人間は敵だ
朝もハヨから工場跋渉。ラインの片隅で定規をあてがう。
部品の取り付け足が所定の長さ以下にカットしてあるかという話。
100個ほど測定してガウス曲線を描こうぜって算段。
事前に、かくかくしかじかにて、切っておくれ、と協力工場には依頼済み。うん切ってある。切ってある。確かに切ってある。切って…ん?
「これ指紋ベッタリだけどよいの?」
いいわけない。指紋の正体は皮脂。カビが生えるかゴミが付くか、とにかくそこから電気性能の劣化が始まる。
作ってありゃいいってもんじゃないです。協力工場の中の人。
午後は製品にくっつけるオプション部品の回路チェック会議。通信機能を付加するもの。
課長が闖入してグチグチいう。
「これ規格がおかしいよ」
知るかよ。そーゆーふーに出来てんだからしょーがねーだろ。あんたの言ってることは、聞こえるようにラジオ作ったら、ラジオの電波の規格が悪いと言ってるようなモンだ。ちなみにこの通信規格の言い出しっぺと元締めは日本電機工業会だ。そっち言ってよ。
定時後は、週末に予定されている、部品メーカとの協議、に臨む上での下打ち合わせ。
しかしいろいろとネタが多い。
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