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2006年11月 9日 (木)

藤田スケール

…こんなカテ作って、このカテで検索してくる人いるんだろうか。

新聞天気図をごらん頂きたい。
主な都市に●○◎といったマークと、旗竿みたいな記号が付いている。前者がその土地の天気を表す記号で、後者旗竿が風向と風力を表す記号である。この風力のクラス分けを、提案した英国海軍軍人の名を取り、ビューフォート風力階級という。最大で秒速32メートルまでを12階級で表現する。これより上がないのは、船舶が航行不能だからであるらしい(海軍ですから)。
しかし。
実際にはこれより遥かに強い風が気象現象として存在する。熱帯低気圧による暴風雨であり、竜巻である。中でも、竜巻は、特にアメリカで被害が大きく、どんな強さの奴でどのくらいの被害が出るのか、目安となる基準が必要であった。そこで、ビューフォート階級を超越する強風の被害を表現するために、一人の日本人が、独自の階級を提案した。
藤田スケール。頭文字を取ってFスケールである。某ハリウッド竜巻映画によって、日本でも広く知られるようになった。
藤田スケールは最大で…ナニ?F5?ちゃうよ。F0~F12までの13階級に分けられている。このうち最大級のF12は、風速が秒速340メートル…すなわち音速、マッハ1を意味する。さすがに地球上ではここまでの風速は出ない。こんな風が吹いているのは木星の大目玉、大赤班くらいだ。ちなみにあれは台風のバケモノである。
話を戻して。
今夏から今月にかけ、日本列島で少なくとも3つの竜巻による被害が生じた。佐呂間のものが大変痛ましい事態になったのは書くまでもない事である。竜巻は発生メカニズムが不確定である上、極めて局地的な擾乱であるため、予測が非常に難しい。悔しい話だが、お悔やみを申し上げるより他になすすべがないのである。誰にも、何の責任も落ち度も何もない(だから余計に痛ましい)。ただ、竜巻は必ず積乱雲に伴う。運動会のつむじ風が竜巻に発達する事はない、という事だけは書いておきたい。
で、これら竜巻であるが、宮崎のがF2。佐呂間の物は「F2以上」というのが気象庁の公式見解である。本日奥尻青苗(ここは言わずと知れた北海道南西沖地震の津波被災地区である)でも生じたようだが、これはF0-1レベルであろう。日本でF3クラスは極めて稀とされるが、もし佐呂間の「F2以上」が「3」となれば、最近15年で3例目となる。
本題はここから。こう立て続けに竜巻発生、しかも人的被害が過去最大、それが国内最大クラスらしいと言われて、そこここで耳にするのが「地球温暖化の影響」という見方である。これには疑義が二つある。
まずマクロスケールの変化である地球温暖化と、ミクロスケールの擾乱である竜巻とが、どんな関係にあるのか、全く説明が付かない事である。
そしてもう一つは、何でもそれで決めつけてしまうと、真の原因がその言葉に埋もれてしまう可能性があるという事だ。確かに当日は暖かかった。寒冷前線の前後で温度差が極端に大きく、竜巻の元凶である上昇気流が激しくなる条件が揃っていた。この「暖かい」を捕まえて地球温暖化の影響とするのが上記の論調である。でも竜巻はそれだけでは生じない。気流と地形の影響を必ず受ける。また、普段海上で発生しているが、たまたま今回は陸地になったのかも知れない。立て続けに3つあったのも、たまたま、それぞれ町の近くで生じただけかも知れない。センセーショナルな物言いをするのは簡単だが、安直に結びつけるのはどうだろう。ひょっとすると、ビルの並べ方によっては都会の真ん中で竜巻が起きます、などという解のヒントが、今回の被害の中に隠されているかも知れない。冷静な視点で総合的な判断を待ちたい。
たいがいにしておくが最後に一つ。アメリカでの竜巻は映画にもあったように「F5」が最大と言われているが、実はどうやら過去に3例ほど、「F6」と推定される未曾有の大竜巻があったらしいのだ(そのうちのひとつ)。その風速、秒速142–169メートル。時速600キロ。国内線ジェット機の巡航速度である。音速の半分。でも、現実の竜巻で、それがF5かF6かは、すぐに判断が付かないとされる。

なぜなら「F5」の被害定義が「あとかたもない」ので、それ以上強くても被害状況からは判断できないからである。

※2007/07/14加筆

このページの検索が多いので追加する。F0~F12の具体的な数値分けは
http://en.wikipedia.org/wiki/Fujita_scale
より読み取っていただきたい。なお、風速は時速マイルなので電卓叩いて変換されたい。

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