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« 電気機関車EH800(の模型と、その運用) | トップページ | 【ハイレゾ音源再生】 デノンDCD-SX11(その2・音質) @DenonJP »

2015年10月24日 (土)

【ハイレゾ音源再生】 デノンDCD-SX11(その1・選定と事前検討)

■概要

K0000807987

公式

★いいから音質書けという手合いは→こっち

首記スーパーオーディオCDプレーヤを導入した。機種決定に至る経緯と音質について記す。長いので2回に分ける。「音質だけ書け」……ハイハイ判るが、この記事では前編として、選定に至る経緯と技術的妥当性の検証を中心に述べる。「選び方」の一助になれば幸い。なお、狙っている層を考慮し、この機種特有の技術的内容以外は一切解説や補助説明の類いを付けない。

●イントロダクション

コンポーネントでオーディオシステムを組む場合、どこにカネを掛けるかは人それぞれであろうが、自分の場合、源流第一主義である。ノイズだらけを精密に増幅しても仕方がないし、欠落した情報は下流で補填されないからだ。その一方、アンプやスピーカーが今ひとつであっても、ヘッドホンなどのグレードを上げることによって、上流の良さ自体は楽しむことが出来る。実際出口傍流としてスタックスのセットを備え、解像感カリカリキラキラは楽しんでいる。
などという口実の元、アキュフェーズの「最もリーズナブルな」CDプレーヤ、DP-65を導入して20年が経過した。リーズナブルと書いたが、社会通念上は一生モノと決め込んで然るべき価格で、実際そのつもりだったし、CDを再生する限り、その音質は2015年現在も充分一級品として通用する。しかし、現下マニアックなオーディオはハイレゾにシフト。対して同機はCD専用機であり、外部からのデジタル入力も持っておらず、結果、ハイレゾはAVアンプにぶち込むかポータブルアンプで再生するという、源流第一主義が聞いて呆れる竜頭蛇尾に陥っていた。そこで一念発起し、同価格帯で円盤・パソコンファイル再生能力フル装備の本機導入を決意した。アキュフェーズからの乗り換えは「下野」なのか、逆にデノンの「準旗艦」を手にしたと喜ぶべきなのか。まぁ拘ってストレスためるよりは良かろう。

●選定の背景

デノンのキカイは過去に一度だけ持ったことがある。LA-3500GというCD/LDマルチプレーヤで、しかし微弱音が非常に美しかったことを覚えている。それがフォーマット自体微弱音に強いハイレゾ再生能力を備えた。それだけで鳥肌が立つではないか。しかもデノン製ではこれまで未対応だったデータ入り円盤(特にDSDディスク)の再生も可能となり、結果、現下の商用音源の全フォーマット・供給形式に対応した。当然、現在自分が持っている音源あまねく入力可能で、入口を本機に統一でき、竜頭蛇尾も解消できる。これ以上の導入動機はあるまい。

●技術検討

①アルファプロセッシングの是非
一方、DA変換方式には一抹の不安もあった。すなわち同社が誇る「アルファプロセッシング」である。オーバーサンプリングしてデータ補完だが、補完法が単なる平均や内伸ではなく、音楽信号の統計的傾向に基づいて推測するという。ある意味「創作」である。ただ、特許文言見る限りLSB付近の変化の話であるから、多少「真の原音」とズレても悪さはせんだろうという結論に至った(※)。最も、現有のAVアンプやコンバータはそのまま存置であるから、もし、アルゴリズムが不適切と感じる音源があったなら、そいつはそれらで聞けば良いのだ。

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(※補完に使われる曲線の勾配は元データのサンプル値間の差分で変化させることになる。差分が大きくステップ状であれば、インパルス成分が多いのであるから、逆に補完をしてはいけない。この辺の動きが「実態はアクティブなデジタルフィルタ」と同社が説明するゆえんであろう)

②恒温槽付きクロック
水晶発振器が温度コントロールされている。水晶は要するに「石」であるから、温度で機械的特性が変化する。そこで、温度を一定にし、そうした変化を押さえ込もうというもの。当然、電源入れて「安定」までどのくらい見ればいいの?という話が出て来る。

どこのメーカの何を使用、とか書いてないが、日本電波が「ハイレゾ用デュアルクロック」をプレス発表しており、多分これか類例と思われる。同社の他の恒温槽付き発振器のスペックには以下のようにある。

Tw5
・動作温度範囲:-40~+85℃
・安定化時間:3分以内
(以下略)
安定化時間はメーカーが「実用上問題あるまい」と決めた時間で、通信機器ベースの経験値、であろうが、オーディオ用でも45.1584MHz,49.152MHzとかなので(それぞれ1024で除せ)、ナノオーダーに収まっていればジッタが云々と騒ぐ必要はあるまい。そもアンプのヒートラン(DSP-Z11の場合電源投入して音質落ち着くまで30分)より充分短く、アンプと同時の起動で充分である。

③フィルムコンデンサというデバイス

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本機に限らず「フィルムコンデンサ」をキーデバイスに謳うオーディオ機器が昨今多いことに気付かれた方あると思う。これはフィルムコンデンサの大容量化により、以下のメリットが享受できるようになったためである。

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・内部損失が小さく、電流の出し入れが早い(当然、高周波を扱うハイレゾ向き)
・「直流電圧重畳時の容量低下」が発生しない(カタログ通りの容量値をフルに使える)
・自己回復機構により異常電流に強い
これにより、IC類のバイパス、デカップリングにフィルムの採用が多くなった。ここでユーザー留意として「自己回復」(メーカにより「クリアリング」)を説明しておく。昨今のフィルムコンデンサは積層型と言って、ミニマムなコンデンサ(個々をエレメントと呼ぶ)を多数並列集積して所要の静電容量を得ている。ここにもし、不良のエレメントが含まれていると、所要の耐圧を持っていないため電流が集中する。この時、エレメント間は印刷的に生成された細い電路で接続されているため、集中電流でジュール発熱し、この電路は焼き切れる。

T001_12

すなわち、不良エレメントは多数並列から切り離される。従って、潜在した不良は使い込みによって淘汰されて行き、所要の性能を満たしたエレメントだけが残ることになる。このことは「バーンイン」(焼き入れ)が実際の現象として存在することを示す。フィルムコンデンサを積んだコンポはガンガン使い込め。

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以上より、接続後アンプ共々2時間ほどヒートランを行い、試聴用音源を入れてボリュームを上げた。次記事にて、まずは初期状態として音質を書いて行く。なお書いたようにバーンイン、また電解コンデンサも活性領域の拡大という側面があるので、追って変化を感じれば後報を加えたい。

(つづく)

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