改札は止まらない
…キセルではない。
切符を通し、ゲートが開くまでのタイムラグのため、歩行速度を落とすのが嫌だという意味である。それがないガジェット、鉄道ICカード、これ最強。
嚆矢の一つがJR東日本suicaである。実質上のメジャーデビューというわけだが、2001年11月18日のスタートに対し、19日には入手した。シリアル番号発行駅12番!
以来、幾星霜。大阪エリアでICOCAが始まり、PiTaPaが動き出し、ICOCAとsuicaが相互乗り入れ。100万都市圏、一部地方私鉄にも入り始めた。
んで忘れた頃、巨大なイナカ名古屋でもICカードサービスがスタートした。その名をTOICA(TOkai Ic CArd)。
退社後いそいそと駅へ向かう。券売機を占拠し、夫婦2枚分カード発行させ、いくらか突っ込む。基本的に電子マネーだから、あらかじめなにがしか金額を与えておく必要があるのだ。定期入れに収め、改札機のセンサにタッチ、ちょん、ぴぴっ!ゲートぱっか~ん。
快感←ドアホ
でもこれだと切符が飲み込まれる時間が不要な分、歩行速度を落とさず改札をすり抜けられる。時間にして0.3秒程度のアドバンテージだが、このノンストップ感がストレス無くていい。ETCに通じるものがある。
「ナニあの人」
そんな視線が気持ちいい。諸君、これが普通なのだよ。←シャアか
名駅まで往復する。名駅の通過も当然ぴぴっぱっか~ん。隣の人より後から入り、隣の人より先に出る。これだ、このスピードだ。このスマートさこそ21世紀の鉄道サイバネティクスだ。
せとでんのホームへ戻り、ワンセグで半井小絵天気予報をチェック。IC改札ワンセグケータイ。これぞ21世紀大都市の象徴。
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