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2018年11月 3日 (土)

かぼちゃの炎に託された思い

元々は、ケルトの祝祭。万霊節とも。

そう、コスプレイベントと成り果てたハロウィンの大元の話です。

ケルトの年始はこのサウィン。「太陽が一番沈んだとき」(冬至)を含む期間の初日を指します。

サウィンは冬という「夜が長く暗い」時期の始まりであり、緯度の高い北欧ではそれは一層強く感ぜられます。加えて緑は失われ生命は躍動感を失い厳しい寒さが来る…それは「死」と直結したことでしょう。ただ、それは「終わり」ではなく、新たな始まりと置くのがケルトの特徴だったようで、10月末日で終わり、収穫物を捧げて11月1日を迎えるというのが定着していったようです。この時、かがり火を焚いて、捧げた収穫物…屠った家畜の骨を投じるというのがあったようですが、これは「死に打ち勝って温かい光の季節を再び迎える」という決意的な意図もあったようです。

さて、ケルトの祝祭ではその年に亡くなった方のための席も用意されました。この辺はお盆の習わしのある日本では説明が容易な話です。ケルトには死者の国(マグ・メルやティル・ナ・ノグ)があり、生きたままこれらと現世を行き来でき、妖精はどちらの国にもいます。すなわち現世と死者の国に不可逆な境目は無く「戻ってくる」という発想があって当然と考えられます。ちなみに、冬期の荒れた気象や人畜を襲う狼、病魔などは、行き場を失い悪霊化した魂の仕業というとらえ方もあったようで、なれば亡くなった霊を「いつ帰ってきてもいいよ」ともてなしたのは納得が出来ます。

・「イタズラするオバケ達」は悪霊とされた災厄や、死者と共にある妖精や魔女の再現
・「カボチャに収まった炎」は、収穫物で開く祝宴で先祖を迎える炎であり、狼や災厄を追い払う炎である

遠いケルトの世界を生きた人々の「生きる」ことへの強い思い、裏返して「死」への恐怖と対決、「死に臨んだ父祖」への崇敬がここにギュッと、つまっています。

・参考文献
「妖精の国の扉」井村君江pp95-100←絶版。自己蔵書。
「季節と祭り一自然及び社会環境の視点からの考察」後藤信(社会情報学研究,Vol ,6,185−205,2000)←ネット閲覧可

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