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2014年4月

【妖精エウリーの小さなお話】けだもののそんげん-29-

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「機動性の良いことで」
「お金持ちでいらっしゃる」
 ヘリコプターからサーチライトが照射されます。
 道に沿って光を走らせるので、当然私たちはすぐに見つかりました。予知の通りです。いえ、既知でしょうか。
 隠れる気はありません。
 逆に手鏡で反射してやります。応じた動揺が光のぐらつきに現れます。
 果たしてヘリコプターは私たちの行く先に降りて来ました。この先は国道で、少しスペースがありますから、そこでしょう。
 バタバタというロータの回転音と、応じた強い風。
「来るね」
「うん」
 いいのです。さっきの電話があった時点でこうなることは想定済み。
 必要なのはその者達を公の目に晒すまで引き留めておくこと。
 風が森に吹き渡って行き、木々を乱雑に乱します。
「逃げ道を断っておこうか」
 私は手から衝撃波。
 高速回転するヘリコプターのローター・ブレードを狙ったと書いて、信じてくれますか?
 ブレードがちぎれ飛びます。竹とんぼの羽根を片方もぎ取ったようなモノですから、応じてバランスを崩し、ひっくり返ります。
 残ったブレードが数回地面をひっぱたき、ただ、映画のように派手な爆発、とは至らず。
 その代わり、急に静かになり、混乱した声が聞こえてきます。
「暴力が来る」
「私兵というか、暴力団だね。裏社会と結託してる」
 ライト掲げて走ってくる一団。
 問題はそのライト。
「ナイアデス!」
「はい。みんな身を隠して」
 出力の高いレーザポインタ……の、光で目が眩む前に、動物たちは森に身を潜め、私たちは小さくなって宙へ舞い上がります。
 その上空から見たのは、迷彩服着た男3名だと言ったらあなたは信じますか?
 日本の、国立公園という場所で。
 迷彩服はサバイバルゲーム用、辺りでしょう。そして得物。
 

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【魔法少女レムリアシリーズ】Baby Face-26-

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 彼にかじりつき、声を限りに泣き叫んでいるのであった。実際彼に爪を立ててしがみついていた。まるで幼い八つ当たりに思われた。しかし、彼はそれ以上の強い力で自分を抱擁した。
 持ち上げられて移動していると判った。
 それは、王子に抱かれる姫では決してなかった。むしろ、夜間に高熱を発して父親に運ばれる娘であった。
 そんな状態であっても、彼にカギを渡してドアを開けさせ、ベッドに下ろされる際には靴を脱いだ。しかも彼が買い物袋をキッチンに持っていたことまでちゃんと見えていた。
 彼女は彼の一挙手一投足をじっと見つめていた。見つめてしまっていた。果たして彼はコートを着たまま振り返ると、彼女の目を見つめ、ゆっくりと歩いてきた。彼と彼女の間には互いの目しか見えず、それ以外の何も存在しないのであった。
 彼女は彼に両腕を広げて差し伸べた。
 対して彼は、彼女の前に腰を下ろし、膝立ちになった。
 そしてコートごと覆い被さるように抱きすくめられる。
 強く強く抱きしめられる。
 息が止まるかと思うくらいに。
 ベッドに倒れ込む。押し倒された状態だったが、すぐに彼は身体を反転させ、海洋生物ラッコが我が子にそうするように、自分の身体の上にレムリアを乗せ、強く強く抱きしめコートで覆った。
 真っ暗な中に二人の身体だけ。
 彼の鼓動が体表から体幹へと直接感ぜられる。
 今ふたり、身体の部位で触れ合っていない部分は無かった。背中には彼の腕が回り、足には足を絡めてあった。
 コートの中で彼我の空隙が暖かくなる。
 通り越して暑くなる。高温であり高湿であった。
 それは、この部屋では感じない熱さであった。どんなに暖房を強くしても、真夏であっても生じない熱さであった。
 彼の片手が、時折後頭部を撫でさすった。
 どれくらい、時間が経っただろうか。寝たのかも知れない。覚えていない。
 目の前にハンカチが出てきたので目元を拭った。
 

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【妖精エウリーの小さなお話】けだもののそんげん-28-

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 発電には燃料を使うでしょう。その燃料は多いでしょう。
 その結末は今のだけでは終わらない。
 自分たちが逃げるだけならテレポーテーションで一発ですが。
〈おや、連れて行くん……ですか?〉
 私の意志を読んで犬が訊きました。
「ええ。死なせたら体の良い口封じに使われるだけ。罪を感じて自殺した、とかね。組織自体は残ってしまう」
〈なるほど〉
 リクラ・ラクラ・テレポータ。
 
 
 社員もろともトラックエレベータまで連れ出したその直後、大きな音を立てて地面が揺れ、背後一帯が陥没します。
 時間は既に夜明け直前。僅かな陽光があり、概況を浮かび上がらせます。そこは大きく土を掘りさげ、大型の貨物コンテナをブロックのように積み上げ並べてありました。後からその壁をくり抜くなどしてプラントを配置したようです。もちろん、そんな大規模工事を人目に触れず実施するのは困難。
 名目は土石流災害復旧工事。
 陥没クレーターで爆発が生じ、がれきを伴った熱風が発生し、上空と四方へ広がり走ります。
 私たちはバリアの中。ナイアデスは動物たちと森の中へ。
 熱風が行き過ぎて間もなく、幾らか火の手が上がりました。が、破壊はしても灰燼に帰してしまっては証拠が残りません。目的は機能を失わせること。私は衝撃波で一陣の風を作ると、誕生日のロウソクよろしく一吹きで消しました。
 ちなみに社員と警備員はオブジェのように固まったままです。逆にバリアの中に封じています。
 ナイアデスが動物たちを連れ、戻ってきました。
「これからもう一度人間との接触が発生するけど?」
 それは、予感というより確信を伴う予知の示唆。
「大丈夫でしょう」
 私は応じました。
「了解」
 社員らを放置し、彼らが勝手に作った道を歩いて行きます。
 私たち白装束の女が2人。
 および、動物たち。
 近づいてくるのはヘリコプター。
 

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【魔法少女レムリアシリーズ】Baby Face-25-

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 警官姿の自分を見回し、別段驚くこともなく、もういいよ、と彼女に告げる。己が身に生じている事象を把握しているのである。
 彼女は指をパチンと鳴らす。
 相原学はサラリーマン姿に戻る。ポケットティッシュを取り出し、ベルト金具の血糊を拭い、自らの腰に戻す。
 それは刀の血飛沫を払うサムライの所作を思わす。
「大丈夫か?」
 尋ねる彼を見ている自分が震えていた。レムリアは氷点下のレンガの地面にぺたんと座り込んでしまった。
 今更のようにガクガクと身体が震え出す。震えは勝手に生じるもので自分自身で制御できない。
 震えが拡大し、どうしようもないくらいに全身が震える。それでも抱え込んでいたらしい買い物の紙袋がバサッと落ち、歯がガタガタ鳴る。
 まるで突如極地に放り出されたように。
 抑制されていた恐怖が一気に解放され、応じた反応を身体に惹起したのであった。
「おお大丈夫か、怖かった、怖かったな。ごめんな、あと1本早いトラムに乗れば良かった」
 相原は膝をついてしゃがみ込み、コートの内側に包むように彼女を抱きしめ、かかえ上げた。
 暖かいものにふわりと包まれ、彼女は力が抜けるような感覚に襲われた。もう、いい。何もしたくない、なすがままでいい。
 そして恐らく、自分は泣き出す。
 何もかもぶっ壊れてしまったかのように、大声で泣き出してしまう。みっともないとも思ったがどうでもいいとも思った。自分で、自分が、どうにもならない。
 相原の腕の中にただ自分があった。
 ありったけが、涙と、声と共に、全部出て行くような気分であった。それは、どうにかして積み上げて来、自分を構成している何かが、粉々になって流れて行くようでもあった。でも、その後どうなろうと知ったこっちゃなかった。
 

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【妖精エウリーの小さなお話】けだもののそんげん-27-

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「うぉ?」
「ど、どこから来た」
「応じた場所から」
 私は悪魔の気分が少し判ったような気がしました。
 念動で束縛してしまいます。目に見えぬ壁を押しつけるようなイメージです。彼らは得物を手にするまでは出来ても、そこから一歩も前へ進めず、その腕を動かすことすらままならない。
「火が迫っていますが」
 ナイアデスが感情を感じない声で言いました。
 フラットで真っ黒。それが今の彼女の心情。起伏や柔らかさはどこかへ行ってしまった。
 いえ、そういう心理状態、柔らかい気持ちでこういう者達と対峙すると、それこそこちらが精神の異常を来す。
 真っ暗になります。火災報知器の激しいサイレンが意気消沈するように停止しました。
 主たる発電装置に火が回り、完全に電源が断たれたのでしょう。
「天井を壊せばダクト経由で外へ出られるようです」
 ナイアデスが言い、
「はい」
 私は拳の衝撃波で天井に穴を開けました。一般的な吊り天井に建材ボード。造作もありません。
「動物たちを先に」
「了解です」
 ナイアデスが小さくなって誘導します。ダクトに入れば後は判るとは動物たちの弁。外からの空気の流れ、外への空気の流れを敏感に感じるようです。
 猫一匹は自らの意志で私の肩に残り。
 老犬は大きさもありましょうが、
〈これでも牙持つ身〉
 そう言って、会議室机の上に飛び乗りました。
〈人語に変換を〉
〈はい〉
 少し小細工をします。犬の声として彼らの脳裏に再生させます。
「おぞましき所業許すまじ」
「うわ」
「喋った。犬が喋った」
「黙れ」
「化けもんだ」
「ぬかせ。お前たち自分達の子供の血肉を喰らうか?どっちが化け物だ」
 ナイアデスから連絡。地上へ出た。及び、接近する怒りと困惑……誰か来ると言うことでしょう。
 どん、と音がし振動。最下層でなにやら爆発があったようです。
 

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【魔法少女レムリアシリーズ】Baby Face-24-

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 ベルト金具のクロムメッキが銀の閃光を発し、次いで肌を弾く鈍い音がし、今度こそ血の飛沫が散った。
 金具が一名の鼻を強打したのであった。ボトボトと音を立てて赤黒い血が落ちる。
 獅子だ……彼女は思った。メガネが光ってよく見えないが、恐らくは憤怒の形相であろう。
 剣と甲冑を備えた白馬の騎士ではない。勝利が約束された映画のヒーローでもない。
 それ以前に、外見はむしろひ弱そうと言って良い。どころか、ベルトが無いので脱げかけのスラックス。
 なのに立ち向かうその動機を自分は知っている。
 身を挺して自分を守る男であるとよく把握している。
 確かにボランティア団体の屈強連や守備の傭兵など、自分を守るために尽力してくれた男達は他にもある。しかし彼らにとってはそれは“仕事”。同じ作業を同じレベルで他者にも発揮されるものであって、その点で自分のみに集約されているこの男の動機と異なる。
 従い、もしこのまま放置すれば、彼は彼らを殺すにまで至るであろうと彼女は知っていた。
 なぜなら、ひ弱な一人、対、犯罪に慣れた暴力集団であって、本気で殺すつもりでなければ気圧される、と彼自身が考えているからだ。一瞬も攻撃を止めてはならないのである。
 そこまでさせるつもりはなかった。
「(その姿心に描く有様に似て)」
 彼女は特異な語を再度口にした。
 口にするその唇に人差し指で触れ、指先で天を指し示し。
 その指先が金色に輝くのを待ち、自分を守る男へと振り向ける。
 相原学の姿が変わった。
 顔かたちはそのままに、身につけている衣服が変じた。
 変身、であった。
「polizia!(警察)」
 男達は叫び、一斉に逃走に転じた。
 相原学は逃げ去る者たちにそれ以上何かしようとはしなかった。
 

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【妖精エウリーの小さなお話】けだもののそんげん-26-

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 投げつけてきます。当然、手から離れた瞬間に念動力で粉砕。
「ゆ、幽霊」
 花瓶を投げた男は、投げ終えた姿勢のまま、呟きました。
 ゲラゲラ笑い出します。精神の正常を逸脱したことは明らかです。失禁しながらぐにゃぐにゃと座り込みます。
 残り4人は気圧されるようにめいめい後ずさりし、壁に貼り付きました。
「やめろ。オレ達は命令されてるだけだ」
「そ、そうだ」
 そこで私は人間サイズになりました。
 動物葬儀社A。ペットショップチェーンB。共通の経営者C。
 そしてこの工場D。
 携帯電話の着信音。
「だ、誰だお前……」
「電話出たら如何ですか?」
 鳴っているのは気の触れてしまった工場D社員の携帯。
「C社さんが異常に気付いて掛けてきたのではないですか?」
 ちなみに私の質問は、応じた答えが意識に用意されるでしょうから、それを読み取ろうという意図。
「……お前どこの社のモンだ」
 一瞬、質問の意味を判じかねましたが、
 産業スパイの疑いとすぐに判りました。
 工場は燃えさかっているのに、気にするのはそうした内容。
 ひとまわりして斜め上を向いた、と表現しましょうか、異常な、ズレた反応という印象。
 電話が切れました。
 地下ですから電波は届きません。この工場が中継設備を持っており、それが電源を失ったのだと判ります。
「ちなみに火を放ちました。ここの破壊が目的でそれ以上は求めません。ただ、また同じことを考えたら同じことをします。その宣言のために私はここにいます」
 私は言いました。
 4人が相互に目配せ。と言っても、意図は丸見えなのですが。
 作業着や警備服に忍ばせた得物(万が一の大型動物制圧用らしい)に手をした、と判じた瞬間、私たちの方も二人に増えます。
 ナイアデスも身体を大きくしたのです。
 

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【魔法少女レムリアシリーズ】Baby Face-23-

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 野球を知らぬ人間に取り、石礫ならまだしも、人体からそのサイズの球体が高速射出される有様は、機械的、非人間的に映じてもおかしくはない。すなわち不可解不気味に見える。
 そして、そういう、ありふれたものをあらざる物へ変えてしまう術を持つ者。
 駆使する工学のゆえに自分が唯一“不思議”と感じる人物。
 前述、特異な言語の意味を幾つか解するもう一人。
「mostro!(怪物だ!)」
 その子供じみた声の主は言うまでも無かった。
 手紙の少年が震え出し、ナイフを取り落とし、既に逃げ腰。
「暴漢だあっ!」
 リンゴを投擲する男は日本語でそう叫びこちらへ走ってきた。
 深夜にコート広げて街路を走るその姿確かに怪しいが、恐れる対象ではないと彼女は知っていた。
 相原学であった。
 スーツにコートのサラリーマンスタイル。しかし確かに相原学であった。
 相原学は表情が見える位置まで来て立ち止まると、自らのズボンのベルトを外した。
 少年ら男達は相手が怪物ではなく人間だと判ったようではある。しかし“ベルトを外す”という意表をついた動作は、彼らの動作を一瞬だが停止させ、相原学の“次の動作”に注目させた。
 その、注目した顔面に容赦なく叩き込まれるベルトの金具。
 ムチの手さばきであった。相原学はベルトの一端を手に取り、その手を一旦男達に向けて投げ出すように伸ばし、次いで急速に手を手前に引き寄せる。
 ベルト金具はその手の動きに遅れて追従し、しかし、金具は運動エネルギを重畳して男達の顔面を強打する。
 囲む男達は大陸の体格であり、その点で確実に相原学は劣った。
 ただ、相原学は力学を加勢とし、現代戦争の流儀を用いた。すなわち最初に“空爆”してダメージを与えてから、白兵による制圧に当たるのだ。
 

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【妖精エウリーの小さなお話】けだもののそんげん-25-

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 程なく流れ落ちた炎でプラントは停止し、それこそ加工中の“材料”に火が移ります。
「放っておけば燃えるでしょう。非合法だから消防を呼べないでしょうし」
 私は言いました。そして、
「あとは制御と電源」
 付け加えます。制御……人が詰めて監視している事務所部分がこのフロア奥方に、公共電源を引き込めない故の発電施設が更にこのプラントの下にある。
 以上は透視や、社員からのテレパシー情報窃取による補足。
「待避しようとしてるようです。どうします?」
 ナイアデスが気付いて言いました。どうやら警備も監視オペレーションもこの会社の人間のようです。すなわち、部外者はいない。まぁ、こんな違法でおぞましいもの警備する会社は無いでしょうし、そもそも頼もうとは思わないでしょう。
 なら、遠慮は要らない気がします。
「リクラ・ラクラ・テレポータ」
 跳躍し、私たちが現れたのは、大きなテーブルに複数の椅子、ホワイトボード。
 会議室のようです。隅に警備の制服と青い作業服、総勢5名が固まって喋っています。
 私たちの出現に気付きました。
「な、なんだお前らはっ!」
「うわっ!」
 以下、それぞれに感嘆語を発して驚愕の意思表示。
〈噛みつきますか?〉
 犬が訊きました。
〈いいえ、みんなで並んで寄って行くだけで充分〉
 一緒に来た動物たちが横一線、並んで人間達に迫って行きます。
 テーブルは邪魔です。そこにはネズミやリス、ハクビシンなどが飛び乗ります。
 動物の死体をぞんざいに扱う作業場で、野生動物が徒党を組んで迫ってくる。
 5人は凝固し、押し黙り、目を見開いてぶるぶる震え。
 そして。
 ひとりが喉破れんばかりの叫びを発して部屋隅の大きな花瓶を抱え上げました。
  幹部等が訪れた際には派手な花を挿すのでしょう。されど今は空っぽ。
 

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年度頭に当たり【予告と見通し】

【水曜枠】

「けだもののそんげん」は5月くらいまで。その後は大人向けの童話「ゆかちゃんハテナ王国へ行く」というのがスタンバイ。これは歌手のうちやえゆかさんのツイッター上での呟きからふっと生まれたお話です。その後は理絵子の夜話が控えています。

【土曜枠】

「BabyFace」はそれなりに長いのでまだ半分行ってません。なお彼女の話はその後も控えてます。

恬淡とやってます。はい。

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