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2014年12月20日 (土)

一曲入魂~大森真理子atアスナル金山~ @Mariko_Omori

「アスナルらいぶオーディション」

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「一人一曲」で観客投票と審査員ポイントで合否判定。合格すると平日夕刻「アスナルらいぶ」に出演できる。以前林ももこさんが挑戦(合格)したが、今度はまりしゃん。

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曲は「I am a Dreamer」ぱんぱんぱん★ぱんぱん。ノリの良い曲ぐぅな選択じゃなかろうか。

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冬空に響くフルート。雨降り出す前で良かった。

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「フルートがユニーク。聞かすステージも面白い。フルートの入り方が特徴あり。歌唱に特徴を持っと出せると面白い。好感持てるステージ」(審査員講評)

うん、うん、妥当じゃね?フルートという個性の故に「若い女性ポップ歌手」でくくられ(埋もれ)ないようにしないとね。対立軸立てるとうまく行くこと世の中多いが、まぁ、そこらは任せるさ。名古屋でも一定数集まるよう頑張るんだぜ(^_-)-☆

2014年12月 1日 (月)

44/24という規格の微妙

アヌーナ(ANÚNA

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ケルト音楽やアイルランドの聖歌を中心とする男女混声の合唱グループ。メンバーは常に流動しており固定では無い。このDVDを買ってみて良かったので。

もう少し増やそうか→ハイレゾの配信あるんじゃね?

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あるにはあった。

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44.1kHz/24bit。また微妙なフォーマットでもぅ。ちなみにこれはJEITA(電子情報技術産業協会)の定義によれば「ビットレートがCD越えなのでハイレゾ」となり、日本オーディオ協会ではサンプリング周波数がCDと同一の44.1kHzなのでハイレゾと見なさない。

「どうせ聞こえないじゃん」ハイレゾ否定派の主張である。人が音として感知できるのはせいぜい20kHz(とはいえ高音の持つ「キーン」ではなく「コー」とか「カー」とか雑音に近くなるが←聞こえる)であり、CDフォーマットは20kHzまで確保、DVDに多い48kHzサンプリングなら22kHzまで入っている。充分だろう、というのである。だが電車の駆動装置でおなじみインバータなんてモンをいじってると、後段のフィルタを考慮に入れずキレイに正弦波にしようと思ったら1周期6パルスは欲しい。

・44.1kHzサンプリングによる20kHzの再現 出た/出ない
・120kHzサンプリングによる20kHzの再現 出始め・ピーク・少なくなってきた

難しい言葉を使うと「周波数が高いほど位相情報が失われて行く」のである。ちなみにコレを忠実に守ると現行ハイレゾフォーマットの96kHzではまだ不足の領域で、176.4kHzや192kHzならまぁ充分か、という事になる。

さて音質であるが深々と沈み込んだバックグラウンドはハイビット音源ならではの様相を示す。一般にハイレゾ始めると「アンプのボリュームを上げなくてはいけない」ことに戸惑うと思うが、これはダイナミックレンジ拡大に伴い、平均レベルが下がるからである。引き替えに、微弱音にも応じたビットを割り当てることが出来、キレイに出せるのでそれで良いのである。静寂からスッと立ち上がる。

ただ悲しいかな弦楽器の金属的な鳴り方やヴォーカル「カ行」発音の情報欠落、輪郭の丸まり方、そして感じる「欲しいのに得られない」壁。ハイレゾ聞き慣れると44の壁は大きい。ちなみにこれ「2014Ver.」とクレジットされているので、更なるマスターがあるのだろう。聞いた感じ音も丸いしアナログを録り直した、クリップ防止のため24bitで録りました。そのままネットに上げました。そんな気もする。実態は知らん。勝手な思い。

ただこれ強調しておきたいが「そもそもの録音の質に対する真摯さ、考え方」は日本の楽曲とえらく違う。そもそもが多く音数入っておりリッチであり、それが広がり美しく鳴る。ゴージャスそのものである。日本の場合逆で「ウォークマンぴあ」などにも書いてあったが「どんな再生機でもそれなりに鳴る」音作り。なので再生側が充実しているとスッカスカになる。やめて欲しいし必要ない。マスタリング終わった音源を可能な限りそのままハイレゾ市場に出し、後はデジタル演算で所定のフォーマットに変換すれば良し。それでエッセンスは充分伝わる。MP系で配信された物と、ハイレゾをMPに変換した物。どっちが自然かというと圧倒的に後者だ。

「ありのまま」で行こうぜ。

●おまけ「DSD」というやつ

DSDは「増えた・減った」をMHz(SACDなど一般民生で2.8。マスタリング以上のレベルでは5.6や11.2)単位で必死こいて追いかけて行く。逆に言うとそれしか決まってない。2.8MHzの場合、1Hzの信号に対し280万追いかけ取れます。1.4MHzでは「ある」「なし」が分かる程度になります。が基本。ただ、「前との差」を見ているので、都度0から計り直すリニアPCMとかなり違う。20kHzの変動に対しては140回の追いかけタイミングがあるので、上で書いた「20kHz正弦波にはせめて6回3値」に対し、6回なら46値の変動が得られ、大きく上回り充分、となる。

なお、リニアPCMとの換算だが、ピークが「280万回全部増えた」なのでこれから取れるダイナミックレンジは123dBとなる。が、現行のDSD用変換器は単に増えた減ったではなく、ここで数ビット与えているので、例えば4bit=16階調与えているなら、ダイナミックレンジは147dB(45158400階調)取れることになり、ピークを24bitに割り当てると、サンプリング周波数は188kHz以下(で、なおかつ44.1か48の倍数)に選ぶことが出来、これより「176.4kHz/24bit相当」という良くある物言いが出て来る。ちなみにDSDの根幹はPCMに直す時のデータ間引きによって、変換の際に生じるノイズ(変換誤差)を聞こえない周波数に追いやることに目的がある。SACDはその間引きを嫌ってそのまま板に焼いて出しちゃえ、としたものである。

2014年11月26日 (水)

Mambo de Christmas @mambon

サンタとしても知られるパラダイス山元さんにオススメされてポチってみた。

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東京パノラマラウンジ「Mambo de Christmas」2014リマスター。但し音源のどこから後ろをいじり直したかクレジットに詳細は無い。オリジナルは1999年。

ハード的には「BluSpecCD2」となる。これは谷山浩子の時にも書いたがCD円盤側の改善で、レーザ光の反射する・しないを司る「ピット」の成型精度、円盤材料であるポリカーボネートの透明度を上げてある。円盤の外形がレコード風なのは演出か技術的理由に寄るのか。

さておき音に行こう。システムは名古屋暮らしも板に付いた?アキュフェーズDP-65→ヤマハDSP-Z11→ヤマハNS-F500。エフェクト類は使わずストレート再生。

冒頭、ラテン調の始まりに一抹の不安を抱くものの「サンタが街にやってきた」で安心する。音は輪郭がクリアでハッキリとしている。ディテールもかなり細かいところまで描き、三線なんかバチが弦に乗って弾く様まで聞き取れる(何で三線?聞けば分かるさ。ちなみにフィーチャリングヴォーカルに高木ブー氏の名も)。

ライナーに楽器配置図が載っているが、その通り定位する。自然なステレオフォニックとは違うが、2本のスピーカの間いっぱいに様々な楽器が展開する。これは楽しい。思わず身体スウィングし、そしてクリスマス気分もしっかり出て来る。自分クリスマス系は子供向けの楽曲集、ガチだとケルティックウーマン(celtic woman)、シセル・シルシェブー(Sissel Kyrkjebø)と持っているが、どっちも神々しさというか、イエス・キリストの威厳を背負ってる気がして、これが最も「大人の楽しみ」と書けるか、くつろぎの場に似合いのテンポと「音数」と言える。お持ちのステレオはスピーカ間隔出来るだけ広く取って部屋に音を広げて鳴らして欲しい。ちょっとアルコール入れば身体も動く。サラウンドセット、シアターシステムなら適当にDSP駆使して部屋に音を散らしても良い。二等辺三角形の頂点で眉間にしわ寄せてf特聞き取る楽曲じゃ無いので好きな聴き方で。メインのジャンルはさておき1枚くらいこういうのあるといいのよ。音楽は雰囲気を作るわ。

「一定数以上の予約入らないと作りません」だったが、幾らか一般販売もあるようだ。

公式はこちら。アクセスした時点で売り切れだったらごめんなさい。

2014年11月16日 (日)

NW-ZX1禁忌とトラブルと解決 #ZX1

買って1年。修理を要する「故障」は無いが謎の挙動やトラブルは幾つかあった。内容と解決をまとめる。★音質評価はここ。他のキカイとの接続やら応用した遊びはここ

●基礎知識「アンドロイド端末が音楽ファイルを再生回路に送り込むキカイ」なんだよ

まず抑えて欲しいのはこの点である。従って

①「完全に電源オフ」しない限り何かしら動いている
②「ウォークマンポート」に何か繋がっていると、そこから何か来ないかじーっと待ってる

音楽再生と全然違うところで気を遣わないといけない。最たる物が「充電しっぱなしNG」である。

一般に充電はパソコンに繋ぐか、この手の変換アダプタを使って直流5V送り込むことになるが。

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充電完了後、以下が発生・継続する。

①パソコンには一定時間経過するとUSBへの電源供給を切るものがある(ノートPCの省電力機能など)
②ウォークマンはポートに接続されたキカイがあればそいつが何者か問いかけを行う。

「お前誰だ」「お前誰だ」「お前誰だ」「お前誰だ」「お前誰だ」「お前誰だ」「お前誰だ」

…繰り返してりゃそりゃ電池減るわ。結果「充電挿したままにしておいたのに電池切れ」という事態になる。ちなみに①で切れたUSB端子は②と同じ状態になる。このことは

1.満充電になったらケーブル抜くべし

こうなる。但し、終わった、即抜き、これはNG(せっくすみてえだなおい)。

●ウォークマンに状態を認識させてからアクション

特にアダプタ類で充電している時だが、画面真っ暗→「終わっただろう」で抜くと、タイミングによっては「抜けた」ことを認識できず「お前は誰だ」をやり続けることがある。画面を表示させた状態でケーブルを抜き、電源の充電表示thunder

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が消えるのをちゃんと確認すること。パソコン充電の場合はデータベースの更新を始めるので、終わるのを確認すること。

で、放っておくとアイドリング(最低電力で操作待ち)になる。基本的にその状態で「聞く/止める」繰り返す運用になるのだが、何せコンピュータが動いているので何もしなくてもそれなりに減って行く。この「それなり」もイヤというなら完全電源オフ(電源ボタンをずっと押してると「切る?」と聞いてくる)すること。なお、充電中はこの完全電源オフはできない。必ずケーブル抜いてから。

2.抜き差しは画面を見ながら。目的通りの反応が得られるか確認すること

おいおい反応見ながら抜き差しとかせっ(略)

●ハングアップすることもある

とはいえ「あー充電したまま忘れた!」とか、貼ってる写真のように音源解析やらせてれば自ずから放置状態になる。そしてコンピュータの宿命としてハングアップは避けられない。

ちなみに「気がついたら充電が空っぽ」は、何かの拍子にOSが錯乱し、自らリセットしようとし、画面点灯したまま、等の場合に生じる。自分の例の場合をお目に掛ける。

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(予定)

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(失敗)

失敗はこの状態で止まってしまっている。バックライトつきっぱなしなわけで半日も持たぬ。イッちゃうと失神するわけだ。なお、これの原因はケーブルとウォークマンポートとの端子間接触不良であった。通信始めたのに反応来ないからずっと待ってる→ズッ止まってる(またせっ略)になったようだ。ケーブルも買い換えないかんのかい。

3.トラブルの基本対処:10分充電状態とし、マニュアルリセット(本体裏のリセットボタンを押すか、電源ボタン8秒押しっぱなし)を試みる。

「10分充電」はコンピュータが動ける最低電力の充電時間である(ソニー公式も10分充電しろ、とある)。なお、満充電でも錯乱して「電池が無い」と誤認することがあるらしい。それもこの「10分充電」で認識しなおすようだ(というネット情報。真実は知らんよ)。

で、普通は、動き出す。が、それでもダメな場合は…いや、修理出す前にまだ手はある。

●最後の手段

この先はメーカ公式には出てこないので自己責任で願いたい。失敗したり曲が消えても責任は負わん。

「リカバリモード」

で起動する。電源長押しでオフ後、10分充電を行い、

「電源」「選曲送り」「選曲戻し」を同時押しし、

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に、なった瞬間スイッチから手を離す。

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マスコットのロボットが出てきてこうなる。禁断のリカバリモードである。音量ボタンで移動し、電源ボタンで決定、となる。まず、3番目のキャッシュクリアを実施しリブート。それでもダメならもう一度ココへ入って真ん中の「ファクトリーリセット(工場出荷時初期化)」を実施しリブート。なお基本的にファクトリーリセットを実施しても楽曲は消えぬ。WiFiとかその辺の設定が消えるだけ。

ファクトリーリセットしてリブートすると「ソフトウェア使用に関する~」という一番最初に電源入れたのと同じ画面が出て来る。が、楽曲は消えてないので驚かないように。むしろ必要な楽曲プリインスコされた新品と同じ、と考えれば良い。

4.ダメで元々リカバリモード

仮に壊れているとしても、結果同じならやってみる価値はあるだろう。
ソフトウェア的錯乱はある意味宿命。コイツは音楽専用プレーヤーでは無い。音源記録用ストレージとDACとアンプを積んだアンドロイド端末。

やっぱOSいらんぜよソニーさん。

2014年11月13日 (木)

ソニーXBA-A1

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●冒頭の能書き

娘にウォークマンA10を与えるに当たっては(そっちのレビューはこっち)、イヤホンは上位機種A3にほぼ決め打ちしていた。量産品で音質確認…のつもりで量販店で試聴、

しようとして、

耳に突っ込んだ。

そしたらごつい。ドライバでかい。おいおいBAは小型化メリットじゃ。そして聞くのは自分ではない。もっと耳朶の小さい娘だ(ジカイで引っかけたギャグでは無い)。

及び、イヤーハンガー形式ってどうなのよ。イチイチ耳に引っかける。スッと耳に付けられない。

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(MDR-EX1000)

男は道具を装着する儀式を好むが、女の子はキカイに自分を合わせるんじゃ無くて自分に合うキカイがいいんじゃないのか。

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ちなみにややこしいのだがここまでファッションと外れると逆に「ギャップ」が意味を持つので、一体性・シームレスはあってはならないのである。そして、どっちのラインを選ぶかはキミ自身だ。

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てなわけで使い勝手重視&耳のサイズよりソニーXBA-A1バランスドアーマチュア2ウェイ。そのA10のレビューにおいては1万円クラスのイヤホンお供にと書いた。1万円のイヤホンそのものだ。娘の耳にあてがってこんなもん。まぁこんなモンが適当だ。以下メカ弱系向けに数字や機材は控えめに表現する。難しいと思ったら流して構わない。

なお試聴においては極力音源の質を上げるため送り出しはウォークマンではなく

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とし、更に聞き慣れたイヤホンの影響を避けるため比較リファレンスは

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とする。しかしDSP-Z11はヘッドホン部分150mV/100Ω(修理マニュアルには40mV/8Ωとも)どういう意味だい?「150mW」なら話分かるが。ナニ?普通にスピーカー用パワーアンプに100Ω繋いでるだけ?まぁいいや。ちなみにそんなわけで「女子」をターゲットに書くので音源はいつもと異なる。

●プリキュア系

・まかせて★スプラッシュ☆スター★/うちやえゆか

毎度書くが本人の生歌を知っているのでリファレンスにしている。
中低域にドン、と持たせてあり、高域をシャリーンと輝かせてある。ただサ行の発音がキリッとしているので下品にならない。「1万円」というのは携帯オーディオ機器に対する出資として大いなる関門なのはよく知っている。応じた成果は得られるとしておく。

・Rose in Rose/五條真由美

「五條さんならMaxHeartじゃないのか」代表歌はそうだが楽曲自体はこっちのスケールが随一。
その中低域ドーンが、音数多いこの曲だと少しマスキングの効果を持ってしまう。スタックスで再生すると広く深く散りばめられた数多(あまた)の音の中に五條さんのボーカルが燦然と降ってくるのだが、そのボーカルは表現しこそすれ細かいところは取りこぼす印象。なお音場感はスタックスやスピーカー再生の解放に比して「密」となる。音が迫ってくる印象。これは密閉型ヘッドホン・カナル型イヤホンならではの表現といって良く、「音に没入」出来るという書き方できる。

・Open The World
・つ.ぼ.み~Future Flower~/花咲つぼみ(水樹奈々)

キャラソン行ってみよう。と言っても、歌声よく知られた方で奈々しゃん。
こっちはシャリーンが良く効く。煌びやかな彼女の声を更に華やかにする。このキラキラ感は「高いイヤホン買ったな」という実感を与えてくれる事だろう。なお若干付帯音を感じるがこれはエージング(使い込んで機械的構造の動作が滑らかになること)進めばかなり落ち着く。なお奈々愛好の騎士達よ奈々聞くならベーシックな物で良い、ムリしてでもスタックスのシステム1セット持っておけ。涅槃の境地という奴を知る事が出来る。

・5minutes
・愛の力/キュアエース(釘宮理恵)

プリソンにはベースが支配しメタルの要素を匂わす重厚さが持ち味の「キュアメタル」と呼ばれるサブカテゴリが存在する。
これはドはまりだ。ベースが吠え、ドラムスが文字通りビシッと決まる。ビシッと決まるというのは瞬時に立ち上がりピタリと止まると言うこと。ヒジョーに格好良い。なおこれ盛り上がると音量上げたくなるのだが、A1は上げたなりに崩れず付いてくる「アンプでパワーぶち込む」という感覚を覚えてくれれば嬉しい。

●Jpopハイレゾリューション

・音色七色/元ちとせ(スーパーオーディオCD)

SACD初期の楽曲。実験的に録ってみた色合いが強い。
クリアネスと伸びやかさに「ハイレゾリューション」の世界を垣間見ることが出来る。無いと思っていて実は存在していた見えない壁の存在に気付くことが出来る。ただ悲しいかなそこまで。A1はあくまでヴォーカル帯を中心に高低に密な領域を備え、高低に弱い機材を補うような作りであることがわかる。

・音楽/kalafina(96kHz/24bit)

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そういう曲名。ジャンルはアニメとされているがアニソンから始まったプロジェクトと言うだけなので気にするな。
さてこれ壮大な楽曲で荷が勝ちすぎるかと思ったらそうでも無かった。その「ビシッと決まる」のが非常に効果を発揮し、この激しい風のような楽曲を破綻せず耳から押し込んでくれる。これだけ鳴りゃ気持ちいいだろ。下がカブると言えばカブるのだが、圧倒されてナンボなのであまり気にならない。

●まとめ

「え?もう?」
普通、音楽聴き始めってアニソンかJpopじゃね?でもって現行流れてるJpopで歌唱と音質が揃って質が高いってのねーんだよ。特にハイレゾは。

①正直低域高域アゲアゲである。ただかなりパワー突っ込んでも付いてくることと、フォーカスはあくまでもヴォーカル域なので下品ではなく迫力ある音で再生する。
②エージングで①特徴はかなりこなれてくると考える。焼き切れるまで聞き込んで、どうぞ「鳴りっぷり」という奴を楽しんで欲しい
③ヴォーカル得意。ハイスピードの楽曲得意。元気の良い曲元気よく鳴らす。

1万円。持ち歩く道具と見れば大きな投資である。でも一つ位、「使い倒す贅沢品」持っていていいじゃないのさ。気取らず気楽にあなたの好きな音楽を。

なお、耳穴に突っ込むゴム部品「イヤーピース」が、固定性、密着性、遮音性、音響特性に大きな影響を及ぼすので、製品付属の各種ピースを付け替えして追い込む作業を忘れずに。ちなみに「付属品ではどうしても合わない」場合はカタログやwebに載ってない特殊なサイズも実はあるのでソニーや購入先に相談してみると良い。

2014年11月 6日 (木)

ウォークマンA NW-A10(A17)・レビュー【ハイレゾ音源再生】 #walkman

●導入の背景

自分がZX1に乗り換えたので前機「NW-A857」を娘に下ろしたのだが。

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割りくさった。

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なのでわずか3年足らずではあるが後継、である。ウォークマンA10(NW-A17/64GB)。娘は現在小6でハイレゾ機が相応か?という議論はあろうが、自分と音源統一できるし、最も耳の感度のいい時だからこそ、という思いもある。なお同時にイヤホンも調達してXBA-A1としたが、ゴッチャになるので別々にレビューする。今回はウォークマン本体(A1はこっち)。

●選択の経緯・デザインと操作性

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基本的にハイレゾ音源ある場合そっちを使うので、容量も今後を考え64GB、A17とした。女の子が使うので、色を優先しSDカードで補填、という選択肢もあったのだが、娘は典型的なメカ弱女子、ということで、極力面倒くさいを避けるため最大容量とした。ちなみに前にも書いたが、オーディオ機器はマニアックの度が進むほどデザインもカラーもメカメカしくなってしまい、女性が持つには硬質になるのはどーにかした方が良い。なお、銀は娘の選択。操作そのものはA系S系慣れてる方はそのまま移行できる。F8やZX1持ってるとつい画面を押すw

●設定等

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箱から出して日時設定、出力先イヤホンの指定など。あとは何もしていない。プレイリストは作ってあったので速攻PC接続してMediaGoでダビングGOである。25GBを40分くらいで転送した。

なお、外観等の説明をしておくと、横寸はA857より1ミリほど狭く、逆に厚みは0.5ミリほど分厚い。筐体はプラスティックで、ツメで触るとカサカサ言う。オールアルミのZX1に感じる重さ、冷たさに比してチープ、になるが、比較すればの話。面構え自体はクールである。マイクロSDメモリが増設できるのは既報の通り。ストラップ用ホールあり。

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めいどいんまれーしあ。ZX1と同じ。では音質評価に行こう。イヤホンはMDR-EX1000である。他の出力や意地悪テストは最後に。

●ハイレゾ系音質

新品状態ということを断ってレビューを書く。ハイレゾで娘と共有の音源は「Kalafina」およびmoraプロジェクトの新人さん「Shiho Rainbow」。後バレエ習っているつながりで「白鳥の湖」(組曲版にアソート)となるが、音質確認のため、ハイレゾデジタル直録り音源

・「バッハ・半音階的幻想曲とフーガ/セルゲイ・エデルマン」(ピアノ曲)
・「渡辺香津美/GRACIM」(ギター)
・「ドヴォルザーク・バイオリン協奏曲53番/ムター(バイオリンソロ)&ベルリン・フィル」

を一時的に放り込んだ。なお、いずれもZX1に入れて持ち歩いている。

・バッハ(96kHz/24bit)
カリッとした音で好感。弾いてるセルゲイの息づかいとかも録音されているのだが、ちゃんと出る。ペダルを踏んで流れる音の美しさは「これだ」と思わせる。ZX比少し「丸い」(鋭さが無い)のと、スケールが少し小さくなるが、ハイレゾの隠れた特徴(?)微弱音の美しさは存分に発揮。

・渡辺香津美(DSD→176.4kHz/24bitにエンコード)
自宅スタジオでDSD録音してそのまま配信レベルに作れちゃうという世界的ギタリスト。
まずバックグラウンドノイズの少なさに起因する深々とした音場感が印象的。応じた音量ぶっ込む必要があるが、イヤホンでここまで出せれば充分。相性の高さを感じる。
ギターの太い弦の太さ、すなわち量感の表現はZX1に一歩譲るも、倍音三倍音と乗って行く様は鮮やかに。

・ドヴォルザーク(96kHz/24bit)
ドーンと音場広がって欲しいオーケストラ楽曲なのだが、ここは流石にZX1とかなり差が出た。情報の多さ、そこにアンプがついて行けるか?が物を言うので、音数が多いと描き分けにあと一歩。バイオリンソロもリアルに出すが、超高域が少し苦しげ。EX1000使ってるせいか?だが、一昔前までDAPでオケとかアホちゃうかというレベルだったのだ。それがこうしてレビューが書ける堂々たる鳴りっぷり。

●CDフォーマット系音質

ジブリ、プリキュア、五條真由美、うちやえゆか、Perfume、いいくぼさおり、及びJpopアソート。flac形式。

・うちやえゆか「まかせて★スプラッシュ☆スター★」
このブログではリファレンス。本人の生声を知っている。サ行の発音で実力は大体把握できる。
結果いわゆる「刺さる」ギリギリ。これはイヤホンをある程度以上にしないと機体の「真価」を取り出せないことを意味する。逆に言うと真正面から高音質化に取り組み、その成果が出ていると書ける。黄金のピラミッドバランスでブリリアントに光り輝く。

・ジブリ「テルーの歌」
さて娘用なのでいつもと違う楽曲が出て来る。まずこれは声帯の震えが見えるようである。徳間系に多いバックトラックが少しモヤッとしているのも描き分ける(この録音は好きじゃないぞ)。

・Perfume「チョコレイトディスコ」
ドンシャリのコンプレッサ目一杯。同じく録音は好きじゃ無いぞ、なのだが「やかましい音楽」がきちんとプレイバックされる。エレキメインだからしょうがないっちゃしょうがないのだが、盛大にぶっ刺さってくれる。娘にはボリュームを充分に下げてからオフするクセを付けさせないとならない。

・いいくぼさおり「ベランダでボー」
丁寧に録音された成果を聞くことが出来る。くっきりハッキリな声はソフィスティケートされた機体と良く合う。なお、町中でこの人のライブ予告を見かけたならば、一度出かけてみると良い。声の力という奴を聞くことが出来る。

●圧縮系音質

・千本桜(初音ミク/黒うさP)
こんなガチッとしたミク初めて聞いた。ただ輪郭がグズグズになっているのも描き出してしまう。「音を聞く曲じゃ無い」と言われればそれまで。

・JUVENILE!!!(ハナエ)
アップル形式特有の「ちょっと丸くて食い足りない」特質を良く表現。DSEE HXを使うと上手なメレンゲという感じになる。iTunesで落とした曲が多い方はDSEE積極的に使うと良い。

●その他

①無音
かすかに「スー」と聞こえるだけでほぼノイズレスである。よく頑張った。

②USB用DAコンバータでコンポに送り込む
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動くぞ(ifi Audio nano_iDSD)。このことはアンシンクロのDAC持ってると、手軽で大容量のデジタル送り出しに使えることを意味する。電池の持ちは考えちゃいけないが。

③MDR-CD900STを駆動
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本体より変換コネクタ+プラグの方が長いという。今回最も厳しい条件。残念ながらインピーダンス63Ωの900STでは低域が苦しい。大きなインダクタンスを駆動するには限界が垣間見える。ヴォーカルものはまだ良いがオーケストラなど「ざらつき」が感じられる。アンプの出力値はZX1(15mW+15mW)と似たようなモン(10mW+10mW)なので、回路の差、瞬発力、となる。

●まとめ

①「ハイレゾ入門機」という位置づけ。しかしいやいやどうしてストレートど真ん中本格派。
②イヤホンをグレードアップする楽しみ、ハイレゾ音源の「へえ~!!」が存分に楽しめる。
③ヴォーカルもの得意のピラミッドバランス(別の言い方すると低域高域ムリしていない)だが、アコースティック鳴らして心地よいので、「ちょっとはジャズやクラシックも」というアナタに好適。イヤホンから始めてもいいじゃん。
④筐体小さく自己主張控えめなので女性にもぜひ。バッグの中にはひと味違うウォークマン。分かる人には分かる。それでいいじゃないですか。スマホみたいに見せびらかすモノでなし。かっこいいぞ。
⑤「ZX1は高い」OK、A10に来なさい。「F880と比べてどうなの?」タッチパあんどろに価値を見いだすならFへどうぞ。音さえ良ければというならA10ウェルカム。

バランスの良い万能機と感じる。「ZX1と比べると~」みたいな書き方出来るが、単体でどうよ?と問われれば良いと答える。ZX1を聞き慣れているからこそ感じる差。ハイレゾ音源は「入れなくてはいけないもの」ではない。ただ対応していることは大きなアドバンテージ。それよりもCDフォーマットの楽曲きちんと描く。ここに感心した。雲の上に続く階段を見ている印象。登るかどうかはアナタ次第。

悪いこと言わない。どうせ持つなら分割払いを組んででもコイツと、1万円クラスのイヤホンを。そして機体素のママでもイイし、ケースや保護シートでデコレーションして伴侶としてドレスアップもまた一興。

正統派ベーシック、ウォークマンAシリーズ、ハイレゾ引っさげここに再誕。

小さいが、アナタの生活を豊かにしてくれるキカイだ。

2014年11月 5日 (水)

ローンチ

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ほうほう。「6日着荷」は2ちゃんねるでも話題になっていたが事実であったか。

ビックカメラに行ってフレッツ考慮のルータと、娘用のイヤホンを買う。

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待て。A2A3、Z5とあるの知ってるが、壊されると懐が痛いので物理的な都合でこいつにした。

娘の耳にはドライバがデカすぎる\(^^)/

イヤーハンガー型の「取り回しが決まってしまう」というのも女の子向きにはなんだかなぁというのもある。シンプルかつコンパクトであまり自己主張しない奴がイイ。

さておき。

次は楽曲である。完全に共有できるのはプリキュアとkalafina、五條真由美、うちやえゆか、くらい。あとはプレイリストをアソートしてやる必要がある。娘専門と言っていいのがPerfumeで、これはとりあえず専用にプレイリストを立てて放り込む。Jpopはプリキュアやライブで知った楽曲が基本。ただ、いいくぼさおりは「Jpop」というには毛色が違うので(むしろクラシックの流れを汲む)これも専用にプレイリストを立てる。

んで。

このままだとハイレゾがKalafinaだけになってしまう。ちなみにJpop系のハイレゾは「残酷な天使…」とか宇多田ヒカルとかあるが、娘は聞かぬ。

「白鳥の湖」を組曲バージョンに仕立てて放り込んでやることにする。アソートのパターンは幾つかあるようだが、ここではカラヤン指揮ベルリンフィルのバージョンに範を取り、6曲をピックアップ(全体は55曲150分)。

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気取る必要はないが、バレエやってんだしこのくらい持っとけ。

註:組曲版は呼び方が違う。

1. 組曲≪白鳥の湖≫ 情景(第2幕) 
2. 組曲≪白鳥の湖≫ ワルツ(第1幕)
3. 組曲≪白鳥の湖≫ 小さな白鳥たちの踊り(第2幕) 
4. 組曲≪白鳥の湖≫ 情景と白鳥の女王の踊り(第2幕)
5. 組曲≪白鳥の湖≫ チャルダーシュ(第3幕)
6. 組曲≪白鳥の湖≫ フィナーレ(第4幕)

違ってたら追って組み替え。音楽が「データ」だからひょいひょいできる。いいのか悪いのか知らんが。

あとは機体が着いたら初期設定して放り込むのみ。

2014年11月 1日 (土)

カスタムの底なし沼は大体こういう「ちょっとくらい」から始まる~ヘッドホンのイヤパッドを交換~ @YAXIearpads

ソニーヘッドホンMDR-CD900ST

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プロのミュージシャンや音響エンジニアが現場で使うことを意図したもの。オーディオ機器で「マスタリングスタジオ音質」「プロ仕様」とか煽り文句良くあるが、これは希少な「プロ仕様」そのものを普通に買えるモノ。お値段大体1万3千円位。「平成」という年号と同い年だから発売されて四半世紀。されどこれ上回る音質というかバランス持つものそうそう無く、結局ココに行き着く・戻るオーディオファイル多々。ちなみに1万円クラスのヘッドホン持ってみたいという向きには文句なくオススメ。自分のレビューはこの辺

だが。

1点だけ不満があった。自分には標準品のイヤーパッドが薄く、耳たぶが中のユニット(アルミ製)に当たってしまい痛くなるのである。

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そこで交換して使えるイヤーパッド売ってないか。検索したらうじゃうじゃ出てきた。

選んだのはこれ。YAXY(ヤクシー)のSTPAD-DX-BLK。

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本体の1/3近い価格に首をかしげる方あるかも知れぬ。しかしここは発音体と耳の間に存在し、ここの設計が音質に及ぼす影響は大きい。試聴できるものではないため、リンクしたFBに使用例掲載が多いこと、雑誌等の評論記事があること、展示会などでの出展事例が多いこと、取扱店が多いこと。などを基準に選定した。

ビックカメラでポチる。そう、量販店と流通契約が出来ているのも選定理由の一つ。

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届いたのでまずは厚みを比べてみる。右がYAXI。うん。一回り分厚い。

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交換は容易である。ひっぺがしゃ良い。このアルミ部分が耳たぶを圧迫して痛いのである。

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左がYAXI。この時点で製品標準よりふわふわもふもふである。

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上が製品新品。下が交換後。着け心地はふんわりである。耳の圧迫はもちろん解消。音質への影響は特に感じない。安心できると書いていいだろう。この冬は「音の良い耳当て」で通勤しようか。

で、こういう些細なことで「改造」に手を染めて、あっちもこっちも手を加えて行くようになるんだよな。気をつけないとなw

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みんな無茶しよる。

2014年10月30日 (木)

おっさんホイホイの行方

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ハイレゾフォルダの中身。単曲で落とした高橋洋子とかShihoRainbowチャンあたりはまだフォルダを切ってない。

見ての通り、クラシックを除けば見事なまでのおっさんホイホイ。買い直しメインである。それでも現在進行形で新録が投じられるジャズやフュージョンはいい方。

日本の普通のポップスどうした。なぜハイレゾ出てこない。アニソンはさておき(それもおっさんホイホイのきらい充分にあるが)。

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(逆もまた真なり)

普通のCDどうなってる。

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……4K画質で化粧オバケを見てどうするんだという議論がありますが。同様にハイレゾ化する価値がある楽曲なのかという議論はさておき。

「売るべき物」と「売りつけたい物」「売れる物」決定的にずれてないか。

業界に尋ねたい「自然な拡散」(口コミ)が必要なのではないか?幾らごり押しされてもくそだせぇ物へたくそな歌もどき、耳に不味いモノ流行るわけねーだろが。一方で規格やハードでコピーをガチガチに縛ってしまった。スマホでようつべの動画見せて「いいでしょ。どう?」そんな広がり方すると思うか?

あんたらどうやって音楽を知り、広げ、買ってきた。

定額聞き放題やストリーミングがメインになるという流れはあるかも知れない。しかし現下の音楽番組に見られるある種の偏向を感じるに、そうしたどんぶり勘定市場にもバイアスが生じる気がしてならない。DJが選んだパワープレイとカネの力でごり押しするのは根底的にナニカチガウ。物欲ではなく五感の快を揺さぶるものは真の快でないと力を持たない。テレビを消して音だけにするとノイズの塊詰め合わせ、そんなの誰が聞きたいか。

定額もどうだろう。あなたの職場は勤務中にヘッドホンして文句言われないか。ならばコストパフォーマンスは高かろう。しかし実際は通勤・昼休み・帰宅後寝るまで、に

好きなモノ好きなように

聞きたいのが普通ではないのか。で、どうせなら良い音で、こんなところだろう。一方で耳の感度の良い若い頃に良い音楽に触れるのは非常に良い。そこを埋める音楽あるか。

売りたきゃ押しつけずにいい物作れ。違うか。

2014年10月28日 (火)

豪壮サウンドの宝箱「ONN」

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●冒頭の能書き

前に書いてるBlu-Swingではキーボード系のご担当、中村裕介氏のソロアルバム「ONN」をレビューする。電子音源による実験・前衛的な内容と言え、自分が手にしたアートブック仕様はCD限定プレス300程度とか(別にiTunes配信がある)。知らない人がこの板に巡り合い、更に手にする(ジャケ買いする)機会はまずないと思うが、逆に知ってるからって何もレスポンスしないのは意味なさないし、聞く側の視野拡大にもつながらない。この辺りは自分のようなヲタ、マニアの仕事(仕業?)だろう。まぁ、ありのまま書く。ちなみにウォークマン放り込むに際し曲名ちまちま書いてたら、Gracenoteがジャンル選べとやかましいから、「どれでもねぇ」程度の意図でオルタナにしてある。

●印象だら書き

ノイズ・パルスのミニマル反復で始まる。コンデンサ型で全解像して「音の良いノイズだ」となる。それは「4分33秒」のバックグラウンドノイズが無いと褒めちぎるかの如く。

変な書き出しだが、実はこの円盤、再生するシステムと耳への挑戦というのが第一印象である。ウォークマンに突っ込んだと書いたが、殆どのヘッドホンステレオ・イヤホンでは2曲目以降の「低域」は再生できない可能性が高い。ほぼ根こそぎ出ないか、クリップして音圧にならないかのどっちかだ。ZX1+EX1000でいっぱいいっぱいである。出せればあなたの手のひらシステムは優秀だ。

従いスピーカシステムに回すと当然サブウーハが吠え猛る。クロスオーバ40Hzの地鳴り専用空気砲が本領を発揮する。

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JBLの43やTADはどんな咆哮を上げるのだろう。通奏低音という言葉があるが、そこにどっかと座ってメロディが乗る。演色・エフェクトの類は感じず、カリッカリに乾いた、しかし素材そのものの音色で音と声が乗って行く(ヴォーカルに多少のリバーブは付けてある)。録音というよりパルスコードモジュレーション、変調であり復調解像である。耳も機械の一部と化す。というか良く44/16フォーマットに収めたなこれ。

ジャンル的な話をするのは無粋だが、トランス、アシッド、ハードコアテクノに覚えのある方は意外とすんなり入れるだろう。ドラム&ベースの流れも汲もうが、モダンでクールを突き詰めた感じ。ちなみに爆音テクノの一部に見られるような、脳みそ圧迫するようなまでの低音の窒息感はない。メロディラインやグルーヴ感はジャズの雰囲気。

家族で飯食いながら流すもん、ではあるまい。一人の夜にオーディオシステムと対峙する楽曲群と考える。趣向合えば耽溺でき心地よくなれる。なおYMOみたいなフルエレキではない。そのBlu-Swingメンバーのサポートも得てアコースティックが少々加わる。曲名ft.と付くのはフィーチャリングヴォーカル(featuring→ft.)つまり歌唱のある楽曲だが、サンプリングして打ちこみや初音ミク的なものではなく、普通に歌っているので念のため。

冒頭のノイズ、パルスはアルバム内随所にチラつく。ノイズを克明に書き出せれば気分が良く、システム的にはそこに静電気放電みたいな痛さを感じるくらいなら勝ち。突き刺さるよ、耳障りに聞こえるよ、ったら負け。低音もボンボン言って主旋律邪魔するならシステムのチューニングが不十分。

●総括

オレはまずニヤニヤしながら聞き、ついで真剣に聞き込み、そして気持ちよくなってウトウトした。開放空間でスピーカでもイヤホンヘッドホンの密閉時空でもOK。少しトリップできる。異世界だが不気味ではない。普段起きていることのない、深夜というには朝に近く、夜明けというには暗すぎる空に、二つ向こうの季節の星が煌めいている静寂の雑音をバックに。

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(2011年12月の皆既月食時)

・機材
CDP:アキュフェーズDP-65
アンプ:ヤマハDSP-Z11
SP:ヤマハNS-F500+NS-SW210
ヘッドホン:スタックス(SRM-323S+SR-404)
手のひら:ウォークマンNW-ZX1+MDR-EX1000

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