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2019年4月 2日 (火)

ソニーIER-M9

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●冒頭の能書き

ウォークマン用のイヤホンはMDR-EX1000をずっと使ってきた(購入時インプレ)。途中冬期はヘッドホン(MDR-1A)を使ったり、XBA-300に浮気したこともあったが、カスタム屋の4.4mmバランスケーブルを購入するなどしてZX300になっても使い続けてきた。

3年くらいでスタックス比「あれ?瞬発力が足らないぞ?」と感じるようになり、発音ユニットを交換(サービスパーツとして購入)、現在2世代目である。ケーブルは前述の通りバランス対応であるから、EX1000全体としては2台ある形。

その5年間でカスタムイヤホンとか「高級路線」がワラワラ出て来て、「イヤホンの中でもずば抜けて高額」の部類だったEX1000は逆に(一般常識はさておき)価格帯としては下になった。もちろんその間SE846ほか、ダイナミック、マルチドライブBA、ハイブリッド型といろいろ聞いたが、EX1000の持つ素直さ、インパルスに対する瞬発力を上回ると感じたものは無く(要は音質はいいが何か不自然)、また高級機はデカすぎて歩いているうちに耳から落ちるなど、満足感の得られたものはなく、乗り換えはしなかった。

だがしかし。2019年春、耳当て兼務のヘッドホンからイヤホンに戻って再びの「あれ?瞬発力足らないぞ」に対し、EX1000の生産は終了しているのであった。

XBA-300はある。だが、このイヤホンは密閉感が強い上に、EX1000より高音質では決してない。

EX1000の「正統後継」として用意されたのはIER-M7,M9である。M9はお値段ざっくり2倍。ただ、救いは純粋なBAでハイブリッドじゃないこと。ちなみにハイブリッドが好きになれないのは低域強調気味の機種が多いうえ、その低域とその他のつながりが悪いから。発音原理も音速も違う。無理があって当然。

果たしてソニーショップで7と9ととっかえひっかえ店内歩き回り、ピョンピョン跳ねてまでして試した結果、24割無金利という貧乏くさいキャンペーンも手伝い、IER-M9を即座に装着して帰宅することになった。

「Z1Rはよろしいですか?」
「スタックス持ってますから」
「そうですか」

以下、ウォークマンZX300にバランス接続でインプレ。

●装着・密着性・遮音性
U字になってる部分を耳たぶ下の切り欠き(?)部に来るようにはめ込む。耳たぶ引っ張って押し込む。イヤピースはEX1000付属のMSサイズを付け替え。
はまると適度に遮音され圧迫感感じないほどに密閉される。線路のそばを歩くと、自分の足音がドスンドスンと聞こえるほか、心臓の鼓動が聞こえる。電車の走るガタンゴトンは感ずるが、クルマの走る音は気にならない。電車の中ではアナウンスの声がわずかに聞こえる程度。なお、EX1000ではイヤピースと耳穴の摩擦だけで固定されていたが、コイツは耳朶の中にはまるせいか「歩いていて外れる」ことはまずない。歩いて聞こえてこそウォークマン。なお、音漏れは深夜でも無い限り安心して良い。遮音性は今度飛行機に乗るのでその時最終的に確認する。

【補遺】

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その飛行機はこんな位置に乗ったが「737-800」ってそんなにうるさくねーのな。IER-M9の遮音性で十分音楽楽しめる。FDAのエンブラエルとかプロペラ機だとシンドイかも知れんけど。補遺おわり。

●高音低音
XBA-300がそうだが、BA機の高音は高速繊細に作る手段が多様なせいかキンキンシャキーンの方向である。だがコイツは素直。「スッと」伸びている。192kのクラシックなど聴くと、弦の倍音がどこまでも続いているかのようであり、伸びやかで美しい。ドライバ間のつながりは充分に練り込まれているようで違和感は無い。低音はドスドス来ることはないが実直素直だ。モニター機だし、個人の趣向として「イヤホンは耳そば故の解像感重視で良い。低音聞きたきゃ家でサブウーハを抱く」という主義なので「おら、低音すげえだろ」という作りじゃないこいつは好感が持てる。軽いドンシャリに慣れてるせいか淡泊・細身に感じる部分もあるが、素直さは何物にも代えがたい。とりわけストリングスのシュッとこすれてキーンと響いて伸びて行く様は絶品だ。

●ボーカル
ハイレゾのボーカルはKalafina(wakana)とノラジョーンズくらいしかないので不十分かも知れないが、kalafinaは3人のハーモニーがベルが鳴るようで聞いていて心地よい。ただ、混じってハーモニーと言うより3人を克明に描き分ける。一方ノラジョーンズは色気というか耳そばでハスキーに囁かれる感じが一歩後退し、真面目な聞こえになる。最も、変な強調感は無いので、とんがってはいないが万能と言える。

●ダイナミックレンジ・S/N
スッと動いて止まれるデバイスを集めて出来ているので、瞬発力があり、小型の割りにストロークは取れるようでフルボリューム突っ込んでも破綻は無い。微弱音からフルオケの映画音楽までそつなく鳴らす。ここでも演色性より真面目さを感じる。

●まとめ
小澤征爾氏は高級オーディオに否定的である。曰く「僕ら(指揮者)はオケの楽器の音を混ぜて聞かせようとしているのに機械はそれを分離してしまう」つまり解析的に効かせたがると。本機はまさにそれで、「モニター」として実直であり、EX1000の後継としてチト値段は高いがその資格はあろう。弦は絶品で耽溺出来る音に分解して寄越すが、ボーカルは「やや乗りが悪い」とでも書くか。くそ真面目な「ジュリアナ東京」を「正確だ」として頷くか「熱量が足らない」と感じるかでこの機械がアナタに向くかどうか決まる。EX1000は「一次遅れ系」ゆえの追従不足で小澤氏の言う「混ざり」が発生し、それがある程度の丸み。柔らかさを与え、特にボーカルにマッチしていたように思う。比してこいつは「解像機」で忠実さは高いが、冷静で中庸だ。全部分解して聞かせるが個性を感じない。

個人的にはあるがまま聞かせてくれるので高く評価している。久々に「耽溺感」を味わった。ただ、特定ジャンルのみ聞く場合評価が分かれると感じる。一聴すると「すげー」と思うだろうが、それが大好きな楽曲の鳴らし方としてアナタに向いてるかどうかはまた別の話。更に魅力的に聞こえるならオススメするし、何か違うならやめればいい。

値段も高いし何回か通って良く聞いて。

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