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2012年8月

【理絵子の夜話】犬神の郷-40-

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 自分達のバリアーが解けた。
 どさっと雪上に落ちる。相当な高さだがショックも痛さもない。美砂が念動で制御しているのだろう。
 途端、自分達を何かが囲繞し、次いでねっとりと身体にまとわりつくもの。
 何だろう。見られ、聞かれ、匂いを嗅がれ、なめ回されているような不快な気分。
 無理矢理書き出すならば、剥き出しの好奇心が肉体を抜け出し、ガス状になって這い回っている、とすれば近いか。
 その不快さは一言、振り払い切り捨てたい。理由は簡単、自分達はそれこそ、“舐められて”いる。そうこれは舐めるような目線、の具象化。
 それは同時に、こいつが計り知れない怪物であることを意味した。
〈これが、本体〉
 美砂は言った。即座に地下茎の概念と結びつく。ということは、ガスの性状を備えた霊的生命体で、キュクロプスは肉持つ分身とでもいうのか?
 持ってる霊物を集結する。登与はロザリオを持っており、首から下げるに際しては、髪の毛を編んだ紐を使っている。以前手助けしてくれた霊界の聖戦女が、お守りにとくれたものだ。これを手首に巻く。
〈オカルト雑誌広告見て買ったインチキだったのに〉
〈使う方の気の持ち方次第でしょ。逆も又然り〉
 理絵子は髪をまとめるりぼんを解く。同じ髪の毛をこのりぼんに織り込んである。
 りぼんを錫杖の円環に巻く。
 すると。
 示唆を得、基づいて錫杖閃かせ、囲繞していた物を断ち切る。
 まるで脚切られたタコである。まとわっていたものはシュッと音こそしないが、そんな勢いで引っ込んだ。
 件のクレバスの部分へ。
〈霊剣の切れ味〉
〈えらい物持ってるね〉
 美砂がコメントした。目に見える物体としての髪の毛に加え、件の聖戦女がくれたものもう一つ。心にだけ見える短剣。
 その剣が、今錫杖に現身として生じている。霊剣が錫杖に憑依・乗り移ったと言えば良いか。
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(つづく)

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【魔法少女レムリア短編集】リトル・アサシン-04-

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「むしろ忍者かも」
 彼女はやはり日本語で言って、振り回すナイフの刃先を、中指と人差し指、ピースの状態から指二本でつまんで受け止めてみせる。
 真剣白刃取りのミニチュアである。これは車中の男達すべからく驚いた。但し、大したコトはしていない。男がナイフをどう動かすか、その意志を読み取って先んじて指を出しただけ。
 次いで。
「(どうぞ。日本のライスクッキー)」
 手品の要領でパッと取り出す、要するにお煎餅。
 半分に割って渡す。
「ニンジャ!ニンジャ!」
 検問係は形而上の存在にでも出くわしたような、恐怖とも言える表情を浮かべ、ナイフを腰のホルダーにしまうと、彼女の真似して煎餅をバリバリ囓った。
「(美味い)」
「(子ども達でも食べられるかな?と)」
 彼女がそう返すと、検問係は背中の銃を一旦戻して安全装置をセットした。
 忘れていたわけではないのである。その気になればいつでも撃つぞ、だったのだ。裏返して発砲の意志はなくなった。
「(お前気に入ったぞ。名前は)」
 煎餅をかじりながら尋ねる。表情は幾らか温和になった。
「レムリア」
 彼女は答えた。
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 EFMMの医療キャンプは、赤茶けた乾燥地の真ん中にぽつんと設営されていた。陽炎の向こうには切り立った崖を望む。地質時代に浸食された川底にあたる。
 人々はその崖の中にトンネルを巡らせ、土中都市を建設して暮らしている。異教徒の無人偵察機の目を逃れると共に、大地そのものを要塞として利用するためである。そしてキャンプが崖から離れているのは、異教徒が含まれているから。異教徒は基本的に異教徒というだけで処罰対象者だが、医療救命を引き換えに接近を特認されたという扱いである。何か彼らにとっての不都合が生じれば即座に処刑されることは実例を引くまでもない。もしこの地に異教側の走狗たる政府軍が近づけば、密告の嫌疑で処刑されるであろう。それが単なる偶然であったとしても、である。疑わしきは罰せよ。
 ちなみに、崖の上は一面ケシ畑。異教徒が畑に手を出したら下から吹っ飛ばしてやるのだそうだ。
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(つづく)

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【理絵子の夜話】犬神の郷-39-

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〈むしろそれを狙っている。殺したつもりで油断させて。だめだよ美砂さん〉
 看破、であった。
 頷きが返って来、肉体攻撃は断念の旨表明。
 されば意識精神に対する攻撃、となるが、霊体って消せるのか。
 理絵子は過去に死神と相まみえたことがあるが、“彼”は、結局自身が属する世界に去った。地下茎で繋がる植物の地上部分のみを刈ったかのようであった。
 いわゆる悪霊ならば元は人間であり、納得すれば人として然るべき地へ行く。
 対してこれは?目の前のこれは何?夢魔・淫魔としてインキュバスという名を知る。しかし本来、性の欲求とは、生物として子孫を残そうという本能じゃないのか。魔物は多く何かの化身だが、肉体の一属性なのに霊的な化身を持つってありなのか。
 彼女達は気付いた。
 その者が、肉体から、精神を脱出させようとしている。
 幽体離脱である。目的はひとつ、精神と肉体を別々に操り、彼女達に汚辱を与えようというのだ。身体がダメなら霊肉二元でということか。
 そうはさせるか、理絵子としては反射的な対応であった。
 錫杖を手に再び九字を切る。ひょうひょうと風切り音を立てて杖が舞う。
 呪文と共に、キュクロプスの動きが、思惟が止まった。
 封じたのである。
 密教では結界を形成して魔の行動範囲を制限するが、たった今出来上がったこれは、それより数段高度なものだ。行動のみならず、相手の意識活動、考えることすらも止めてしまった。いわば、相手だけ時間が止まった。
 美砂がこちらを見る。
〈いつまで維持できる?〉
〈判らない。ここまで踏み込んだのは初めてだから〉
 多分自分一人の力じゃない。二人の協力を得て、自分はタクトを振っただけ。
〈驚かないでね〉
 美砂は再び言い、手指をパチンと鳴らす。
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(つづく)

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【魔法少女レムリア短編集】リトル・アサシン-03-

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 ドアを閉めてすぐに発つ。検問係が後ろを見、検問所が見えなくなると向き直り、彼女を見てニヤニヤ。
「(日本人かお前。可愛いなぁ)」
 実際にはもう少し下品なことを言ったが略す。彼が言うには日本人ボランティアは内戦終結後よく見かけるという。……シルクロードのこちら側に極東系の民族は見分けにくいはずだが、〝武器を持たない東洋人〟は日本人だけという認識なので、自分もそうかと訊いてみた由。
「(アメリカの犬め)」
 皮肉っぽく追加。
「私は違いますけどね。日本にも友達がいます。一つだけ名誉のために言わせてもらうと、かの国は宗教の違いで毛嫌いしたりはしません」
 彼女は敢えて日本語で言った。目的はそれなりに日本知ってますよという意思表示。言葉尻の雰囲気や強さの伝達。
 通訳氏が困惑。
「(日本語か?何て言ったんだ?)」
 英語で言い直し、通訳、現地語。
「(だったら何故アメリカに媚びを売る)」
「(そうしないとクルマを買ってくれないから、と聞きました)」
 それは日本の知り合いに言われた事。日本をヨイショしてくれるのはいいが、海外では親米と捕鯨の点で噛みつかれることが多いから、問われたら模範解答としてそう答えろ。
 意趣返し。
 すると、のべつ剣呑だった印象の検問係が笑った。
「(トヨタは好きだぜ。壊れない。サムライが作ってるんだろ?)」
 彼は言い、盛大に揺れる車内で腰からごついナイフを取り出した。
 銃は背中にひょいと回す。安全装置は解除したままなので下手にぶつけると暴発するが、気にしている素振り無し。
「(サムライは世界一の剣術使いだ。知ってるぜ。お前も実はサムライ女か?)」
 風切り音が、とは言わないが、走る車中も構わずかなりの勢いでそのナイフを振り回す。すなわち完全に日本人と勘違いされているがまぁいいだろう。彼らから見た場合、どこの宗教圏にも属さない日本は不思議であり、その中立性は会話に有効。
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(つづく)

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【理絵子の夜話】犬神の郷-38-

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 思想誘導だと気付かされる。近い言葉に催眠・洗脳が使えよう。自分の考えを、他人の意識に、あたかも他人自身の考え・思いつきかの如く送り込む。
 他人の側からすれば、例えば突然好きでも無かった特定の人物が好きになる。
 そう思うように仕向けられるのである。
 それを、自分は今、仕掛けられそうになった。
 空恐ろしいようだが対処法は存在する。全然違うことを考えるのである。
 実は密教などの“一心不乱に呪文を唱える”という作業は、この全然違う事を考える作業をアシストする。意識を全て呪文に集中させ、余計なことを考える余地を与えないのだ。故に呪文以外の何かは外部からの物と気付ける。
 理絵子は登与と手を繋いだ。彼女の不安を感じたから。
 付いてくるようにと彼女に指示し、目を閉じる。
 肉眼で見た視界では、キュクロプスと本橋美砂が宙に浮かんで対峙している。
 対して目を閉じ、呪文で満たされた意識で見えているのは。
 泡状の力場と力場の衝突。シャボン玉が押し合いへし合いしているようにと書けば近いか。方や本橋美砂でありブリリアントな水晶色をしており、此方キュクロプスのそれはブラッドルビーのような血の色をしている。
 美砂はキュクロプスの性的欲求の本質を狙っている。対してキュクロプスもそれは承知しており、防御と共に彼女の心理的切り崩しを狙っている。すなわち、女性が本能的に恐怖を抱く陵辱の意志をあからさまに提示し、屈服・恭順させようとしている。こちらはこちらで自分達の肉体に滅びてもらっては困るのである。陵辱できないという理由で。
 とまれ、攻撃と防御に対称性がある。
〈違うよ〉
 登与が呟くように。
〈こいつの肉体を攻めても無駄。再生するよ。プラナリアみたいに〉
 プラナリア。2つに切ると2つの個体に再生する、ある意味不死身の生物。
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(つづく)

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【魔法少女レムリア短編集】リトル・アサシン-02-

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 彼女達国際医療ボランティア、欧州自由意志医療派遣団(European Free-will Medical care Mission:EFMM)は、この先に内戦復興事業で巡回病院キャンプを設営している。その近所で子ども達の間に伝染病の疑いが発生、当該部族の専属対応として許可されたのが彼女である。青い眼のオーストリアスタッフは身辺警護。
「(そいつは?子どもか?女は女みたいだが)」
「(とんでもない。東洋人は童顔なだけだ。我々の貴重なスタッフだ。子ども達には好かれる。だから最適と連れてきたんだ)」
 ガイド氏の通訳を介し、検問係とオーストリアスタッフがやりとり。指差す代わりに銃口を振り向けるので殺伐で仕方がない。体のいい差し棒というわけだ。応じてオーストリアスタッフのこめかみには汗が浮かぶ。
「(聞いてた話と違うから同行させてもらうぜ。お前は降りろ)」
 検問係のうち、ひとりが乗り込んできた。出発を許可する条件を2つ提示される。オーストリアスタッフはここで引き返せ。そして、代わりにこの乗り込んだ男がキャンプまで同行する。
「(しかし、自分は彼女の警護を)」
「(黙れ)」
 これ見よがしにカチャリと音を立て、銃の安全装置を外す。その鉛筆でも扱うような気軽さには、殺人機械を扱う慎重さは微塵もない。そもそも殺人に禁忌を感じていないであろうから、こっちが狼狽えても始まらない。文字通り殺すための道具であり、殺虫剤スプレーと変わらない。
「私なら大丈夫ですから」
 彼女は答えた。それどころか、むしろ食い下がって危険なのは彼の方。
「しかし……」
「銃で撃たれた経験があると度胸が据わるので」
 ウソではない。
「判りました。最近の女の子は強すぎる。では、申し訳ないがご無事で」
 彼は銃口に突かれながらすごすごとクルマを降りた。まるで自分が彼をやりこめたかのようだ。
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(つづく)

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【理絵子の夜話】犬神の郷-37-

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 対してキュクロプスはとにかく目一杯美砂の力に対抗していたようで、美砂がいなしたことから、肩すかしを食らった形となり、力の源である自分もろとも崩壊谷の上へ投げ出されてしまった。
 が、敵も然る者。下まで落ちるわけも無く。
「理絵ちゃん!」
 以下、美砂からの意志だけ。自分達は言わば一種のバリアに入っているような状態。このバリア理絵子の力で空中につなぎ止めておくことは可能か?
 頷いてみせる。“封じる”力は真言密教には各種ある。それを自分に向かって行使すればよい。
 よく考えると自分の力で浮かぶことになるが、だから不安だとか、疑問とか、考える余地は無かった。
 錫杖を手にする。
「臨、兵、闘、者、皆、陣、裂、在、前!(りん・びょう・とう・しゃ・かい・ちん・れつ・ざい・ぜん)」
 護身の呪、合わせて錫杖で空を切り、市松模様に近似の軌跡を描く。
 示唆が来る。地に錨打て。
 錫杖を大地めがけて振り下ろす。
 強い力が錫杖を捉えて抑え、がんじがらめに固定する。
 大きなまち針のように、自分達のバリアは大地に突き立ち、なおかつ保護された。
 美砂が一人出て行き。
 念動力の戦い。
 それは物をぶつけ合う。或いは、相手の肉体に干渉する。少なくとも理絵子が読んだSF・ファンタジー系の物語ではそんな書き方。
 だが、超能力は本来、その出自の故に肉体のダメージを狙っても無意味。
 ただ、この戦いの場合、ひとつだけ、肉体的要素が指摘できる。キュクロプスが有する性的な欲求である。
 一方、攻撃・防御すべきは霊的本質、すなわち“心”なのであるが、そちらでは自分達の方に引け目が存在する。性的な心理への拒否・嫌悪感である。
 受け入れてしまえば……
〈理絵ちゃん違う!〉
 本橋美砂の声が識域に響き、思考が断ち切られた。
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(つづく)

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【魔法少女レムリア短編集】リトル・アサシン-01-

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 咲き誇る花たちがケシの花だと知っている。
 それがなぜ大規模に栽培されているかも知っている。
 彼女達を乗せたワンボックス車は、およそ欧州の水準からは〝道〟とは言えない悪路を盛大に揺れ走る。道無き道という表現があるが、単に〝帯状に連なるケシの無いところ〟。
「車酔い、ないか?」
 口ひげを生やした地元ガイドが訛りの強い英語で彼女に尋ねる。
「ええ」
 彼女は答える。運転席以外シートが撤去され、殆ど貨物車然とした車中は人種民族様々だ。彼女はその中で唯一女性、どころか少女であり、日本の繁華街を歩いていても不思議でない容姿をしている。肩に触れない程度にカットした短い黒髪、マンガのヒロイン向きといえる大きな瞳と、〝ころん〟とした丸みを帯びた顔立ち。
 但し彼女は日本人ではない。
「この〝姫〟ならこの位どうということはないと思う」
 オーストリアから参加している碧眼の男性が答える。但し強い日差しから色素薄い目を守るため、サングラスをしている。
 車が止まる。エンジンが止まり、運転手氏がホールドアップ。少しそのまま時が過ぎ、ケシの波のただ中に取り残されたよう。予測の出来ない状況に会話が途切れて誰しも黙り込む。たまに風が吹いてクルマが揺れる。
 やがて近づく複数の男あり。ひとりが彼女達の座る荷室の窓を銃口でコンコン。
 口ひげガイド氏が応対し、現地の言葉が交わされる。彼女は12の言語を操るが、ここの言葉は守備範囲外。
 ワンボックス車の後部扉が開かれ、西側映画のステレオタイプ的テロリストそのままの男が2名、一同に銃を突きつける。すなわち、地域の装束をまとい、頭部には巻物。弾帯を2本タスキにして身体に巻き、銃はカラシニコフ突撃銃(要するに機関銃)。
 地元の反政府ゲリラであり。
「検問です」
 ガイド氏が言った。ここから先は彼らの実効支配地域ということ。ガイドを介して現地語で説明する。
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(つづく)

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【理絵子の夜話】犬神の郷-36-

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 本橋美砂は……以下キュクロプスを指さして言った。但し、指さしているのは念動力のベクトルをそちらに向けていることを意味した。
 理絵子と登与は期せずして互いの顔を見合わせた。別件になるが、二人は縄文人の生き残り、と思しき男性と出くわしたことがある。古代製鉄の熱源である天然ガス田を聖地として太古から守り続けて来たのだ。この者も似た類の生き残りか。
「頭蓋形成不全系は脳のダメージが大きすぎて長生きしない。でも、稀に生き残って、力仕事に使役された、そんな例はあるかもね。そして、脳への影響が、この人の場合は……」
 美砂は指さしていたその指をじゃんけんのパーのように広げた。差し向けると言うより受け止めるという形状だ。
 キュクロプスから激しい念動圧力が加わっているのだと判じた。足もとの尾根道が、上に重い物載せられたようにぐにゃりと凹み、変形して行く。行き場を失った圧力が地形に加わっているのである。なお、キュクロプスはギリシャ神話の単眼神だが、超能力を行使したという伝承は特にない。
「私たちの生け贄って」
「これの性奴隷になれってことでしょ。冗談じゃない。えっとごめん、二人ともそばに来て。わんこたちも。ベクトルを抜く。力は強いが横暴なだけで技(テクニック)を使うわけじゃ無い」
 少女三人、犬三匹、小さくまとまる。
「驚かないでね」
 美砂は、広げていた手のひらを、ギュッと握り、そして手前に引き据えた。
 空を飛んだ。それは目からの情報でそうと判じた。
 だが、いわゆる浮揚感や、重力に逆らっての上昇といった感覚は無かった。
 飛行機も一定速で飛んでいれば飛行感は無い。
 最上階に止まっているだけのエレベータにも、その下に何十メートルもの虚空があるという感覚は無い。
 ただ、存在位置が高い場所に移動しただけ。
 
(つづく)

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