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2007年3月15日 (木)

タミフル

リン酸オセルタミビルカプセル
細胞内のウイルスが細胞の外に遊離されるとき、ウイルスの表面タンパク(ノイラミニダーゼ)と特異的に結合して、その活性を抑え込んみ、結果ウイルスが細胞内に閉じ込められ、外に遊離できなくなり、ウイルスの増殖が阻止される。

→平易化→

ウィルスは細胞の中で自らのコピーを作り、細胞をぶっ壊しながら外へ出てきます。この作用によって、増えると同時に細胞を、ひいては組織を破壊し、人体にダメージを与えます。
インフルエンザウィルスが細胞から離れようとする時、細胞にくっつくための触手を、自らチョッキンしますが、タミフルは、このチョッキンを阻止します。

はい。これだけ見るとこのクスリが異常行動に繋がるとは考えられませんね。
ちなみに根本的に私が気にしている疑念点が一つあります。
このクスリ「血液脳関門」通るの?

血液脳関門(blood-brain barrier/BBB)とは、脳や脊髄が浸っている髄液に、脳の栄養成分(アミノ酸など)以外を通さないようにブロックする、名の通り関門のこと。ここは血球すら通さないので(※)、こんなごつい分子は当然通さない。

はず、なのだが。

ある程度はリンパ球やマクロファージや神経膠細胞から放出されるサイトカインによってコントロールされ得る。このため、脳炎や髄膜炎のときはBBBの機能は低下する。

おぅ??

ロッシュ社では、脳中の濃度が上昇したのは、血液-脳関門(BBB)が未熟であるせいであり、1歳異常の小児や成人への使用には影響しないと言っている。しかし、ふだん元気な子の十分成熟した血液-脳関門(BBB)も、インフルエンザ罹患中にはサイトカイン類による影響を受け、傷害される可能性が心配である。

んんっ!?

…ここで思い出してもらいたいことが一つある。インフルエンザは根本的に「脳症」を発症するということ。つまり、インフルエンザ脳症では、血中、及び、髄液中にサイトカインが増加して、血管透過性が亢進(BBB機能が低下)した状態にあるわけ(※2)。

タミフルは本来インフルエンザウィルスの増殖を抑える機能を持ちますが、飲むタイミングがずれれば、脳症のなりかけでBBBがグダグダになったところにタミフルが…という可能性もあるわけです。

ちなみに、タミフルは脳に対しては、睡眠薬や鎮静剤に近い作用を持ちます。
え?ウチでそういう事象で選択迫られたらどうするって?今は拒否だな。

※このため赤血球も通れない。だから脳は赤くない。ちなみに、「血液型物質」は赤血球の表面にくっついている。従って当然、血液型物質は脳と接触しない。それでなぜ血液型が性格に関係すると言えるのか。ハッキリ言う、アホか。

※2だからといって、インフルエンザウィルスが脳細胞に侵入するわけではない。

★春分の日追記
厚労省はこのクスリのティーンエイジャーへの使用禁止を指示。

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