困ったメーカ
購入部品の中には不良の目立つ物もある。
そーゆー場合、メーカに来てもらってゴルァ、じゃなかった。なんで?今後どう改善する?とゆー話をする。改善されなければ改善されるまでやる。
今日のメーカはそーゆー何度も組の一つ。
何度も呼びつけられて業を煮やしたか、品質保証本部長なる人物が登場。
言い訳資料の説明を始めるが、これまでの流れを把握した上での物ではないようでとんちんかん、口もが無礼でこりゃだめだ。あのね、社内じゃアンタ偉いかも知れないが、ウチらにとっては単なる他の会社の人。
言った事を要約するとこうなる。
「故障の原因は見た目で判りませんが、偶然です。お宅の使い方の所為じゃないですか?」
クルマにたとえよう。ウチがゴルァした症状はこうだ。
「ハンドル切っても曲がりません」
メーカーの返事。
「工場テストでは曲がりましたよ?」
しかしその真実。
「すいません、走らせない状態でハンドル切ると曲がりますが、走らせてハンドル切ると曲がりません」
で、今後は走らせてハンドル切る試験をしてから出すと、そりゃいいよ。で?ハンドル切っても曲がらなかった真の原因は?と訊いて、やってきたのがこれ。
「全部分解して写真撮りましたが、見た目個々の部品に異常はありません」
で、上記発言に繋がるというわけ。
うんそう、ハンドル切った時、繋がってる部品がちゃんと反応してるか、とか、全然見てないの。しかも異常がない理由は「見た目」で、原因そのものは「判りません」。
ヲイヲイ。真の原因不明じゃ、ハンドル切った時曲がらないじゃなくて、逆方向に曲がるかも知れないじゃないのさ。
「経験上それはありません」
証拠はよ。
「ワールドワイドの実績に基づきます」
議論になりません。これには製造ラインで毎日コイツの不良と出くわしている係長氏がぶち切れ。
どうにもしょうがないので。
「ハンドル切った時反応してるかどうか、この部品のここの挙動見てみて下さい」
何で客が故障の確認方法を製造メーカに伝授すんだよ。
ギョーカイ人では知らぬ者無い大メーカなんだがねぇ。
ワールドワイドはご立派だけど、ワールドワイドに無知バラまいてんじゃねぇよ。
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