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2017年2月23日 (木)

水の星多い?

NASAが何か見つけた。

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・TRAPPIST-1(39光年)に惑星7つ
・うち3つは水があり生命の可能性

渡部准教授の見解は

・中心の恒星にごく近く、軌道周期は1.5日から12.4日であり、自転と公転周期が一致している状況と思われる
★地球と月の関係と一緒。常に同じ部分が中心星を向いている
・7つの惑星の周期比が整数比になる平均運動共鳴状態にあり、太陽系の木星周囲のガリレオ衛星の状況に近い
★ガリレオ衛星→イオ:1.769日/エウロパ:3.551日/ガニメデ:7.155日/カリスト:16.689日。
・トランジット観測から惑星の大きさの推定が可能であり、密度の推定もなされている。直径は地球の0.75倍から1.13倍、密度は地球の0.6倍から1.17倍と、どれも地球型惑星!
・赤色矮星は太陽のような恒星よりも数が多く、さらに一つの恒星にこれだけ地球型惑星が発見されたことは、宇宙全体で相当数の地球型惑星が存在するということを示唆。さらに、少なくとも4つはハビタブル・ゾーンに位置し、大気があれば海の存在が示唆され、生命を育む環境である可能性も高い。
(以上引用。★以下は自分)

「水」は「高温」でも「高圧」であれば蒸発せず存在できる。ただ、これらは地球とよく似た大きさ質量であるから、地球とよく似た密度・温度の水であろう。ただし、自転と公転が一致=常に同じ部分が中心星を向いているので、朝昼晩はない(昼ばかり、夜ばかり、どっちかの境界線ばかり)。氷が卓越し、中心星を向いている部分周辺だけ溶け、氷が白目で水が黒目の目玉によく似た「アイボールアース」になる。生きるに好適な場所はあろうが、生態系は地球と異なろう。それはそれで面白い。観測技術は上がっている。そしてこの頻度であるなら、「水の星」は意外に多いやも知れぬ。

さらなる成果を期待したい。

※先に隣の星「プロキシマ・ケンタウリ」で見つかった惑星も同じようなアイボールアースと思われる

・引用元はここ
・参考としてここ

2017年1月11日 (水)

まるちぷるいんぱくと説

「ジャイアントインパクト説」

月の形成を説明する現下最も「らしい」とされる説である。火星サイズの小惑星が地球にナナメに衝突し、同惑星と地球物質が地球外でまとまって月になった。

・月がだんだん離れて行くこと
・月の地質と地球の地質の相違
・地球の引力の割に月はデカい
・常に地球に同じ面を向けている

この辺をうまく説明できる。比して新説が登場した

Tw1

元の論文に曰く「マルチプル・インパクト」(多重衝突)説。微惑星による小さい衝突が生じるたびに破片が周囲に集積し、「輪」となり、「月」にまとまっていった。この方が現在の「月の地質」をうまく説明できるという。

まぁ積分だからね。衝突した微惑星の数と大きさ幾らにでも設定できるわけで。結論は保留。

2016年12月23日 (金)

エントロピーな重力だと?

「ダークマター」というのは恒星質量だけでは説明できない重力現象を説明するために考えられた「謎の重力源」をひっくるめて言う語だ。ブラックホールの他、質量のあるニュートリノ、暗くて見えない星が大量にあるなど、様々なダークマター候補が考えられている。

一方、重力は粒子間に働く他の力(電磁気力・原子核レベルで働く力)と相容れない、ひっくり返して「一つの方程式で全ての力を記述する」という試みに対して大きな壁となっていた。電磁気系とくっつけて書こうとすると、宇宙は「26次元」でなければならないというのだ。

そこまでへんちくりんな構造か?

で、出て来た「異端」理論がこれである。重力はエントロピーのような存在だ。「エントロピック重力」である。

「エントロピー」熱力学の用語。「乱雑さ」とか言われる。秩序は乱れてゆくものという基本原理と性質を意味する。氷が解ける…結晶という秩序ある状態が解放される現象。「森羅万象は混ざり合って中和することを目指す」とした方がわかり良いか。

エントロピック重力理論は、重力もそういう「比較すると力があるように感じられるもの」に過ぎない、とするものだ。確かに、ビッグバン宇宙論に基づく宇宙創成から現在までの流れは、「1個の火の玉」という秩序がバラバラに壊れてゆく流れだ、と捉えられなくもない。これで行くと「ダークマター」のような「見えないけどすごい重力源」というへんちくりんなものを考えなくて済むという。そして今般、大きな重力で光の軌道が捻じ曲がる「重力レンズ」を観測した結果、エントロピック寄りの予測値に良く一致するデータが得られたという。

Tw1

ホンマカイナ

2016年12月 8日 (木)

ああ、科学的じゃねーなー

ツイッターで回ってきた奴。

小池晃・共産党書記局長
「主要新聞、各紙すべて、産経新聞、読売新聞含め、全紙が社説で反対の社説を出すというのは皆既日食みたいなもので、これを踏みにじるのは言語道断だ。(記者会見で)」

Tw1

(証拠としてのスクショ)

あに言ってだ?おめ。

皆既日食を引き合いに出した意味が分からない。全紙が書いた=パーフェクト=皆既日食、ということ?

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↑皆既月食

で?皆既日食を踏みにじるって、何?

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↑金環日食

科学ってさ、論理と実証の世界なわけよ。で、それは政治も一緒なのね。理由があって正しいとか正しくないとか言うわけですよ。「皆既日食みたいなものを踏みにじるのは言語道断」ってどんな理由?

皆既日食自体は、天体の運動でそういう位置関係に地球と月と太陽がなった時に見られるもの。18年周期で同じスタイルが発現するってバビロニア人も知ってた話。ちなみに複数の「18年周期」が少しずつズレて走ってる。

カジノ法反対の理由とまるで関係の無い話。おまけに確率の支配下にある話に力学が幅をきかせる天体運動ときたもんだ。

斟酌すればよ「お天道様に申し訳が立たない」と引っかけたかったのかも知れない。で、曇り空じゃインパクト少ないから、皆既日食にしてみました。

でもそれ「賭け事ダメ、ゼッタイ」という感情論の言い換えに過ぎないのね。しかもこれ、カジノがラスベガス等で盛大に運営されている現状「実証」に対する「反証」も出せませんって言ってるに等しいのよ。やばいと思うなら実例付けてやばいと言えば済むんだから。まー実際問題としてなまぽもらってカジノへGO!が増えると思うんだけどね。なまぽもらってパチンコGOを出せばいいのに。

何で出ないんだろうね。ね?でもって本質食い込むと日食全然関係ないでしょ。「その暮らしでうのも困る」って手合いはなまぽGOに幾らか含まれるかも知れんけど。

この話終わり。アホな政治家。

2016年11月12日 (土)

渡部潤一広報20周年記念会 @cometwatanabe

「実は22年になるんですけどね」

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渡部潤一(わたなべ・じゅんいち)。国立天文台・副台長。専門は惑星科学。とりわけ流星群などの観測や挙動の研究。成果は枚挙にいとまがないが、一般的なところでは

・2012年金環日食でNHKの生中継で解説。
・現在放送中NHK-BS「コスミックフロントネクスト」のエンドロールにお名前。
・Eテレ「2355」の「考えるセイウチ」で星ネタで回答されたり。
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とかね。広報の職に就かれて今年で、ということで記念のパーティ。ツイッターで呼びかけがあって参加してみた。

メディアに広く人脈を持たれており、学術系・マスメディア系の「聞いたことのある」名札を付けた方々がご列席。逆に言うと自分が直接やり取りした実績(?)があるのは渡部副台長ご本人と、

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なんと、日本標準時の明石から参戦(?)ダジャレ帝王「ブラック星博士」くらい。

それでも普通に接してくださり話してくださりありがたい限り。ちなみに反対運動で先行きが懸念されたハワイのTMT(30m望遠鏡)も動き出せそうな由。ホントはそやつの鏡交換システムとか、シャックハルトマン合焦システムとか、濃い~~~お話が出来たらと思ってたんだけどね。論文に出てくるような方々250名からおいでの中でまさかね。

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サインも頂いてミッションコンプリート。昨今見るものは手のひらのスマホという時代。でも、見上げれば138億光年の時空。

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どうぞこれからも、星空の世界を平易にわかりやすく。ご活躍を祈念。

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本物の星博士同士。。。w

2016年8月25日 (木)

お隣さんに惑星が!ひょっとしたら生命が?

ケンタウルス座アルファ星。

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アラビアの固有名をトリマン(発音al-Ẓulmān=ダチョウの意)という。距離4.3光年。太陽に一番近い恒星として知られる。但し現在日本からは奄美以南でないと見えない(このシミュレーションは西暦17000年頃wの東京)。

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(NASA)

ちなみに一つの星のように呼ぶが、実態は三重連星である。太陽とよく似たサイズのA、Bがあり、そこから0.2光年離れてCがある。CはABの周りを「100万年」かけてめぐる。

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このCを「プロキシマ・ケンタウリ」(最も近いケンタウルの星、の意)と呼び、記事はこのプロキシマ星に地球タイプの水を持つ惑星が見つかった、とするものだ。

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(プロキシマ星。ハッブル)

水=生命と直結するのは我々が地球生命だからであるが。

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プロキシマ星こんなサイズ。太陽に比べて質量、半径とも1/7。しかも「閃光星」といって、突如何倍にも明るく輝いたり、応じたX線などを出したりしている。惑星の位置はプロキシマから1500万キロほど。X線の量が地球が受けているそれの400倍と言われ、「太陽の光と熱」をエネルギとして生きている地球型生命の存在を期待するのは難しそうだ。

ただ、地球だって酸素を要さず、太陽光を要さずで生きている生命や、鉄ではなく銅を使って酸素を運んでいる(=血液が青い)生命とかいるわけで、応じた環境に住まう生命体の存在は否定しない。

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我々はひとりぼっちじゃない。多分。

2016年8月12日 (金)

白鳥のケツと竜が一匹

「ペルセウス座流星群」

黙って見てるだけで流星に出会える一般向けの流星群である。今年は月に邪魔されないし、活動のピーク(極大、という)の直後に夜、なので、レジャーシートに枕抱えて近所の「ポケストップ」になってる公園へ。

一般に夜中に公園でごろ寝とか職質事案で、関係する本とか双眼鏡とか半分ダミーで持って出るが(暗記してるし双眼鏡は流星観測に向かない)。

今年はスマホとバッテリーで良い。「あ、ポケモンしながら流れ星見てます」

無論、その公園はポケストップである。時々アイテム拾って、なんか出たら捕まえよう。

ところがどっこいw

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2枚の写真の違いがお分かりいただけるだろうか。薄雲にずーっと覆われてぼんやり白いのだ。1時間ほどごろついていたが、群はもちろん、散在(さんざい:群に属さない「野良」の流星)の1つも見えず。どころか、白鳥のケツ……デネブがどうにか見えた程度。なおポケモンはアイテムは幾らか拾ったが、モンスターはミニリュウ1匹。

2時間を予定していたが、雲も厚くなって散々で退散。

本とか家に置いてポケストップ巡りをし、ボールを100個ほど。何ら生産性ゼロの金曜(>_<)

2016年8月 3日 (水)

Star Crazy 2016

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フィルムカメラの時代、「天体写真」は難易度の高いジャンルの一つであった。感度や露出が正しかったかは現像しないと分からないし、、長時間露光を実現するには正しく天体を追尾する(=地球の自転に同期させる)必要がある。加えて、天候に恵まれる、という「運」も味方にせねばならない。

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比してデジタルはその場で確認、補正が可能になった。これは腕前はもちろん、根本的な「観測」の精度アップに大きく貢献した。

ただ、「天体望遠鏡とデジカメを接続する」のはもう一段の壁があった。光学系のシステムが異なるからである。特殊なアダプタや、逆に望遠レンズを赤道儀(自転同期システム)にセットアップするか、どちらかを必要とした。

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(望遠鏡にデジカメを載せただけ。いんちきw)

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(で、撮った皆既月食と天王星赤い矢印)

が、最近はそこそこ性能デジカメ相当がスマホに搭載されるようになった。

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で、出てきたのがこんな物。レンズを双眼鏡に噛みつかせる。

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一太郎のジャストシステム通販でチョイ安だったので取り寄せ。1万円ちょっと。まぁ値段相応かと問われると嘘だわ。ただ、固定位置とレンズ位置の調整は出来る。めいどいんちゃいな。なお皆さんこの記事を天体写真ネタという前提で読んでるから何も不思議に思わないだろうが、実際こんなもん持ってる奴に夜道で出くわしてご覧なさい。職務質問上等だよ。

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天文台と同じく火星さん。双眼鏡7×50にiPhoneつけてパシャ。見ての通りぶれてる。そりゃ倍率に応じてぶれも拡大する。でもまぁ、クルマの屋根とかテキトーに使って固定すればいいし、レンズとスマホを共締めするだけなので望遠鏡の接眼にも使える。

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さぁ、何を狙おうか。

2016年6月 5日 (日)

ひたすらな趣味と道楽

★ほし

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火星

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アンタレス

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スピカ

trainでんしゃ

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電気機関車EF64-1000←電車じゃねぇ

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東海三英傑

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銀色だらけの鉄路に舞う「しらさぎ」の白きことよ

musicオデオ

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ソフトいじり

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ハードいじり

Photo

ガムラン。実験的な録音のDSD11.2MHz。そうギャンギャンに部屋中に金属音が響き渡る。ってわけではないのよ。だけど指向性と定位感「生っぽさ」はものすごいわ。

さー日曜オワタ。

2016年4月21日 (木)

癒やしが欲しい

ハッブル公式から画像をかっぱらってきて貼る。宇宙行こうぜ。最近の知見を小ネタとして付けて行く。

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土星さん。「輪」は惑星同士の衝突でバラ撒かれた氷のカケラと言われている。されば土星に落ちたり、遠心力で飛ばされたり、カケラ同士が衝突したりと、「雲散霧消」しそうなものだが、どうやらいくつかの衛星が、カケラをテキトーに寄せ集めて軌道を整える役割をしているらしい。これらを「羊飼い衛星」と呼んでいる。

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冥王星。最近の人類最大の収穫の一つ。凍り付いた星というイメージ定着してて、捉えたショットがラブリー♡ハート。低温なのでゆっ・・・・・・・・・くりではあるが、流体成分があって、応じた表情変化を持つ。ハートの左半分もそうやってできた。

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ケンタウルス座α星C「プロキシマ・ケンタウリ」(Proxima Centauri)太陽のお隣。ケンタウルス座αは、全体で三重連星だが、このCだけなぜかA/Bとは0.2光年も離れており、結果、太陽に最も近い。公転周期は100万年とか。現在ホーキング博士が中心となって、超小型衛星にソーラーセール背負わせて打ち上げ、レーザー光線で光速の20%まで加速、20年でこの星系に放り込もうというプロジェクトが金をくれと言っている。40年前に存在した「ダイダロス計画」は、プラズマ核融合エンジンでバーナード星を目指そう、という「そこでもう無理」な内容だったが、こっちは金だけの問題じゃね?と思わせるのがすごいところ。

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シリウス。冬天の白狼。左下光条の中途に白い点がぽつんとあるが、これが「シリウスB」従って二重星なのだがこの光量差があるのでまず見分けられない。ただ、2000年前頃、このシリウスBが一時的に赤く光った時期があり、「赤犬の星」と呼ばれた記録があるとか。実はシリウスは元々Bの方が大きく、先に死に絶え、従ってこのように暗いわけだが、重力だけは残っているのでAからガスを吸っており、これが核融合条件を満たすと光る。2000年前の赤犬はそれと言われる。

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ベテルギウス。変な形だがピンぼけなのではない。死にかけていて球形が保てないのだ。デカいのでハッブルでも輪郭が見えた唯一の恒星。超新星爆発を起こして中性子星になると見られる。

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イータカリーナ。りゅうこつ座η星。中心の星が死にかけで周りにガスを放出している。実は「星の死ぬ行くメカニズム」は見えておらず、こやつとベテルギウスの中間的存在が分かれば全容が見えると言われる。

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NGC4038&4039「アンテナ銀河」。2つの銀河が合体している最中で、普通の望遠鏡だと触角が2本生えているように見えることからいう。強く輝いてる部分は活発な星形成が行われている。我々の銀河も2億年後にはアンドロメダと合体してこうなる。

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キャッツアイ。「イータカリーナ」と状況は一緒で、真ん中の白い星が死にかけ。見えている角度が違う。よくオカルト系のアカウントやブログで見かけるが、NGC 6543とカタログ番号持った惑星状星雲である。

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ステファンの5つ子。ステファンは発見者の名前。合成ではなく彼らは実際このように見え、このうち赤い(赤方偏移を持つ)4つは、2億9千万光年辺りに近接して存在する。左上の白っぽいNGC7320だけは4000万光年で、同じ方向だが距離が違う。

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かみのけ座銀河団。3.2億光年くらいのところに1000個ほど(直径10万光年を1個2個とカウントするのもどうかと思うが)集まっている。かみのけ座は星が少なく、遠くが見えることから、新しい望遠鏡が出来るたびにターゲットとなり、結果宇宙の大規模な構造(たとえば銀河団同士がグループを構成している「超銀河団」の発見)を解明するきっかけとなった。

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ハッブル・ディープ・フィールド。おおぐま座のごく狭い範囲を長時間露出。映っているのは小さなモノも含めてほぼ全部銀河で、赤いものほど遠く、128億光年先の奴とか映っている。これをきっかけに、遠い銀河と近い銀河を比較して、銀河の形成史の研究が進んだ。

まぁこんなもんか。宇宙の大きさと立体感は、偶然、一人っ子として形成された太陽のもとに、大きな惑星がマイグレーションで外側へ遷移し、なお残った残骸が集まって構成され、そこに大きな原始惑星が衝突し、適度に傾いて月を携えて回るこの星に生まれ住まう私たちを癒やしてくれる。

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