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2015年2月15日 (日)

オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ2015

会場10時開場前に着いたら、黒いの黒山の行列で「おおう!?」…って、思いきやさにあらず彼らの手にはサイリウム。ふう。

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オーディオフェスタインナゴヤ2015。

2014年の記事・2016年の記事

22社出展したが

●試聴会ガチ参加

・アキュフェーズ
・エソテリック
・スペック
・ソニー

●のぞき見レベル

・ヤマハ
・ラックスマン
・オンキヨー

ガチ参加を紹介。自分の訪れた時間順に書く。

1.エソテリック

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タンノイ「キングダム」を「グランディオーソ」フルセットでドライブ。総額優に1800万超え。
モーツァルトバイオリン協奏曲3番、女性Vo.「ロバータ・ガンバリーニ」(ROBERTA GAMBARINI)など流す。そりゃ当たり前だろてなもの。こう高額なシステムは「裕度」を買うんだろうね。最後に低音の再生力が、とのことで鬼太鼓座「三国幻想曲」…部屋が負けてますがな。部屋の空気丸ごと駆動状態。ただ、クラシック向き。これでユーロビート流すと多分ギンギンになる。

2.ソニー

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システムはHDD再生機Z1ESとアンプA1ESでスピーカAR2を駆動。

CD音源のリサンプリング、ハイレゾ音源のDSD駆動など聞き比べ。まずジェニファー・ウォーンズ「フェイマス・ブルー・レインコート」(Jennifer Warnes「Famous Blue Raincoat」)44/16WAVは硬い。だが素のママ原理通りという気がする。ソニーの音は理詰めとは定説だが、逆に言えばモニター系そのもの。ご自慢DSEEでビット拡張すると柔らかくなるがバックグラウンドがざわつく。離散化したという表現が似合う。

マーラー7番は96/24のWAVとDSDを比較。DSDの方が滑らかと言う書き方出来るがこれ元の録音悪いんじゃね?何か頭打ち感がある。あと、A1ESにAR2は荷が重い。

ちなみにどうでもいいがアンケートやたら細かく書かされたので細かく書く。聴衆95%「おっさん」年代だが、ネットワークHDDドライブでオーディオやってるのオレ含め2人。これは「難しい」というのが多分にある。

3.アキュフェーズ

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電源レギュレータ経由アンプE470。DAコンバータDC-37。円盤送り出しはDP-550。スピーカーはスタジオ・フランコ・セルブリン「アッコルド」(STUDIO FRANCO SERBLIN「Accordo」)。ナニ?ソナファベっぽい?エンジニアのスピンアウト工房だそうな。ちなみに当のフランコ氏は昨年死去。

バッハのグランパルティータとか聞いて行く。なんつーかアキュフェーズの音だわ。「ギン」で「シャキーン」オレは好きだが「嫌い」という人が居るのも分かる気はする。ちなみにこのシステムはスピーカのせいもあろうがやや演出過剰気味。「美」だが「素」じゃない。思うに「素」はソニーのレベルで達成されていて、そこから先は「芸術的味付け」の傾向違いという感じ。ソニーとアキュとエソテリでナニが違うかって「上品さ」の次元。

以下、イザベル・ファウスト(公式サイト見つからず)とか弦もの主体。これでもかの倍音。嫌いじゃ無いがやっぱユーロビート流すようなシステムじゃねぇな。その代わりベートーベンのピアノ協奏曲とか「微弱音の美を漏れなく拾って耳に押し込んでくれる」快楽は比類なし。

4.スペック

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「ガイアの夜明け」と書けば「あー」という方あるかも知れぬ。オーディオエンジニアがスピンアウトで立ち上げた会社。評論家の角田氏を交えての説明。システムは発売予定のネットワーク再生機とアンプRAS-F1。スピーカはフィンランド・アンフィオン社アルゴン7(Amphion 「Argon7L」)。

さてここのアンプはD級でござる。400kHzのPWM方式。うん、だったらPCMから演算でPWMに変換して放り込め思う。「ノイズの徹底排除に努めました」電源に繋がったりコモンに繋がったり電位ぶんぶん振り回すのがPWMの欠点と長所。

まずダイアナ・クラール 「イフ・アイ・テイク・ユー・ホーム・トゥナイト」(Diana Krall「If I Take You Home Tonight」)

「48/24ですが、ビット深度が大事だと言うことが分かりますね」
…ごめん、48以下は「寸詰まり感」あるよやっぱ。

ホリー・コール。ノイズがトリートメントされてる感じ。PWMを活かしてエッジを立てました感。モニターライクだが「面白みが無い」と思う人もあるかもね。

で、
「ロックです」
…!?

何と映画「トップガン」のOPトラック「Danger Zone」そ~ら喧しいわ。ただ、痛くはならないし、喧しく再生されなくてはならない。ドンシャリのエレキに付いて来られるパルス電源アンプ(なんか360度回っておかしいことを言っている気がする)上手し。

あとはアナログ円盤。オーディオオタ一般に

アナログ>ハイレゾ>CD

とヒエラルキ置いている場合多いが、やっぱアナログは丸いよ。オレがドンシャリ好きだと言われればそれまでだが…

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「こちらターンテーブルにはアルミのシートを使っています。音の立ち上がりがいいでしょう」

あのねレコードカートリッジって典型的なバネ質量系であって、下のシートが金属ならそらダンピング成分無いからエッジは立つわ(この砲金ターンテーブル上に更にアルミのシートを敷く)。

■総括

各社ハイレゾ対応整えた状態。但し二言目には「DAコンバータチップにはESSの…」で、結果基本線みな同じ。ΔΣコンバータだからなお似てくる。「解像・解読」は一通りで、演色をどうするか、その色づけに何万出すか?って話になってる…でいいのか?

「ビットストリーム」まではDSPで演算できるし、ΔΣはパタパタ動くだけだから、実際はデバイスに頼らずオリジナリティ持たせること出来るんちゃうか?という気がする。逆に言うとフォーマットが密度上げてきたので、「密度高い風に聞かせる」演出の有無強弱がさらけ出されて来ている感じ。

今後も引き続きクロックもビットレートどんどん上げる方向に向かうと思うが、そうなると「パルス自体の成型精度」が効いてくる。トランジェントすなわちアナログなので、有り物の素子組み合わせて「いい音ぶってる」会社は淘汰されることになるのではないか。

「みんな同じIC」状態は、特に海外メーカで目立った「違和感のある個性」を排除し、全体の底上げに寄与する一方、工夫の余地を無くした側面も見えてきた。別のアプローチあって良いと思うし、同好の士も値段に惑わされず、「良い」「好き」を自信を持って語れるようになるべきだろう。ちなみに個人的には電源整形は首をかしげる。そこでAC作り直すなら安定平滑な直流をその機械で作れやだし、多少整流高調波含んだところで、そんなにトランスで切ったDC段以降に影響有るか?とも思う。理論をキチンと踏まえた上で、本質向上に関わる部分にコストを投じるのがあるべき姿だろう。

理に叶っているなら、耳を信じて。メーカ各位もね。

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