくる。

でもそんだけ。ハイ次行こ次。

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