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2006年10月14日 (土)

しょうがねぇべよ

2夜連続で娘は高熱で寝たり起きたり。
もっさりと起床し、妻は病院へ向かう。残された父子は、娘の状態が状態なので再度病院へ行く事にする。「ふたご姫」見てクルマでGO。
「だっこ~」
甘えてまぁ。って熱が39℃じゃしゃぁない。
診察は風邪以外の徴候は見えないというもの。
「抗生物質もそろそろ効いてくる頃だし、様子見てみてください」
へいへい。ネブライザー吸入しておしまい。
タイトルはこの後。会計していると担当看護師さんが一言。
「クルマの下に子猫ちゃん居ますんで気を付けてくださいね」
「はぁ」
行くと左後輪の下に元気




のない、尻尾の毛がバサバサな小さなトラネコがぐったり横たわっている。
クルマ動かすと確実に車輪の下((c)ヘッセ)になるので、首根っこ掴んで引っ張り出す。手のひらに載るほどのサイズ。んなもん、普通なら親ネコと一緒で然るべき。当然、捨てネコだなと判断できる。
で。
「!」
目の周りがぐちゃぐちゃやないかい。
感染症を患っているのだ。そしてそのせいであろう、この子の目は光を失っている。
野生の掟に従うなら死あるのみである。他方、人間として可能な範囲で手を出すとしたら、こういうシナリオになる。

高熱の娘に病気がうつる可能性覚悟の上で獣医へ連れて行き、ペット禁止のアパートで一人で生きられないこの子の面倒を一生見る。或いは確実な里親を見つける。

父親として、その背負うリスクはあまりにも高すぎる。
出来る事はこれしかなかった。
病院の看護師に、ネコが病気である事を告げ、診察に来た他の子ども達が触らないように注意してもらう事だ。

娘は夜になり、ようやく熱が下がった。

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