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2015年3月 9日 (月)

猫叉マスターon24bit【ハイレゾ音源再生】

●ビッグ・プロローグ

Screenshot_20150308013000

光り輝く「HR」

「あれ配信開始したの一週間前ちゃう?速攻レビュー落ちる思ってたのに」

うん、そうなんだが、配信元とやりとりしてた。

未だに「ハイレゾの意味合いはビット深度にある」とか言い切っちゃう評論家いるから困る。さておき、ももファンは少なからず女性ファンいるのでちょっと「ハイレゾ音源って何ぞや」という議論をする。いーややる。知って置いて欲しい切実な理由があるからである。

個人的に聴感上の特徴は以下3点である。

①楽曲が環境音と良くなじむ→音楽が「割り込む」のではなく「調和する」
②微弱音が美しい
③高音域の硬質さがほぐれる→いわゆる「デジタル臭さ」がなくなる。

ここで①はいわゆる超音波を身体で感じるという部分になるが、②③は理論的解説が付けられる。まず②はビット深度で説明できる。16ビット=音の大小65536ステップで表現。24ビット=16777216ステップで表現。24ビットの方が消え入る瞬間の音の微粒子まで描けることになる。

③はまず現行音楽信号デジタル化の論拠を知ってもらう必要がある。「シャノンの定理」と「ナイキスト周波数」である。いーやものっそかみ砕いて書くから付いて来い(壁ドン

・シャノンの定理
周波数fの信号をデジタル化するには周波数2×fで信号を計測する必要がある

・ナイキスト周波数
上記デジタル化出来る上限の周波数fのこと

CDの場合人間の耳に聞こえる周波数が2万ヘルツ(f=20000)なので、その2倍、実際にはちょっと余裕を持って44100ヘルツでデジタル化している。

一見問題なさそうである。が、ナイキスト周波数近辺では次のような事態が生じている。

Tw7

上が元の音楽信号で、エクセルのマス目のタイミングでデジタル信号に変換していると思って欲しい。左側

B=0
C=3
D=0
E=-3
F=0

これをそのまんま再度音楽信号に直すと下のカクカク図形になる。カクカクはフィルタ回路を通すことで滑らかに出来る。ちょっと位置がずれているが、まぁ、ほぼ同じ波形に出来そうだ。

一方右側は、左側と全く同じ信号で、ただ、回路に入るタイミングが半マスずれたものである。同じくデジタル変換してアナログに戻すと右下のごとし。あれ、波形の体すらなしていない。

こうした「ずれ」や「波形の潰れ」…これがいわゆる「デジタル臭い」音の正体である。高音になるほどデジタル化してくれるタイミングが少なくなり、正確さを失って行くのである。するとタイミングを増やす=CDの2倍(88200)や4倍(176400)、DVD音声(48000)の2倍(96000)4倍(192000)で録ってあるのは、こうした「超音波じゃない波形の正確性」を保証する行為に他ならないことに気付くだろう。超音波は元の信号に入っていて、ナイキスト周波数範囲以下であれば応じて入る。しかし、超音波そのものを聞いているわけではない。録音されているのは副産物。なのに「ビット深度だけが大事だ」と言われると首をかしげる。

以上膨大な能書き。

実はこの音源配信日にいそいそDLしてシステムに通した。結果書くと②は感じたが①③は欠いた。あれ?96kHz/24bitなら経験上充分ハイレゾ三感覚伴うはずだが。

Tw2

氏は、自分が落としたe-onkyoの他、mora、OTOTOYなど各ハイレゾ配信サイトで販売しているが、3月8日時点でe-onkyoとOTOTOYにはこの断り書きが付いている。曰く

「44kと48k混在しているので96kで統一した」そうである。うーんと、ごめん、それ理論的に全く無意味。

Tw6

22kでスパーンと切れている。そりゃ44か48でデジタル化してりゃカットオフはこの辺になる。なお、その右側超音波エリアにあるモゾモゾしたのは「量子化ノイズ」さんである。そう、44や48を96に「変換」しても増えるのはこいつである。データ量自体は増えるが音楽信号は何にも変わらない。

それに44と48混在してても変換器はその都度ひょいひょい切り替えるので何の問題も無い。というかついて行けないDAコンバータを知らない。ちなみにマイケルジャクソン「BAD」ハイレゾ盤は96/24とライブ収録の44/16をセット売りにしているが、境目で何も起こらないし、オレのウォークマンなんかゴッチャに入れてシャッフル再生している。

以上、この辺に触れずこれをDLして「96なら48まで超音波ゆんゆん入ってるな」と思ってスペアナ通したら22で切れてて衝撃、となると困るので説明がてら能書き。単なる事実。だけど重要なこと。

●レビュー

さて24bitで録られた林ももこは応じてクリアである。ハスキーとかウィスパーとか言われる声色は周波数分布が広いのだ。なのでハイレゾこそ真価を発揮する、と思っていた。息づかいや発音の明瞭さは24bitでOKだ。しかしハスキーをオールクリアで出してるかと言ったら、生声知る身には手放しで頷けない。もっと出せるし、録れるはず。これは44や48でGOを出した方を叱っておく。提灯持ちじゃ無いから叱るもんは叱るよ。ハイレゾ耳カラダは正直だぜ。このアルバムにはフィーチャリングボーカルが他にもおられようが、同様な抑制感あろうと思われる。

●聞く側の工夫

・DSDでリマスタリング出来る方はシステムで可能な最高周波数のDSDに変換して再生すると良い。あるがままの波形を追いかけて出してくれる。量子化さんは離散化されて出てこない。ウチはブルーレイ~HDMI経由にするので2.8MHzにした。

・ウォークマン等に放り込む方でAudioGateあたりのリマスタリングソフトお持ちの方は、量子化さんの部分切ってもいいだろう。いや-96dBでもノイズ聞こえるぜ。オレは48/24に切ってしまった(flacで65MB位になる。著作権法に触れるので自分が聞く範囲にとどめること)。

●制作側の皆さんへ

現下ハイレゾ再生出来る環境を持つ者は、応じた理論的理解を踏まえて機材揃えているのが普通ですし(知らないと揃えられない)、応じた性能の機材使っているのが普通です。どんな心配をしてfs統一などの処理をされるか分かりませんが、アプコンしてもナイキストまで入ってないと逆に文句言われるのがオチです。44/24や48/24でも「不平」は出ましょうがそれが正確であるなら「文句」は言いません。理論的に無意味なことだけはやめて下さい。データが増えてメモリやディスク容量圧迫するだけですから。

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