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2015年3月31日 (火)

突如、ウォークマンM(M505) #walkman

●冒頭の長い能書き

「カテゴリ『心と体』も振ってあるんですけど」

うん、まずそれを説明する。

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自分がZX1使いになって娘に下ろし、その娘に画面カチ割られて「ヒコーキ搭乗時のノイズキャンセル専門」に成り下がっていたA857に思わぬ職が舞い込んだ。妻が使いたいと言い出したのだ。とはいえ突如イヤホナーに目覚めたとか夫のハイレゾに洗脳されたわけではない(但し後述するが影響皆無では無いと考えている)。

妻は少女の頃から肩凝り持ちで、起因する耳鳴りに長年悩まされていた。耳鳴りというのはストレスで身体が硬くなっても生じるが、耳鳴り自体がストレスなので悪循環になっていた。「悩みが原因のハゲ、その悩みがハゲ」状態である。さりとて肩凝りの真の原因は骨格だったりするので、根本解決は存在しない。それはそれでマッサージ。一方、耳鳴りは「気にならない」ようにする方法を選んだ。TRT(Tinnitus Retraining Therapy:耳鳴り再訓練療法)である。何者か?オーディオ的にはホワイトノイズ(サー音)を補聴器タイプのキカイからずっと聞かせる、というものだ。耳鳴りは疲労時やライブ後など誰でも生じるものはキーン帯域(8kHz)が多いと思うが、酷いと周波数が下がってきて日常生活に差し障る。ちなみに蚊の翅の音プーンが4kHzである。そこで耳鳴り生じたら気が狂うこと想像付くであろう。人によっては深刻なのだ。さておき、TRTはTherapyの字面の通りなじませ、すなわち「耳鳴りを日常ノイズと思い込ませる」ものであるから、んなら帯域カバーする音楽普通に聞いてりゃ音楽のリラックス効果もあってもっとイイじゃん、とオーディオヲタク的には結論するのである。妻も耳鼻科イヤホンで音楽聞くのはイイですよ、と言われ、手隙のA857にお呼びがかかった、次第である。

ところがこの857、ここ1週間前からボタンが反応しないなど壊れる兆候が出始めた。破損モードで怖いのは「いきなり大ボリューム」である。そこで後がま、但し用途明確、持ち運び性重視でMの登場となった。なお今日3月31日に買ってきたのはソニーストアのクーポン2000円分からが今日で切れちゃうから。1ヶ月早い誕生日のプレゼントほぼ8000円也。

●セットアップ

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Mだが音質重視でフォーマットはWAVファイル・44/16リニアPCMとした。既に車載用に妻ふぁぼUSB(8GB)作ってあったのでコピーすれば済んでしまうし、逆にMを車載にそのまま使えるからだ(ZX1もAも認識したから多分いける……多分w)。なお、DSP-Z11のUSB端子では16GBストレージとしては認識してくれなかった。

さてUSBに比して16GBと余裕があるので他に入れたい音源ないかと聞いたところ、Enyaとユーミン追加することになった。この機械の楽曲は「MediaGo」で管理するのが基本だが、「Go」から転送するとMP3になってしまう。圧縮嫌いと言うより主目的から高周波領域ある程度欲しいのでそれは避けたい。一方WAVだと楽曲情報(曲名等)付加する領域がない(CUEシートという、そういうのだけを集めた別のファイルを同じフォルダに生成し、そこを参照して表示する)。

そこで「Go」でflac取り込みを行った後、アーティスト名のフォルダをM内部に切り、AudoGate3でWAVに変換して放り込むという遠回りだが確実な方法を採った。

Tw5

全部転送して6.6GB。CD10枚分。サラッと書いているが「WAV形式で曲名をファイル名にする」という作業は応じたツールが無いとべらぼうである。

●音質

イヤホン:MDR-EX1000
M「え?(^0^;)」
いや妥協しないから。なお音質補正(クリアオーディオ・イコライザ)全てオフである。

・カーペンターズ「イエスタデイ・ワンス・モア」
ハイレゾ版(2015/3/31現在配信は停止されている)を44/16にカット。
ヴォーカルにフォーカスした音作りであることが分かる。低域は柔らか、高域はダラ下がり。但しシンバルのようなシャリーン系の音は強調される。ハッキリ聞かせようという意図を感じる。要はラジカセ的味付け。

・サティ「3つのジムノペティ」(Alessandro Deljavan)
88/24ハイレゾ版から44/16にカット。お、おう、ここまで劣化するか。ただ、ハイレゾ原版に比しての話だし、倍音はちゃんと出るので「TRT的」用途には問題ない。録音レベル低いのでノーマライザ使うと良いだろう。スケールの要らない管弦物はガッカリするほどではない。

・エンヤ「オリノコ・フロウ」
CDからリッピング。エンヤの楽曲には「ドーン」系低音が存分に入っているのだが、その気配は感じる。が、重心が軽いので重厚さはイマイチ。スケールの再現は弱い。

・荒井由実「あの日に帰りたい」
CDからリッピング。元音源ヒスとザラが入っているがまんま出す。レコードくさい音がちゃんと出る。元々ユーミンの楽曲はレンジをガタガタ言う傾向の物では無いので逆にMには似合いかも知れぬ。

・薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
角川映画主題歌集CDからリッピング。これも同様に懐かしい音を再現する。ヴォーカル系と弦物好きそうという感じ。

・宇多田ヒカル「Automatic」
ハイレゾ版から44/16。大元アナログマスターから根掘り葉掘りほじくり返したような音だが、そういう些細よりもまずはヴォーカル、そんなフォーカス強く感じる。スタックスやZX1と比較されているので表現が酷いが、単体で聞く分には違和感は無い。EX1000挿されてサ行が刺さらないだけ上等。

●まとめ・意地悪・その他

・「ながら聞き」にはうってつけのキカイと書いておく。しかめ面でへどんほほ・いやんほほから重厚な音楽流すモノじゃない。日常の中でノイキャン効かせてBGM持ち歩くモノだ。主婦がこいつをエプロンに噛みつかせて鼻歌交じりに家事あれこれ。およそピッタリではないか。
・ボリューム30ステップあるが、20ステップを越えると「割れ」てくる。最もそこまで大きくする機会は無いキカイだとは思う。なお、圧縮音源ボカボカ放り込んでナンボのキカイだろうが、その圧縮だともっと早い段階で化けの皮が剥がれてくる気がする。
・A857とどっちが音質いいか?画面割れても5年前のキカイでもAだぜ。比較にもなりゃしない。

なお、ノイキャン使うと少し荒っぽくなるが、ノイキャンの違和感(特に圧迫・閉塞感)は逆に無いので音楽がスッと入ってくる。ここはA857より進化している。むしろこれがメインじゃないの?という気さえする。このキカイはスマホとBTで繋ぐワイヤレスヘッドセットにもなるように作ってあるが、むしろそっちが出自で、ついでに音楽入れられるストレージ持たせました感強いが、なら頑張りました、と書ける。やがて妻がスマホ持ちになったら接続を考えよう。

P3310859

M505・A17・ZX1。家族でソニーの提灯持ち。これで女の人に「どれ欲しい?」と聞いたら一般に香水瓶Mだろう。このことは女性オーディエンスのハイレゾへの誘導として「小さい可愛い」が必要であることを示唆する。また書いた通り「コンピュータでファイルを扱う知識」が別途必要なのもいただけない。これのSマスター増幅・ハイレゾ版欲しい。クロック下げたSDカードでプチぼったくりやってる暇はないぞ。なお、質量47gは見かけより重みがあり、付属のクリップはかなり深く噛み込ませないと外れて落ちる。え?ネックストラップ買えって誘導?w

さて最後に興味深いことを少し。256DSD+スタックスとか「モノスゴイ音」聞くと、その後耳の感度が上がる。どうやら帯域の広い音で一定のレベルがあると、リセットというかクリアリングの効果あるらしい。これは運動で身体がほぐれると同様で、普段使わない有毛細胞使われ、「全部で」音を聞くようになるからではないか。音キチが「高音質」を求めるのは「心地よい」からなのだが、その真相はこの辺にありそうだ。さすれば、そう、TRTのごまかし効果を越え、耳の聞こえのバランスを整える、というとんでもねぇ効能もハイレゾは持つことになる。当然、耳鳴り低減にも効果が見込める。

A17妻に持たせるか!?

2015年3月29日 (日)

あにまーとないと2015~Up Date!~

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桜一気に開いた東京へ新幹線でGO!ハコは最早「あにまーと」常箱、赤坂グラフィティ。アーティスト名のリンクはそれぞれのツイッターアカウント。

●ルチル

オープニングアクト。歌とイラストで活躍のアーティストで良く伸びる声の持ち主。ノリの良い曲と良く合う。最近のJpopは途中にラップを挟んだり、がトレンド。中でこういう個性ある方向性大事。緊張していたようだがそこは場数。後述森ちゃんも「あにまーと」この枠で知った。飛躍に期待。

①ノーリミット(アニソンカバー)
②甲賀忍法帖(アニソンカバー)
③頑な

●森綾加

すっかり「あにまーと」のステージも板に付いた森ちゃん。一瞬JKかと思ったわ。普段はギター弾き語りだが今日はバックサポートあるのでギターは1曲だけ。バラード多いが、今日の新曲みたいな明るめポップも良く合う。そろそろ手札増やしてもいい頃。

①今日、私は風邪を引きました
②君との約束
③(無題)←タイトル無し。付けるつもりは無いそうな
④学園天国(カバー)
⑤ポジティブ宣言(新曲)
⑥笑ってるのかな

●茂家瑞季

「フレッシュプリキュア」OP歌唱時ホントにJKだった彼女がベース引っさげ登壇。衣装セクシーな黒のノースリーブで大人っぽく。濃いめのメイクも相まって大人っぽくなったわねw。聞くのは先回あにまーと以来だが確実に聞く度に進歩している。なおこの間オリジナルCD3枚を発表。ベースに負けないよう声域さらに磨くんだぜ。

①プリキュアMelody
②Won-dalin' World
③Ginza Line←メトロ銀座線より。ベースに似合いのロックでGood
④光差す未来へ(新曲:詞・曲ともうちやえ ゆか)
⑤情熱(本日レコ発)
⑥Let'sフレッシュプリキュア!~HybridVer.~

●杉原由規奈

「あにまーと」の名の通りアニソンが主体なのだが、先々回で、「ギターを手にして何か目覚めた」とのことで弾き語り、さらにロックテイストを混ぜ始めた彼女。代表作「夢色パティシエール」エンディングのイメージで聞きに行くとイイ意味で裏切られる。髪振り乱しステージ狭しと歌い踊るパワフルなボーカルドライブは圧倒される。その路線支持するので是非「ハイレゾ」で録音配信して欲しい。1677万階調ダイナミックレンジはアナタの歌声序破急収めるに必要なハコだ。

①Oath Sign(アニソンカバー)
②Atlas(元歌唱は真桜)
③いちごのミラクルール(「夢色パティシエール」エンディング。まぁ可愛らしくドライブ出来てるわ)
④輪舞・レボリューション(アニソンカバー:熱い燃えそうなステージありがとう)
⑤Be My Love
⑥エンジン

~コラボタイム・上記弦使いが3人並んで「今来たばっかーずZ!」茂(B)森(G)杉(G)~

①「フレンズ」(レベッカ)
②「D'ont say lazy」(けいおん!)

●大森真理子

「あにまーと」シリーズは第1回から参加の彼女。安心して聞ける歌手の一人。文字通りの「相棒」フルートは今日も大活躍。ちなみに優しさを受け取れる曲調が多いわけだが、この辺で一発激しいのも欲しいと思うのはオレだけか

①明日、天気になあれ
②君とSympathy
③Never say never
④名も知らない木
⑤命の音が聞こえる
⑥I am a dreamer

●林ももこ

「あにまーと」に繋がるきっかけは無論フレッシュプリキュアである。その変身後スタイルを思わせる大きなリボンを付けた可愛い衣装で登壇。ももさんは普段はゆったり系に激しいのを混ぜるセットリストが多いのだが、今日は攻めて攻めて攻めまくる火を噴くような展開。びっくりした。

①I'm Home←「ドキドキプリキュア・ボーカルアルバム1」に収録。ライブ歌唱はレア
②君とロケット←パワフルに弾ける!
③You Make Me H@ppy!~H@ppy Together!!←メドレー
④Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア~この空の向こう←まさかのドキプリOP/EDメドレー。これは貴重
⑤サイハテミライ(最新曲)
⑥EXIT!←みんなでタオルぶんぶん

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●うちやえゆか

同じく「あにまーと」は初回から。白いワンピースにキラキラ入ったカチューシャで女王の如し。大トリに相応しい。が、MCはいつものやえどん節でコロコロ転がるかの如し

①希望のかけら
②Smile!
③39フェアリーズ(プリキュアオールスターズ春のカーニバル挿入歌)
④恋歌←めろっめろのバラードなのだが、初出は07年の東北地方で行われたヒーローショーなのだとか
⑤U→Next
⑥まかせて★スプラッシュ☆スター★

で。この後後半3人のコラボがあったのだが、最終新幹線に乗るのでその前に離脱。うーんごめん。

(後半3人コラボ★&全員歌唱♦・セトリのみ)

①チェリー★
②春ラ!ラ!ラ!♦
③Oneway Generation♦
④春一番♦

■総括

楽しかった!まずこれ書いていい。全員知ってるということもあるが、来て良かったと言える素敵な状況。アニメがきっかけで歌手に興味というパターンあるわけだし、「架け橋」として今後も機能を祈念する。

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↑茂家瑞季。セクシーな衣装進歩を賞賛して貼っておく。驚いたゾ!

2015年3月25日 (水)

茅原実里「Reincarnation」 on 96/24【ハイレゾ音源再生】 @lantis_staff @akifumitada

●冒頭の能書き

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「Lantis」はハイレゾ黎明期から積極的で、ここにアクセスした段階で既に首記アルバムハイレゾ版お持ちの諸兄も多いと思う。

ただこのアルバムちょっと毛色が違うのが「オーケストラアレンジ」になっていること。なお、みのりんファンのタイムラインでアテクシのアカウント見たことない方殆どだと思うが、これは自分がオーケストレーション担当の多田さん経由で流れてきたことによる。

ゆえに逆に特段しがらみ無いので無遠慮にまんま書く。但しあらかじめ書いておくが「気にくわないのはそもそも書かない」ので書かれているだけ「好感」の側に属するとだけしておく。安心して読んで欲しい。なお、そうした関係でLantisでハイレゾ=応じた知識と機材は既に所有と考えられるので、機材の詳しい説明は省く。え?書き方が偉そう?普段会社で論文書いてるからこの方が書きやすいのよ。適当にオヤジギャグ混ぜるので気にしないこと。格調高く見えるでしょ。

●内容

一聴して、堂々たる、ドーンと広がった、スケールの大きなサウンドである。広いスクリーンを意識して撮影された映画を見るかのようである。伸びるストリングス、輝くブラス、消えゆくような微弱音。それは高音・倍音の正確な再現性、急峻な変化に追従する過渡応答性、静かな余韻と、ハイレゾの特徴を存分に活かして作られた逸品と表現できる。

スピーカ再生においては、オーケストラのステージが左右スピーカ間に展開し、左手のストリングス、右手の管物(くだもの)、奥手のピアノと、音像をビジュアルイメージで浮かび上がらせる。無論それらは「群れ」で鳴るのではなく、複数を描き分けた上で集合体として奏でる。随所現れる個々楽器のソロ演奏は曲想を捉まえた強調と言え、「ツボにはまった」効果的演出として奏功しており、聞いていて実に気持ちが良い。生き生きした個々の音が手を取り合い空間を作るオーディオ再生の面目躍如である。

みのりんのヴォーカルは気持ちよく伸び伸びと歌っている印象で、聞いてるこっちがニヤニヤする。壮麗な蘭の花で埋め尽くされたステージの歌姫、といったところか。ただ、その「声」はステレオイメージ真ん中にピンポイントで収斂とまでは行っておらず、また、バックトラックとの切り分け感は少なからず伴っている。同録でないことの限界であろう。楽曲中のヴォーカル音像変化にミキシング時の苦労が偲ばれる。ただ、仮に彼女にオーケストラステージで歌ってもらおうとするなら、オーケストラとの音エネルギ差からバランス確保に難渋するのは明らかで、仕方あるまい(※)。惜しいが、仕方ない。

(※:技術的には可能である。ただ、オケ側の録音レベル平均が低下するので、ダイナミックレンジをスポイルする上、再生システムに高度な低ノイズ化を要求する)

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音作り、という点で印象を書くと、一般にポップやアニソンのCDは「どんな機器でも、それなりに」聞こえることを重視し、ヴォーカル帯を中心としたピラミッドバランスに作ることが多い。これは再生側がそれなりの性能持ってる場合「もっと欲しい」ということになる。この作品もヴォーカルへの意識は感じるが、それ以外は使う機器のグレードに応じてどんどん広がる、どんどん描き分ける楽しみがあると言って良く、「更なる機器群の充実」「オーケストラ楽曲への架け橋」として機能するであろうことを期待する(と、多田さんに無駄なプレッシャー掛けちゃうw)。サンプリング音源でドンシャリコンプレッションから一歩、踏み出してみてはいかがか。なお、この音源でみのりんの「サ行」や「チ」や「ツ」の発音が崩れる、刺さるとお感じの場合は、機器のアップグレードを要求されていると判断されたい。本作で彼女の声は96/24というフォーマットの限界点でしのぎを削るような録り方をされており、スムーズな発音には確実な解像が要求される。機材のグレード・音質の一つの判断ポイントになる。

●まとめ

・堂々たる音楽である。華やかに荘厳に茅原実里の歌世界を疾駆する
・ハイレゾ/オーケストラへの入門と言った意図、配慮も感じる。これを落としたハイレゾサイトでついでに1枚
・その配慮により、イヤホンやヘッドホンでもスケール感ぜられるが、是非次のステップとしてアンプリファイアでスピーカをドライブし、「音に圧倒される」快感を味わって欲しい。「ステレオフォニック」の保守本流たる血脈中心にこいつは位置する

ハイレゾを知らぬ人に扉を開かせる価値のある作品。みのりんの楽曲世界の更なる拡大に寄与する一作と評価する。

●機材

通常再生:HDD→イーサネット→OPPO・BDP-103JP→HDMI→ヤマハ・DSP-Z11+ヤマハNS-F500+NS-SW210(サブウーハ)
意地悪再生:上記OPPOよりSTAX・SRM-323S+SR404
ポータブル:ソニー・NW-ZX1+ソニー・MDR-EX1000
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(スペアナ:本当はこんな無粋なコトはしたくないが、アニソン出自のハイレゾにある種の疑いを持つ方がいるので念のためのエビデンスとして)

2015年3月24日 (火)

フォーマットは音質を決めない【ハイレゾ音源再生】

CDを祖とする「デジタルオーディオ」は音質の「底上げ」には多大な貢献をしたと思っている。それまで最も高音質の音源はレコードであったが、信号を取り出すのに回転系・バネ質量系・電磁変換系を有し、いずれの水準も高める必要があった。

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(21世紀のレコードプレーヤ、120万円。回転系だけ)

対しCDは多少の読みミスは訂正され(※)、信号変換のキーパーツであるDAコンバータがICされたことから、「CDを再生」すれば、一定の質は保証されることになった。もちろん、上流が綺麗だってだけの話で、下流で澄んだ大河となるか澱んだドブ川になるかは、システムの質で決まる。ただ喩えるなら「飲める水」はよらず確保できるようになった。

(※:この辺は「8-14変換」という「1」や「0」が連続しない工夫と、「くろすいんたりーぶりーどそろもん符号」という誤り補正技術が盛り込まれている。サラッと書いたが決して簡単では無い叡智の産物)

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(アキュフェーズDP-70。抵抗器とスイッチ素子で教科書に出て来るDAコンバータ原理器を実際作って搭載した。43万円。1987年)

さてハイレゾはどうだろう。対応したDAコンバータなら例えばこのアキュフェーズを上回る音になるのか。以下実体験に基づく書き並べ。

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「192kHz/24bit対応」を謳う中華DAC。成績が悪いので名を伏す。7400円くらい。ちなみに192対応だが176.4・88.2には対応出来ないというトホホもの。同軸と光のデジタルで吐くこともできるそうだが、それぢゃ試す価値はない。パソでBOSEのデスクトップ用セットを鳴らしている。「その音源をDAコンバートできる」それ以上でもそれ以下でもない。BOSE1万円で後述iDSDよりもしょっぱいと分かるんだからお察し。いくら「聞ければ良い」というレベルでも「オーディオっぽさ」の底上げあってこそハイレゾだと思うので却下。

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中華DAC「DN-11221」。「上海問屋」ネット通販で7999円とか。こいつは「音楽」として鳴らしてくれる価値はあるだろう。ちなみに当初目的は実家の「USB-同軸」デジタル変換器(デジタル-デジタルコンバータ:DDC)として「デジタルで吐き出してくれれば良い」だったが、肝心な(?)同軸出力は10m彼方のAVアンプに192kHzを放り込めないのであった。父親が「オーディオはワカランがパソコンでCD再生はできるぞ」というワケワカラン状態なので、そのままUSB-DAコンバータとして、ボストンアコースティックのデスクトップスピーカを鳴らしたり、1000円イヤホンを鳴らしたりしている。デスクトップ環境で出口側の質が高ければ放り込んでも良いと思う。

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ifiAudio nano_iDSD。USB-DACおよびDDC。量販店で25000円くらい。前二つと比べると「うへぇ」と思う価格かも知れないが、実質的なハイレゾ入門機はこいつではなかろうか。ちなみに入門機と書いたが、

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ウォークマン等携帯機やスマホからUSBで放り込め、ポータブルアンプとして使えたり、

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最新の「11.2MHzDSD音源」が再生可能など、応用価値は高い。ちなみに自分のハイレゾはこいつでヤマハのAVアンプに192kHzを叩き込むことで本格的に始まったし、5.6MHz以上のDSD再生はこいつでしか出来ない。娘ミニコンポでハイレゾウォークマンのDAが主務だが、車載で鳴らすとか高ビットDSD等の場合この写真のように召喚されゴロつく。

DACの音質だが、ウォークマンZX1比、中高域に多少「解像感」を演出する高まりは感じるものの、全帯域を見渡せばおしなべてフラット、モニターライクで好感が持てる。RCA出力からアンプに放り込んで充分「澄んだ上流ソース」として通用する。「PCからハイレゾ再生」まずはここからで推しておきたい。なお、192/24たたき込めるAVアンプお持ちの向きには「DDC」としての利用価値もある。価格以上のパフォーマンス・拡張性は充分持ってると言って良い。「遊べる」キカイだ。

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パイオニア・PD-10

「CDプレーヤやんけ!」

そうなのだが、ハイレゾに手を出すきっかけになったのがこいつである。DSDディスク再生機能を備えたスーパーオーディオCD(SACD)プレーヤなのだ。「SACD再生は出来るようにしておこう」程度の消極的なノリが禁断の扉を開いてしまったというわけ。

逆に言うとこいつは「ハイレゾも一応聞けるようにしておこう」という向きにはうってつけのキカイと言える。ハイレゾ音源は一旦パソコンでDSD円盤に書き出さねばならないが(DVD-Rに焼く)、円盤に焼き切って刻むという行為はバックアップとしての価値もある。

音質だが値段なり(定価37800、実売20000円~)のCDプレーヤというのが第一。従い、別途DAコンバータ付きのアンプを持ってるなどの場合安価にSACD含めたハイレゾ対応、しかも円盤系でメディア統一という環境を提供する。なお、似たような価格帯のソニーSCD-XE800(定価36000、実売30000円~)でも同じ環境構成できる。但しこれらはSACD/DSD再生時はデジタル出力されない。なお、HDMI入力付きのAVアンプをお持ちの場合はソニーのブルーレイプレーヤS6200(18900円~)を入れてしまった方が、SACD、DSDディスク、更にブルーレイオーディオも使えるので「円盤系」としてまとめてしまうことができる。

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オッポBDP-103JP(生産完了)

「ブルーレイプレーヤやんけ!」

そうなのだが、現状、ハイレゾ再生の旗艦がこの人。HDD→ネットワーク。パソコン→HDMI。DSDディスク・SACDと、一旦ココに集約し、HDMIでヤマハDSP-Z11に送り込む。なお、そういう環境なのでアナログ出力お呼びではないのだが、Z11のREC OUTからスタックスに放り込むためステレオ2チャンネルアナログを繋いである(Z11のヘッドホン出力をスタックスに放り込めば良いと思っていたが、音が曇る)。

絵も音も「オーディオコンポーネント」のクオリティを持っている。nanoが入門機ならこいつは本格派の中核と書ける。後継機103DJPは10万円で正直チト高いと思うが「HDMI入力」を持っているのは他に無いアドバンテージで、そこにパソコンを繋ぎ込めてパーフェクトとなる。

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最後にソニーHAP-S1

「それ1台完結のコンポやん!」

なのだが、内蔵のHDDに音楽書き込んでも良し、192/24まで対応する光と同軸のデジタル入力も持っているので「DAC内蔵アンプ」が正しい(HDDでの再生なら5.6MHzDSD対応)。

まっとうな音が出る。「ああ、ハイレゾでオーディオしてる」って満足感が得られる。これからオーディオに手を出す、サラウンドでホームシアターとか眼中無い、というならこのキカイから始める選択肢ありだろう。76000円から。

以上、見聞きし管理してるキカイ並べたが、「ハイレゾなら何でも良い」というわけではないことが見えてきた。個人的な最低ラインは、PCでダウンロードから始めることを考えnano_iDSD。オーディオ自体これからというならHAP-S1。オーディオは持ってるよというならOPPOを推しておく。

2015年3月 9日 (月)

猫叉マスターon24bit【ハイレゾ音源再生】

●ビッグ・プロローグ

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光り輝く「HR」

「あれ配信開始したの一週間前ちゃう?速攻レビュー落ちる思ってたのに」

うん、そうなんだが、配信元とやりとりしてた。

未だに「ハイレゾの意味合いはビット深度にある」とか言い切っちゃう評論家いるから困る。さておき、ももファンは少なからず女性ファンいるのでちょっと「ハイレゾ音源って何ぞや」という議論をする。いーややる。知って置いて欲しい切実な理由があるからである。

個人的に聴感上の特徴は以下3点である。

①楽曲が環境音と良くなじむ→音楽が「割り込む」のではなく「調和する」
②微弱音が美しい
③高音域の硬質さがほぐれる→いわゆる「デジタル臭さ」がなくなる。

ここで①はいわゆる超音波を身体で感じるという部分になるが、②③は理論的解説が付けられる。まず②はビット深度で説明できる。16ビット=音の大小65536ステップで表現。24ビット=16777216ステップで表現。24ビットの方が消え入る瞬間の音の微粒子まで描けることになる。

③はまず現行音楽信号デジタル化の論拠を知ってもらう必要がある。「シャノンの定理」と「ナイキスト周波数」である。いーやものっそかみ砕いて書くから付いて来い(壁ドン

・シャノンの定理
周波数fの信号をデジタル化するには周波数2×fで信号を計測する必要がある

・ナイキスト周波数
上記デジタル化出来る上限の周波数fのこと

CDの場合人間の耳に聞こえる周波数が2万ヘルツ(f=20000)なので、その2倍、実際にはちょっと余裕を持って44100ヘルツでデジタル化している。

一見問題なさそうである。が、ナイキスト周波数近辺では次のような事態が生じている。

Tw7

上が元の音楽信号で、エクセルのマス目のタイミングでデジタル信号に変換していると思って欲しい。左側

B=0
C=3
D=0
E=-3
F=0

これをそのまんま再度音楽信号に直すと下のカクカク図形になる。カクカクはフィルタ回路を通すことで滑らかに出来る。ちょっと位置がずれているが、まぁ、ほぼ同じ波形に出来そうだ。

一方右側は、左側と全く同じ信号で、ただ、回路に入るタイミングが半マスずれたものである。同じくデジタル変換してアナログに戻すと右下のごとし。あれ、波形の体すらなしていない。

こうした「ずれ」や「波形の潰れ」…これがいわゆる「デジタル臭い」音の正体である。高音になるほどデジタル化してくれるタイミングが少なくなり、正確さを失って行くのである。するとタイミングを増やす=CDの2倍(88200)や4倍(176400)、DVD音声(48000)の2倍(96000)4倍(192000)で録ってあるのは、こうした「超音波じゃない波形の正確性」を保証する行為に他ならないことに気付くだろう。超音波は元の信号に入っていて、ナイキスト周波数範囲以下であれば応じて入る。しかし、超音波そのものを聞いているわけではない。録音されているのは副産物。なのに「ビット深度だけが大事だ」と言われると首をかしげる。

以上膨大な能書き。

実はこの音源配信日にいそいそDLしてシステムに通した。結果書くと②は感じたが①③は欠いた。あれ?96kHz/24bitなら経験上充分ハイレゾ三感覚伴うはずだが。

Tw2

氏は、自分が落としたe-onkyoの他、mora、OTOTOYなど各ハイレゾ配信サイトで販売しているが、3月8日時点でe-onkyoとOTOTOYにはこの断り書きが付いている。曰く

「44kと48k混在しているので96kで統一した」そうである。うーんと、ごめん、それ理論的に全く無意味。

Tw6

22kでスパーンと切れている。そりゃ44か48でデジタル化してりゃカットオフはこの辺になる。なお、その右側超音波エリアにあるモゾモゾしたのは「量子化ノイズ」さんである。そう、44や48を96に「変換」しても増えるのはこいつである。データ量自体は増えるが音楽信号は何にも変わらない。

それに44と48混在してても変換器はその都度ひょいひょい切り替えるので何の問題も無い。というかついて行けないDAコンバータを知らない。ちなみにマイケルジャクソン「BAD」ハイレゾ盤は96/24とライブ収録の44/16をセット売りにしているが、境目で何も起こらないし、オレのウォークマンなんかゴッチャに入れてシャッフル再生している。

以上、この辺に触れずこれをDLして「96なら48まで超音波ゆんゆん入ってるな」と思ってスペアナ通したら22で切れてて衝撃、となると困るので説明がてら能書き。単なる事実。だけど重要なこと。

●レビュー

さて24bitで録られた林ももこは応じてクリアである。ハスキーとかウィスパーとか言われる声色は周波数分布が広いのだ。なのでハイレゾこそ真価を発揮する、と思っていた。息づかいや発音の明瞭さは24bitでOKだ。しかしハスキーをオールクリアで出してるかと言ったら、生声知る身には手放しで頷けない。もっと出せるし、録れるはず。これは44や48でGOを出した方を叱っておく。提灯持ちじゃ無いから叱るもんは叱るよ。ハイレゾ耳カラダは正直だぜ。このアルバムにはフィーチャリングボーカルが他にもおられようが、同様な抑制感あろうと思われる。

●聞く側の工夫

・DSDでリマスタリング出来る方はシステムで可能な最高周波数のDSDに変換して再生すると良い。あるがままの波形を追いかけて出してくれる。量子化さんは離散化されて出てこない。ウチはブルーレイ~HDMI経由にするので2.8MHzにした。

・ウォークマン等に放り込む方でAudioGateあたりのリマスタリングソフトお持ちの方は、量子化さんの部分切ってもいいだろう。いや-96dBでもノイズ聞こえるぜ。オレは48/24に切ってしまった(flacで65MB位になる。著作権法に触れるので自分が聞く範囲にとどめること)。

●制作側の皆さんへ

現下ハイレゾ再生出来る環境を持つ者は、応じた理論的理解を踏まえて機材揃えているのが普通ですし(知らないと揃えられない)、応じた性能の機材使っているのが普通です。どんな心配をしてfs統一などの処理をされるか分かりませんが、アプコンしてもナイキストまで入ってないと逆に文句言われるのがオチです。44/24や48/24でも「不平」は出ましょうがそれが正確であるなら「文句」は言いません。理論的に無意味なことだけはやめて下さい。データが増えてメモリやディスク容量圧迫するだけですから。

2015年3月 7日 (土)

DSD256(11.2MHz)への挑戦【ハイレゾ音源再生スペシャル】

●冒頭の能書き

その昔CDが出始めの頃、ソニーが「サウンドアドベンチャーシリーズ」として、その能力限界に挑戦した楽曲集を幾つか出した。「コントラバス・マリンバ・エクスプロージョン」

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とか典型だ。ちなみにこれはレコードでは難しかった超低音再生(その低音でレコード針が逆に動いてしまう)を、「コントラバス」なマリンバ…巨大木琴で挑戦したモノ。楽曲的には、当然それを目したクラシックなどないのでオリジナルとなり、プログレッシブというか、音楽自体実験的な内容になっていた。なおこれの発する32.7Hzはサブウーハが動いてズン、というものではなく、部屋の空気の揺らぎとなる。「ん?」ってな感じになる。そして今般、ハイレゾ音源で似たような試みが始まり、「超・高解像度」の方向、DSD256(11.2MHz)の再生を試みたので報告する。

●11.2MHzDSDの位置づけ

まずDSD:Direct Stream Digitalを雑駁に解説しておく。いやクソ簡単に書くから。技術的には差分量子化(前の音と今の音の差をデジタル化する)の流れを汲み、「その比較作業を超高速でやってやれば、『増えた』『減った』だけで済むんじゃね?」という思想に基づくものである。当初CDを目した音楽信号のデジタル変換・逆に音楽信号への復調に用いられたが、追って、CD用に演算する前の状態、つまり、作成された「増えた・減った」の集合体をそのまんま円盤にして売り出した。スーパーオーディオCD(SACD)である。ここで書き込まれる増えた減ったの信号は2.822MHzである。CDの比較周期44.1kHzの64倍なのでDSD64と呼ぶ。

で、タイトル分かった人多かろう、比較周期をその更に4倍、CDの256倍11.2MHzにしましたというのが今回音源DSD256・11.2MHzである。SACDは録音も再生も専用機械を必要としたため、出す側聞く側音バカ以外ついて行けず、商業的には「失敗」したが、技術自体は伝承発展し、今般ハイレゾブームで4倍速い奴になって戻ってきた。ということになる。なお、録音再生の技術的にはこの更に上、DSD512・22.4MHzまで開発されている(2015/3)。

●ハード・ソフト

2015年春現在、ハイレゾ中でも最も高い周波数を扱い、技術的にも難度が高いため、再生可能な機材やソフトは限られる。送り出しはパソコンからUSB、なのだが、音源を扱うソフト、音楽信号に復調する機械が少ない。また、音楽データ自体扱っている所は少ない。公的に販売しているのはe-onkyoなど一部の配信会社で、後は実験的に無料で公開しているところが幾つか、という状況である。最高音質を無料放出とかスゴそうだが、扱える環境が少ないのでどのみち商売にならないという判断もあるのだろう。自分の環境は以下の通りである。

・PC:富士通win8.1★パソ自体はwin8なら応じた動作してくれる
・音源再生:foobar2000★DSD再生モード(SACDプラグイン・ASIOドライバ)を整えること
・DA変換:iFi-Audio nano_iDSD(winPCのみ11.2MHz対応。Macは1クラス上の「micro」が必要)
・音源:千葉史絵「Rougequeue」(e-onkyo)他、漁って落とした無料音源各種

この辺の具体的方法は書かない。興味持ってこの記事読んでる人は、細かく書かずともできるスキルが既にあると思うので。

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れっつらごー

●再生の実際

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千葉氏の商業ソフトで代表として結果を書く。まず、nanoDSDちゃんと11.2MHz認識して紫に光った。紫は4倍速い。

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最先端の音源再生(キリッ
ちなみにnanoはこれが目的で買ったわけではない。USB-DDCが本務であったが、娘のミニコンポでウォークマンの出力受けたり、クルマに持ち込まれたりしている。iFi社が最先端ドライバを用意してくれたので対応してしまった、だけ。なお、DSD256が再生出来るハードとしては、iFiのnano、microの他は

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だ、そうな。

●音質

・コンポーネント(ヤマハDSP-Z11+ヤマハNS-F500)

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(↑再生された音場のビジュアル的イメージ

いつぞやオーディオフェスタのソニーブースで「5.6MHzDSDの情報量の多さに圧倒された」と書いたが、その圧倒的情報量持ち込むことに成功した。周波数特性が~とか書くだけヤボである。濃密に音が繰り出される。千葉氏の楽曲はピアノ中心ジャズバンドで、長さ6分からだが、あっという間に6分過ぎる。ここまで有毛細胞ざわめかせる音は自然界を対象にしてもそうそうは無いのではないか。ちなみに高音質には臨場感とかスタジオ感とかいう表現つきものだが、これ違う。音楽データのまさに復調である。「音好き」が耽溺して聞く物。なお直後にCDや44/24聞くと幻滅するので通常ハイレゾ音源(スゴイコトバ作ったなオレ)を一旦聞いてクールダウンすること。

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はっはっは。

・スタックス

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nanoから直結する。

千葉氏走らせると「ザー」っとホワイトノイズ聞こえる。アナログのそれである。DSDはマルチトラックで後から編集とか出来ないので、一発録りか、編集を介するならアナログのミキサー類を使う。録音プロセス不明だが「アナログ段」のそれが含まれていると見てよさそう。

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(ご本人より)

他は分解・解像・描写である。オシロスコープに波形を取り出す作業を耳でしているよう。音楽鑑賞と言うよりは信号復調という「作業」。究極のハードコア、趣味のオーディオの先端と書いておく。トランシーと言っても良い。病みつきになる中毒性を有する。

●総括

完全にエンスージャストの手慰み。オーディオ興味ない人に聞かせて「ふーん」で済ませられても文句言わないこと。nanoたん27000円でここまで出せれば何も言うことは無い。とはいえ、「この方法」しか再生出来ないし、音源も高いしデータ量もべらぼうだ(1曲1GB!)。常用・一般向きの段階ではあるまい、というかこの流れの中にあってDSD再生すらも出来ないウォークマンNW-ZX2の残念仕様が改めて浮き彫りになり、ため息ああ~あである。拙速に過ぎたろうアノ機械は。

●参考元一覧
foobar2000でDSD再生
ifiAudio
e-onkyo

2015年3月 6日 (金)

上京証拠を聞いた証拠 @Hanae_xxx

●冒頭の能書き

「ドリランド」つながり。彼女がOP/EDを担当しているアニメ「神様始めました」を作品もろとも娘が気に入り、栄でイベント→おっしゃ行くでと相成った次第。生歌聞いてきたのでそのイベントと首記円盤の感想を書く。

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●イベント

HMV栄。店内イベントスペースでギッシリである。名古屋金曜夕刻70人ほどいたか。男女比6:4、おにゃのこは高校生~大学生くらいが多く、アカウント交換し合う姿も見られた。サイリウム持参とかコアなのは女の子の方。

イベント始まり少し振りを付けながら苦も無く歌って行く。「ウィスパーボイス」と言われるが、ひそひそ歌っているわけではなく、ラップ曲での息継ぎなど声量・肺活量は相当なモノと判断する。歌声と曲相と、モデル性あるファッションと、統一されたコンセプトの元に完成されたアーティストという印象であり、特段もの申すところはない。CD発売に合わせ大阪→東京とライブ開催発表されているが、チケットぴあで抽選と来たもんだ。まぁよらずアニメ・ドラマ様々にタイアップし、全国区番組あちこちに出演など、今後サラッと気楽に聞きに行く・会いに行くことは不可能になって行こう。今回サインとチェキと唯一無二の機会に近いのでは無いか。

セットリスト
・EXODUS
・神様はじめました
・神様の神様
・ハンサム
・おとといおいで

●「上京証拠」

タイトル駄洒落だが出身福岡とか。タイトルトラックそのものの曲名はないが、終曲ラップのS-T-A-R-Sはアルバムタイトル首肯させる内容。
曲種類様々である。メロウなものからポップス、書いたがラップもある。全曲をひとりの方(真部脩一氏)が作詞・作曲・アレンジしている。従い曲種様々でもブレが無い「ハナエの世界」スピーカー空間なりヘッドホン・イヤホンの間に醸成する。

そして音質だが一聴して刮目した。ウチのサブウーハが吠えたのだ。これはJ-POPに余り例の無い作りで、重心低く、ウィスパーボイスと良い対極をなすというか、「神様の神様」など、アニメOPやネットのPVなど聞き慣れてると「え?」と思うほど。しかし確実に同じ曲である。配信バージョンどう作られているか知らんが、オーディオコンポーネントお持ちの向きは二等辺三角形ベストポジションで円盤回して欲しい。

スタックスに通すとサ行カ行を気持ちよく解像すると共に、その低音と他の楽器との切り離しが難しかろうと思わせる。なおOPPO等平面ドライブのヘッドホンお持ちの向きはその実力発揮される曲群・盤と書いておく。

正統派J-POPの系譜に置けるが、そのくせに(?)ヴィジュアルを味方に付け、リリック・曲相・楽曲・音作り…確実に新時代と思わせる。昭和人間に違和感なくされど21世紀の楽曲という矛盾した、不思議な納得感を持てる。

推す。翔べ。

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2015年2月26日 (木)

その後のハイレゾ音源再生【ハイレゾ音源再生】

いっぺんまとめたが。

変化があったので2015年2.26現在の状況に書き換える。チト書き方を変える。

●メインシステム

・出口系その1
スピーカ:ヤマハNS-F500
アンプ:ヤマハDSP-Z11
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ハイレゾを定義するのはいいが、「対応」まで定義したことで、使える使えないの区切りがそこであるかのような誤解を生むことを危惧している。対応かどうかは音源とDAコンバータだけの話で、F特が40kHzまで伸びてるかどうかは全く関係ない。40kHzが可聴帯域と全く同じ音量で出て来るわけがなく、普通のスピーカのダラ下がり特性で全く不自由は無い。F500も40kHz謳ってハイレゾマーク付いてるが、-10dBなので、普通のスピーカとそう変わらない、という気はする。

・出口系その2
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スタックスSRM-323S+SR-404

コンデンサ型。こっちはダラ下がりでも何でも無く本気で50kHz超まで出す。ハイレゾのハイレゾぶりを最強に楽しめる機械。合わせて15万円位するが、15万円のスピーカでこの解像感出せるもの無し。

・入口系
ブルーレイプレーヤ:オッポBDP-103JP

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ハイレゾ音源は一旦ここに集中させる形。音源自体は
・DLNA(ダウンロードしたハイレゾ音源をネットワーク上のハードディスクから読み出し)
・DSDディスク(ダウンロードしたハイレゾ音源をDSD方式に変換して記録した)
・ハイレゾ音源を書き込んだウォークマンをUSBメモリとして読み出し
・パソコンとHDMIケーブルで接続(HDMI入力を持っている)

こうなる。出力は基本HDMIで、Z11内蔵のDAコンバータでアナログに戻して再生する。但し、Z11はデジタルをアナログ端子に吐き出さないので、STAXで聞くためにオッポのアナログもZ11に繋いである。なお、STAX自体はZ11の録音用出力に繋いでいる(Z11のヘッドホン出力→STAXでは音が曇る)。

●娘コンポ

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現実的なのはこの辺だと思う。

ウォークマンA→クレードルBCR-NWH10→USB用DAコンバータnano_iDSD→ミニコンポ外部入力。パソコンとコンポが近いなら、パソコン→USBで以下同文、となる。

ミニコンポ3万円くらいだが、何とこれで充分コンポでのCD再生より良い音出て来る。音源自体はコンポの能力以上の帯域であろうが、逆に言うとコンポの能力余さず駆動している、ということになる。広帯域で高密度、スケールの大きなサウンドが得られる。すなわちパソとコンポお持ちなら「USB用DAコンバータ」の追加だけで道が開ける(但し、1万円以下のものは「ハイレゾ音源が再生出来る」レベルにとどまる)。3万のコンポに3万のDAコンバータは金額的頭でっかちな感じがしようが、6万でハイレゾ対応のシステムは揃わない。逆に追々コンポ側アップグレードできる素地が出来る。

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機械「1個だけ」追加。さぁ←業界の回し者か

2015年2月21日 (土)

light cover album featuring 五條真由美「明日への翼」・レビュー @utatane_maiko @light_staff_tw

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ゲームのサントラをゲーム会社がセルフカバーしたもの。フィーチャリングボーカルに五條真由美さんを起用。

ゲームのジャンルがジャンルなので、リリックには恋する二人のワンシーンがふんだんに盛り込まれている。そこにクリアなボーカルがキラキラと重なって行く。強調されるキーワードはいい年こいたおっさんですらドキッとする。そんな歌詞で五條真由美が好きな向きにはたまらんと書ける。高速で跳ね回るかなり歌唱の難しい曲もあったが、加速するかの如く声をかぶせて行く。快哉である。高BPMでハイトーンでかっ飛ばすなど面目躍如。半拍ずらしたポリリズム系とか素直にすごいわ。

音質はシャリッとしている。名水で作ったかき氷のようである。アニメ・ゲーム系で良く聞く感じだが、ドンシャリというより軽快さ重視。Tr.5はピアノソロで始まるが充分クリアだが、ハイレゾ聞き慣れてるともう一声欲しくなる。Tr.9は琴や鼓が登場するがもう少し前面に出して聞いてみたいと思った。大和撫子と和楽器の親和性は論を俟たない。

いいんじゃね?五條さんというと楽曲代表作プリキュアシリーズなのだが、よりはラブでヒロイックな楽曲で楽しめる。ウォークマンにも放り込んでがんがん聞くぜ

・再生系
CDP:アキュフェーズDP-65+アンプヤマハDSP-Z11+スピーカヤマハNS-F500
(解像感とかそーゆー部分はCD→スタックスSRM-323S+同SR-004)

2015年2月16日 (月)

【ハイレゾ音源再生】ウォークマン小ネタ2題

●ハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用クレードルBCR-NWH10

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・・・長ったらしい品名。

・購入目的

娘用に「A10」をあてがった話は前に書いたが、別途義父宅(妻実家)から引き取ったミニコンポがあって、オーディオ的に満足行く形で接続したいと考えていた。対しA10では以下の問題があった。

①アナログ出力
・「ウォークマンポート」からアダプタを使った出力ではダウンサンプリングされる上、出力電圧が低く、充電が出来ない。

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(こおゆうヤツ。オヤイデL5。量販店でも取り扱いあり)

・イヤホン出力では充電は可能だが、出力電圧が低く、最大にしないと実用にならない。すると今度はボリュームを下げ忘れ、イヤホンをフルボリュームでドライブする危険が生じる

②デジタル出力の場合

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変換ケーブル「WMC-NWH10」を使ってデジタルで吐かせれば、USB入力DAC「nano_iDSD」が反応してDAコンバートしてくれることは判明している。音質・出力電圧とも充分だし、384/32・11.2MHzまで追従する。ウォークマンの192/24は朝飯前。ただいかんせん使用中はA10の充電できない上、電池消耗著しく、数時間しか持たない(しかし例えば192/24ってそんなに電力食うのか?トランジェントが悪くてスイッチングロスがデカいんちゃうんけ)。また、DACは電源をUSBで取るので、そっちはそっちで充電してやる必要が別途生じる。

・USBでデジタル吐き出しつつ、自機充電と下流機器充電同時に出来るヤツないのけ?

コレが欲しかった。そしたら出た。首記クレードルである。

①充電しつつ中のPCMをUSBに吐き出す
②パソコンとも接続し、スイッチで切り替えればデータ管理に使える。

発売日2月14日だが15日にソニスト名古屋に行ったら在庫があったのでお持ち帰り。会員割引とクーポン使って何千円か安くなった。

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箱一式。

あのねぇ、本体とアダプタだけなのに何でこんなに大仰なハコ要るの?しかも大して技術的に高度なもんが入ってるわけでもないのに。無駄コストちゃうん。

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しかもOSコンのPWBとか。あのねぇ、MHzのデータだよ。トランジェント特性大丈夫なのこの人。セラコンでサクサク出した方がいいような。まぁ所望の機能は持っているのでヨシとする。

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ZX1との接続OK確認したのでいよいよA10である。

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ACアダプタを繋ぎ、iDSD接続するとすぐ充電開始。良さそうだ。機械セットして再生ボタンポチッとな。192/24まで楽にクリア。音圧も充分。充分ハイレゾの音がする。CDを上回る。大体このコンポバイアンプ接続でツイータを独立ドライブするけったいなヤツだが、伸ばした高域が効果アップと判断。これは、「機材が古いので…」という方に、PCとこの手のDACで新たな地平を切り開く可能性を意味する。当初DDCとして我が家に来て、操作性のワンランク煩雑さから中々「本職」を持てなかったiDSD氏、ようやく安住の地、のようである。これだと車載で駆り出すかも知れない。ちなみにiDSDの出力アンプはヘッドホン駆動を念頭にしてあり、比してインピーダンスのクソ高いライン入力なんかスムースでクリアに仕上がる。大事なことなのでもう一度書くが、似たようなコンポお持ちなら確実にワンランク音質上がるのでオススメ。

A10。クレードルとiDSDの力でポータブルサーバに収まる。しかし、装着時チト扱いづらい。

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収まって・・・いるか?

●ウォークマンZX2

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↑クレードルついでにデモ機聞いてきた。音源は自機にも入れてある宇多田ヒカルとかノラ・ジョーンズとか。

負け惜しみでなくZX1から買い換えて刮目する…というものではない。高域が大人しくなり、されど楚々として細かいところは描いている。そんな感じ。アンプ部が基本的に同じなので音色も同じで当然と書ける。しかし何で14年末の製品なのにパワーアップとDSDネイティブ再生対応しなかったかね。ハイレベルのラインアウトも付いてないし。

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(おいおい V=√(0.015×16)=0.489V…CDのラインレベル2Vだぜ?なお、この辺の文句はオーディオフェスタのソニーのアンケートに書いてきた)

これからハイレゾ機を購入予定で、そこいら気にせず、しかも応じた予算があるならどうぞ。ちなみにずっしり重い上、片手で取り回すにはデカいので要注意。片手持ちするとボリュームのハードキーとか苦しい。

自分も含めてZX1持ってて懊悩に苛まれている方には、12万どうやって絞り出すかよりもポタアン追設をオススメする。上記iDSDなら音はそのまま出力130mWあってインピーダンス高いヘッドホンでもドライブできるし、A3でバランス噛ましてもイイでしょう。オンキヨーやパイオニア、まさかのOPPO参戦やZX1アタッチメント前提の「THE Glove S1」(仮称)などあり、むしろ好みの音を探す楽しみ増えるのでは。ただ、どれ加えてもパワーアップ以外では音色傾向の好き嫌いを越えるモノではないことはご認識を。192/24解像出来る時点で応じた底上げは出来ているから。

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