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2007年5月10日 (木)

た ば こ ♪

嫌煙どころか抹殺論者です。ハッキリ言って。まず煙が根本的に不快。しかも毒物、吸わされてたまるかよ。車の排気ガス吸って気分いいかい?同じだよ。捨てろやめろ消えてなくなれ。以上基本的な立場。おっと、そこの愛煙家のアナタ、ありがちな禁煙コラム・ブログとは切り口変えるから読み飛ばさんと。

職場で壁1枚挟んだ隣が喫煙室。
換気扇はあるが、移ってきた当初は朝から晩までタバコ臭がして辟易した。
そりゃそうだ。出入り口開けっ放し、喫煙室の窓も開けっ放し。んなもん、換気扇で外に出したのがすぐ窓から入ってくるから、換気扇の意味がない。
で、トサカに来て、職場安全委員に要求したのは以下2点。

・窓を開けさせるな
・出入り口は密閉性を高めた半自動ドアにしろ

結果:換気扇2台になって終わり。

一抹の危惧はあった。安全委員の大親分が喫煙者だから。
ここでよーく引用する一つのエピソードを紹介する。心理学の大家フロイトの逸話である。彼は相当なヘビースモーカーで、ゆえに不整脈を発し、友人の医者から禁煙を勧められた。挫折を繰り返した挙げ句、彼は医者にこんな書簡を送った。

「私は禁煙せよというあなたの指示に従いません。いったいあなたは、長い惨めな人生を送るのがそれほど幸福だと考えているのですか?」

早死にしてもタバコ吸いたい。ちなみにこのような、自己の主張を正当化するために意味付けする行為を、「自我防衛機制」(の更に詳しくは知性化)と言いますが、この情動の存在を理論立てて説明したのが他ならぬフロイトです(笑)。
それはさておき。
この逸話に現れているのは、タバコの作用として、「いかにしてタバコを吸うことを最優先するか、そればかり考える」という心理が出現する、ということです。命に代えても吸いたいのです。
アナロジーを引きます。以下のような新聞記事を見たことがあると思います。薬物を購入するために泥棒追いはぎ。これは薬物の誘惑の前には、法の壁すらもあっさり踏み倒す、の例です。ナニ?一緒にするな?

一緒だよ。依存性のある薬物だもん。

フロイトの主張はどう考えても滑稽です。でも本人は大まじめです。「正常・正しい」の判断基準が本人の中で大きく改変されているのです。
タバコのゆえに。
滑稽さに気付かないくらい、無意識、無自覚、無認識に。
同じ事が、薬物では、法の壁にすら働くだけのこと。
言いたいこと判ってきましたか?一抹の危惧に戻りましょう。
私は換気扇増設、以上。の結果に失笑すると共に、先が読めてため息が出ました。
彼…愛煙家の安全委員大親分は、愛煙家のゆえにこう考えたのです。

「吸ってる煙がクレーマー(私)のところへ行かなければいいんだろ?」

で、換気扇1個でダメというなら2個でいいやなのです。でも、私が本当に欲しかったのはドアの半自動化でした。
なぜか?
だって吸う側にとっては、「喫煙室に入れば天下御免」であって、「入り口を開けっ放しにしておくことによる流体力学的な煙粒子の拡散と影響」なんてハナから意識にありませんもん。
それと、絶対出てくるのが「他にも来る人がいるから、開ける手間を省いてあげよう」という心理。愛煙家は愛煙家の心理が判るんでしょうね。ドアを開ける数秒の時間すら惜しい。だから開けておく。その代わり嫌煙者の心理なんか考えようともしないのです。
ちなみにこの結果、喫煙タイムが終わり、愛煙家が引き上げたあと、彼らの止めた換気扇を再び回しに行き、戸を閉める、というのを、しょっちゅうやる羽目になりました。
何故?あんたらがいなくなってもねぇ、煙滞留してるのね。それが工場内の他の換気装置に向かって部屋から出るわけよ。ちなみにそうして出て行ったヤニが、はんだ付け装置の換気ルートに乗って、やがて製品に付くけど、それっていいのかな?
さて以上愛煙家の心理をふまえて頂いて、外に出ましょうか。
巷間禁煙領域ガツガツ増えてます。「そこまでせんでも」と愛煙家新聞社常務が社説に書いてバッシング食らってます(※)。ええ愛煙家は被虐感すら感じるでしょう。何で我らそこまで虐待されにゃならんの?

その答えはこうです。あなた方の行動は、嫌煙者の立場がカケラも頭にないから。

嫌煙者にとっては、不快な毒を吐きながら火種持って人混みをうろつくという、不快で危険な存在でしかありません。あまつさえは吸い殻をぽい。パッケージのビニールや包みホイルをぽい。たったひとりのあなたの、ほんの数分の快楽のために、多くの人が不愉快で危険な思いをし、町が汚れるのです。
何という影響力でしょう。全部「タバコが全てに優先する」の無意識が生み出した弊害です。吸えればいいので、吐いた煙の挙動は念頭になく、口元にないタバコの火口がいかなる意味を持つか念頭にない。パッケージはタバコにたどり着くまでの難関邪魔モノでしかなく、吸い終わったタバコにはもう用がないやはり単なる邪魔モノ。
いいえ責めてません。無意識の行動ですから。タバコを吸うこと優先して公共マナーの判断基準取り払ってるだけですから。
「タバコよりトラックの排気ガスの方がよほど有害で量も多いじゃないか」
相対比較して、なんて頼んでません。単純に目の前漂うソレが「けむたい」んです。…あなた方が我々に思う気持ちは、そのまんま我々があなた方に思っていること。え?
「吸う権利を否定するのか!?」
だから「毒」で「火種」でしょそれ。休日のベランダで隣人が青酸カリとたいまつ持って突っ立って「毒とたいまつ持つ権利」主張して認める?

わかりませんか?

その反論も全部、「タバコを吸うこと優先」を正当化するための無意識の防衛機制なんです。禁煙拡大に対する不愉快も、「タバコへの否定」それだけに脊髄反射した結果です。
要するにあなた方は無意識に人に害毒を与え、危険にさらし、町を汚す可能性がある心理状態だ、ということを認識しなさいと言うのです。むしろ、ことタバコに関する限り、どんなに配慮したつもりでもどこか抜けてると思って下さい。ホラホラ喫煙室出てから肺の残りでノロシ上げない。意味ないでしょ?ほう、赤ちゃんが来たから吸いさしを高い位置に遠ざけましたか。でも煙は今まであった場所に滞留してるんですがね。
それと、喫煙権利を理由付けして声高に言わないこと。類例ゴロゴロ書きましたが、アナロジーと比べると恐ろしく滑稽でばかげた主張だってのが判るでしょ?余計に嫌煙者の神経逆なでするだけです。バカにしてるのかって。よく、喫煙擁護派のおえらーい方が、テレビで色々ご高尚な理論をお述べになりますが、それを嫌煙者は苦笑と失笑で見ていると認識して下さい。…さぁそろそろ、愛煙家はこれ読むのやめてますね。防衛機制の働かないモノは最初からなかったことにしますからね(認知的不協和)。タバコのパッケージを全部ガンになった生肺写真にしても無視するでしょうね。
てなわけで嫌煙派の皆さん、ありがちセリフで笑いましょうか。

「全員がガンになるワケじゃない」
ガンと発覚する前に寿命になるか、ガンと判らずに死ぬか、他の人をガンにするかだけの話。
「精神安定剤なんだよ」
血流が絞られて思考が鈍くなっただけです。
「朝起きての一服がねぇ、シャキっとするんだ」
血圧が高くなっただけの話。
「タバコ吸ってるとなぁ。花粉症にならないんだよ」
粘膜がヤニでふさがってるか、免疫機能が低下してますね。
「医者がやめたら却って良くないって言うからさ」
辞書で「さじを投げる」って引いてみて下さい(註:依存症と診断されたのでしょう)
「ウチの子ども、健康診断で特になにも」
人体実験バカ親は逝っていいです。
「肺に影はないってさ」
食道にはあるかもね。不整脈はどうですか?(肺だけじゃないよ)
「ちゃんと家でも換気扇回して吸ってるよ」
向こう三軒両隣に謝ってらっしゃい
「ライト(マイルド)に変えたよ」
そのかわり本数が倍ですか
「本数減らしたよ」
吸い殻み~んなフィルタの部分まで焦げてますね
「携帯灰皿持ってる」
免罪符じゃないですからそれ
「家では吸わないんだ」
外で不特定多数の人に毒煙ぶっかけてるわけですね
「大人のたしなみです」
単なる依存症です
「こういうつきあいにはタバコがつきものですよ」
そういうつきあいしかできないんですね
「ドイツはタバコ吸ってなんぼだぞ」
ここは日本です
「マリファナみたいに違法じゃないだろ?」
喫煙者の心理って本書いて300万円で共同出版しなくちゃイケマセンか?
(喫煙者の味方するフリして引き込んでおいて、色々解説して、最後にネタばらしとかやったら面白いだろうな…でも書かない)
「吸ってもいいですか?」
訊いた方がいいなぁと感じてるくらい空気読めてるなら訊きなさんな。「断る」っつったらむくれるんだろ?
「税金で国に貢献してるじゃないか」
普通家計に貢献した方が喜ばれると思いますが
「タバコ農家の人が困るだろ?」
最近はやりのバイオ燃料って知ってます?
「毒だって言っても少しじゃないか」
だから毒以前に煙の存在そのものがイヤなんだってばよ
「やめると太るんだよ」
痩せるってのは本来、栄養が身に付いてないか、必要以上にどこかで使われてる証拠であり、異常です
「吸うと痩せるよ」
だって毒だもん

…え?喫煙者バカにしてるだろって?

だから、

こんな滑稽なことを大まじめに言ってしまうくらい、

喫煙者の心理はタバコ優先のゆえに変わってしまってるんですよ。

※バッシング食らった社説

名古屋市のタクシー全車禁煙に対して。かいつまんで書くとこうです。

・吸って吐くと落ち着く。禅の言う「無一物無尽蔵」
→だからどう美化しても所詮ニコチンの鎮静作用だってばよ

・タクシー禁煙の理由「タバコ臭い」は、いじめの常套句である「くさい」と同じだ
→リアルな悪臭と悪口雑言は違うでしょ。しかも「タバコ臭い」には、「煙たい」というのと、「毒に対する不快感」も含まれます。あとね、いじめの被害者に対してはなはだ失礼。心を傷付ける言葉のナイフを、正当化の理由付けと一緒にしないで下さい

・全面禁止はいかがか。多少喫煙車も残すべきではないか。運転者同意ならいいではないか
→全面禁煙の理由読みましたか?運転者が一日中密室で副流煙吸わされるのは、いかな運転者自身が喫煙者でも危険だろうという配慮です。アナタにとっては車中の何分。運転手さんは毎日連続

・禁煙は原理主義だファッショだ。ヒトラーやムッソリーニやフランコ将軍は禁煙主義だったが、ルーズベルトやチャーチル、マッカーサーは愛煙家だった
→・・・・・・・・・○|_| ̄

論破した?勝った?ねぇ、剣より強いペンを持つ愛煙家で「スー(吸う)族」の新聞社常務さん。
で?嫌煙派の立場で見直した部分はどこなの?

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コメント

す、すごい・・・。
タバコのネタでこの長文。よっぽどお嫌いなんですな。
ワシも実は、煙害の日々ですがそれほどつらいと感じてないっす。
相方、結構マナーいいので大目に見てやってます。
自分の煙はOKでも、他人の煙はNGという、ジコチューなヤツ。新婚旅行で10時間も飛行機乗るのに、禁煙席選んだり、新車おろしてから2年以上経つのに、車では禁煙だったり。(もちろん、歩きタバコ×、子供のいる席禁煙は当たり前)ま、それが良いのか、悪いのか疑問だけどね。

>かんちゃん

そういうのを「たしなみ」というのであります。
だんな様に乾杯

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