エビフライの聖地
名古屋=エビフライという認識の方は多いと思う。
実際の名古屋的食品はなんといっても「味噌」で、えびふりゃ~は名物というわけではないのだが、タモ●リが「いいと●も」で言いまくったせいでこれで定着した。
2007年1月3日(エライ大袈裟な煽りだなオイ)。
義妹夫婦が午前で帰路へ。一旦義弟氏の実家に寄り、そこから更に新幹線で横浜へ向かうという。
見送って午後。夕食はどうしようか会議。
行きたいというオレサマの欲望願いはあっさり叶う事になった。
まるは食堂
その名古屋=エビフライという脊髄反射的認識に、予想以上に応えてくれる海鮮料理旅館である。知多半島の先端に位置し、あまりの好評ゆえに食堂部門だけ名古屋中心部栄(三越別館ラシック店内)、及び中部の玄関セントレア空港ビル内に出店を果たした。
その実力、しかと確認。というわけだ。
夕刻出発する。空港店なら目と鼻の先だが、ただでさえ空港店は激混みである。こんな帰省ラッシュでじたばたしてるさなかどれだけ待たされるか。
本店に行く事にする。知多半島の先っぽである。ルート247をひたすら下る。人口密度が低い事もあり、深夜とおぼしき状態。
駄菓子菓子。
カーヴを曲がるとその建物は海沿いに燦然と光り輝いていた。
まるは食堂旅館新館。
建物の前はクルマギッシリ。さすが著名な店だけある。だが、建物下の別の駐車場はまだ空きがある。
これならそう待つ事もあるまい。店内に入ると1Fが椅子席、2Fが座敷。座敷童がいるので迷わず座敷。でも30分は待ったか。禁煙室へご案内。
メニューを開くとまず目に付いたのがコース料理。2000円から5000円まで書いてある。よく見ると1500円と7000円なんて物もある。だが、コースには酢の物やら焼き魚やら付いてくる。
そんなものはいらん。
狙いは一つ「エビフライ」。
結局単品エビフライをベースにご飯にみそ汁、刺身、カキフライを追加する。
そして見よ。
れでぃーすあんどじぇんとるめん。うぃぷれぜんちゅうりあるなごやえびふらい。
あず
まるは。
長さ20センチ。直径4センチ。
普通に洋食屋で頼むエビフライより、明らかに一回りデカイ。
早速ソースぶっかけてがぶっとやると、かりっとした衣の中に、噛みごたえ充分なプリプリのエビ。
それは文字通り「頬張る」。
口いっぱいの幸せ。
これで2匹950円である。ご飯にみそ汁が250円。グダグダ言わなきゃ1200円で立派なエビフライ定食が食えるわけである。
調子に乗って3匹食ったが揚げ物なのに胃にもたれず胸焼けもせず。義母が「調子悪くならない」というから、衣や油の質も良いのだろう。
コレなら名古屋名物と銘打ってもいいだろう。
満足である。
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