リンク

  • 創作物語の館@ココログ出張所
    別途お話を書いています。携帯端末で気軽に読めそうな短いのと、携帯端末でどうにか読めそうなデータ量に小刻みに切り分けた長いのと。 メインはファンタジー、冒険、命を守る。先端科学、魔法、超能力、妖精さん、てんこ盛り、暇つぶしにでも覗いてやって。50作少々あるので。
  • 竹谷内医院カイロプラクティックセンター
    ヘルニアや座骨神経痛と闘うあなたに。ここが私の安心サポート。 (カイロプラクティックまとめ記事はこちら
  • 朋和カイロホームページ
    名古屋におけるオレのケツ腰の守護神。JAC認定カイロプラクティック。さあアナタもLet’sバキボキ

ついったー

  • ついったー(暫定運用)

めーるぼっくす

無料ブログはココログ

« ジサクジエン父の日 | トップページ | 眠れない夜と雨の日には »

2007年6月25日 (月)

おはなしになりません

出社しようとダァを開けるとさほど遠くないところで煙がモクモク。
妻「何あの煙」
夫「火事だろ」
平然ととんでもないことを言い、会社へ行く。
さて今日は夕刻「謎行きバス」の件で新風舎と約束してある。結果通知と共に入っていた書面によると、その主旨は以下2点。

・入賞盾を手渡ししたい
・出版実現プログラムの提案

ここで同社について再掲しておく。基本的には自費出版を請け負う会社である。普通の自費出版と違うのは、売り込みつまり商流を確保しますがウリ。しかし、幾ら同社に宣伝してもらったところで、知名度ゼロの人間の本が売れるはずもない。当然の成り行きとして、「本を出した」時点でキャッシュフローが成り立つようにビジネスモデルを構築する。こうすれば本が売れなくてもリスクは小さい。これをふまえて。

オレの流儀でアポイント5分前に到着。出てきた受付にーさんに来意を告げる。そこはショールーム。本棚にずらりと並ぶ「作家」たちの作品。椅子とテーブルが3セット。お茶を出してもらい、テーブルへ。
「マネージャーはすぐまいります。本は自由に見ていただいて構いません」
あっそってなわけで、「謎バス」と同ジャンル児童文学、そして小説、ライトノベルを「サーチ」。う~ん…オレの指向とちゃうなぁ。ちなみに読んでいただいた方は判ると思いますが、「謎バス」はくそまじめな主題のクセに「うんこ」「しっこ」「ケツ」「ちんちん」「おっぱい」…男の子の5大お下劣フル装備なのですよ。
まぁいいや。3分待ってマネージャー氏登場。
「どもども」
まずはまっとうに名刺交換。この場合オレの名刺は無関係なんだが、まぁ約束事だしそれにオレの職が。
「…理系の方なんですね」
“理系”に皆さんどんなイメージ、先入観持ってますか?
で、椅子に座って早速ビジネスの時間。盾とやらは?
まぁいいや。予想済みの展開。原稿片手に誉め言葉。
箇条書き。

・文章の完成度、心理描写などレベルが高い
・「児童文学チーム」で注目を集めました
・児童文学の応募は少ない(オレ註:それだけで別途公募している)
・一発目入選は大したもの(ようけおった気がするが)
・過去28回ずっと出している人もいる(に、くらべて)
・6400の応募からの入選
・だから広く見ていただきたいのでゼヒ本に

…よくもまぁ、美辞麗句ばかり並びますね。ちなみにこの時点で相当安くされても本にはしないと決めました。理由?

・本来名目が「盾の手渡し」なのにいきなり本にしません?だもの。丸出しじゃん。大義名分くらいは守りましょうよ。
・褒めそやす手段として他をこき下ろすやり方はいただけません(この話読んだらそんな言い方口が裂けてもできないはずだが)

「費用ですが」
「はぁ」(もうどうでもよくなってる)

おーっと、ここでいきなりトヨタの手先に変身!

ごーじゃす:プリウスS“ツーリングセレクション”
のーまる:プレミオ1.8X

元に戻る。

ちなみに妻の知り合いでまっとうに自費出版掛けた方がいるそうだが、ヤマハDSP-Z9定価相当だったとか。

おはなしになりません。しかも本の売価。あのね、小学校5年とか6年の子どもに買い与える値段ですかい?子どもが自分の小遣いから、親が自分の買い物のついでに、お手軽な価格で手にできて、ボロボロになるまで繰り返し読み返す…ってのが児童書の幸せな姿だとオレは思うのだが違うですかい?名古屋と豊橋が往復できるよ。

「いかがでしょう」
「路頭に迷っちゃいますね」
「出版するつもりは」
「全然。入賞と聞いてあらびっくりってなくらいですもん」(方便)
「費用面が問題でしたら電子出版という方法もあります」

ダウンロード販売。ヤマハDSP-AX1700っていいアンプだね。2年間晒す。売価。楽曲ダウンロードしてそのアンプで聞くのもいいかもね。

「既にネットに晒してますけど」
「売っておられる?」
「いーえ。趣味ですから」
なんでそうすぐ商売に結びつけるのよ。そりゃ「金払ってでも読みたい」って方が居られるようなら無上の喜びだけどさ、それ以前に見ていただけないとそれに値するかどうかすら判らないでしょうが。

結局「自分の著作を出したい」「本として存在さえすればいい」って人には魔法の会社、ってことでしょう。金に糸目をつけないならば。売れるかどうかは二の次ならば。でもオレ「話書きたい」ってのが主旨だし、エウリーと一緒に虫の目線で世の中眺めたり、レムリアと一緒に奇蹟起こしたり、そういうのを共有してもらえた方が嬉しいし。であればネットで晒しておいて充分だし。
で。

・本にする気無し
・金無し

言い張ったら解放されました。結果通知には「直営店舗にもご案内」とか書いてあったのですが、そんな話カケラもなく。その気のない者案内する気はないし、案内するだけ確かに無駄。要は、「用はない」ってことでしょう。
こっちも用はない。
「資料はご検討下さい」
妻に一蹴されるわ。
「ゼヒまた応募してくださいね。入賞された方ということで注意して見ますので」
それフェアじゃないよ?ところで盾とやらは?
「あ、申し訳ありません。すぐお持ちします」
ああ、ああ、ダメダメっすよそれじゃ。

ちなみに6角柱型強化ソーダガラス(普通の強化窓ガラスと同じ。クリスタルガラスにあらず)にレーザ彫刻で刻印した物。
どガラスで重いので、KYTの観点から高いところに置くことも出来ず。
ぞんざいな扱いでは物語の言霊様に失礼なので。
とりあえず模型の線路際で謎のオブジェとして立ってます。バス付きでw
P6250627

そうそう。朝の煙。やはり火事で、市営住宅が焼けたそうな。けが人一名。大事に至らずちょっとホ。

« ジサクジエン父の日 | トップページ | 眠れない夜と雨の日には »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ジサクジエン父の日 | トップページ | 眠れない夜と雨の日には »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック