会議が中止になったので
特売の豚肉を買って帰りました。
(親知らず抜いた後がアレで文章考えるのイヤ)
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特売の豚肉を買って帰りました。
(親知らず抜いた後がアレで文章考えるのイヤ)
反対側も抜く。
5時退社とし、飯食って歯を磨いて歯科へ。
「穴ふさがってませんね。血の塊が出来なかったからでしょうね。食べかす詰まってますよ」
先回抜いた分の穴の話。食いカスはピンセットで取ってくれた。すまんねぇ。
「この間のは血がなかなか止まりませんでしたからね」
「みたいですね。体質ですか?」
「いいえ、壊血病だったりして」
「…」
深刻にならないならない。些細な非日常ギャグです。
「…大丈夫でしょう」
当たり前です!
さて抜歯作業。手順は同一。麻酔二度打ち、ペンチでごりごり…ごりごり…
「ふっ!むっ!」
おいおい。
「はんほうへひ?(反抗的?)」
「そうですね。えーと、上顎用の3番…」
歯科助手♀になにやら道具を指定。
…なんすかその不法駐輪の原チャリが標識柱に巻き付けてる鎖を切るパワーカッターの手のひらサイズの如き大げさなキカイは。
めりめりっ
「ふご…」
「痛いですか?」
「いえ、骨から外れるメリメリで」
「…慎重にやらないと先っぽだけ残ったりしますんで」
それはやめて。
ちくっと痛みが来て肉がねじ切られる感触。
「はい取れました。また持って帰ります?」
「…はぁ」←何となく断れず
「分かりました」
ちなみにこいつも虫歯で黒変。次回はこれら虫歯の顕微鏡写真を公開!
…しないしない。誰も見いひん。
※壊血病…一応、書いておきます
かいけつびょう。ビタミンCの欠乏により、端的に言うと人体組織の結合が外れて、古傷が開いたり血管が壊れたりして血が出てくるんですね。歯の主組織である象牙質(虫歯でココがむき出しになると痛い痛い)も形成されず、歯がポロリと落ちます。もちろん、血は止まりにくいし傷が治るのも遅れます。
豊かな国ニッポンではまず生じないのでギャグの範疇かも知れませんが、新鮮な野菜、柑橘の手に入らない最貧国では深刻ですし、ニッポンでも、乳飲み子で粉ミルクばかりなど栄養状態にルーズだと、発育障害という形で現れます。このため、小児壊血病をモラー・バーロー(或いはメレル・バロウ)病と呼んで、大人の壊血病と区別して扱うこともあります。ちなみに
* 軟骨や骨境界部での出血、血腫
* 骨組織の形成不全
* 骨折や骨の変形
* 出血や壊死
* 歯の発生障害
が、主な症状です。
どこの自治体でも、保健師・栄養士に相談が出来るはずです。赤ちゃんの健康管理は万全に。
鉄道模型のイベントを見に銀座へ出る。
デパートの催事場でやるので、どう粘っても1時間で見終わる。
それを片道2時間、1万円かけて行こうってんだから好き者も真骨頂である。
開店5分前。
真骨頂が一杯(笑)
女性はお子様にせがまれて、である。ちなみにコレの招待券を方々の模型屋から計3枚貰っていたので、前にいた家族連れに進呈。
開店。あっという間にこの有様。
試作品の写真が撮れて何が発売予定か判ればよいので、30分で撤収。おいヲマエら風呂に入ったのか!?←冗談抜きで
さて片道2時間電車に乗ってイベントそのものは30分では言われなくても非効率である。なので毎度ついでにどこか行っている。今年は秋葉原(実際には末広町)のヲタ店と実家にちょっと。suicaチョンチョンして京王線の終点。結婚前に妻と食べたっきりの駅前ラーメンで昼食。
バスで実家へ。バス停から家まで5分だがそれでもぐったりするほどの暑さ。後で知ったが丁度オレがうろついていた頃最高気温で33度。まぁいいや。
到着すると父親はエアコンの効いた部屋でテレビザッピングして高校野球三昧。
「ねこたれは?」
「にゃぁ」
いた。
で、こいつしきりにウロウロ探したり、ドアを開けるだけでびくっと驚いたり。
そのわけはオレと一緒に現れ、尻を追いかけ回す小さいのがいないかと警戒している。
娘だ(笑)。
「今日はいないよ」
するってぇと廊下に出てオレにまとわりついてひと鳴き。
遊べってわけ。
「そんなヒマね~よ」
娘の写真がしこたま入ったSDカードを父親に渡し、弟が買ってるヲタ雑誌を幾つかリュック(リュックだよ。ヲタだもん当然じゃん)に押し込み、退散。滞在20分(!)。ちなみに写真をSDに入れたのはそのまま液晶テレビに差して見られるから。
さて後は帰る前に撮りたい物があるのでそこへ。
天狗。…え?何かヘンですか?
横浜へ出て新幹線。頭のよすぎる券売機に回数券を突っ込み、指定を取ろうとするも、空いているのは30分後。まぁいいか。
名古屋に戻り、パソの増設メモリと洗濯槽カビ取り洗剤とTOPSのチョコレートケーキ(どんな組み合わせだ)を買って帰る。
虎負ける。13安打で2点ってアンタ…
梅雨明けに合わせたかどうか、灼熱のナゴヤの夏がやってきた。
午前中若い衆に品質管理ツール「DRBFM」のやり方を講釈。
「ここまでやりましたっていうエビデンスになるし、間違いが生じたらココに書き加えると後世に残せる」
「なるほどね~」
「でもちょっとやって判った通り手間だから、時間に追われるこの職場では後回しにされる。それじゃいかんのだけどね」
ひんしつほしょか楽させてくれよ。
午後は部品メーカと品質会議。お宅不良多いよって話。文句付けたら向こうさんの品質管理担当が更迭。
新管理担当は話が判りそう。
明日は銀座(^^)
午前会議。
午後会議2本。
データまとめがあって。
「オレサマさん」
シニアエキスパートのエンジニア。
「へ?」
「この手書きの現況報告、メールで打って研究所に飛ばしてもらえないかね?」
“ワープロ係”って昔いたね。400万円位した頃。
「回路図も適当に書いてもらって」
はいはい。仰せの通り。
珍しい人から社内便。なんじゃ?
“特許譲渡保証金のお知らせ”
ふ~ん。登録になったの。まぁいいや。
さてたいがい疲れたので今日は6時前には引き上げ、リハビリ。
阪神勝つ(^^)昨日に続いて根性の勝利(^^)v
この休み中に揃えたメカ
・ヒターチDV-DH1000S
・しゃ~ぷLC-16E1
・松~下DMR-XW31
で、まずは先送りしていたデジタル編集である。重複するが、今回録画した「オリエント急行」特番は草野某代1時間番組5本。しか~し、鉄道ヲタクとしては、列車の走行シーン都車内の様子が映っていればよいので、後はカットする。マニュアルと首っ引きの結果、スキップ機能で余計なシーンを飛ばしつつ、DVDに焼けるようだ。
早速取りかかる。まずは「要るシーン」と「要らないシーン」のアタマの部分にチャプター(章)信号を打ち込んで行く。編集モードにし、早送りしながらチョン、チョン、と打ち込んで行くだけ。コマ送りを併用すればフレーム単位で打てるようだが、そこまでは要求しない。5番組全部にこれを施す。終了後、要らないシーンを飛ばすよう、スキップ指定する。これでオリジナル側の作業は終了。
DVDに焼く。デジタル番組は著作権管理信号「CRPM」に対応したキカイ・ディスクでないと録画できない。また使用するDVDはフォーマットを施すが(DVD-RAMは不要)、この際のモードも指定される。
の、ようにやる。DVD準備良し。
ダビングする。編集メニューからダビングを選ぶ。が、ここで問題が。
オリジナルは1時間番組5本で5時間だが、実際ディスクに落とすのはそのうちの1時間チョイ、である。
ところが編集プログラム、「ディスク容量が足りません」
アフォか。
仕方ないので残量に合わせ自動的に画質を選ぶモードにして焼く。焼いたらファイナライズ。ファイナライズを行うことで、プレーヤーは「DVD-ROM」と認識する。また同時に、それ以上の編集は出来ない。
一丁上がり。
引き続き自宅の方をデジタル化する。テレビは買い換える気ないので、レコーダのみデジタルとし、VHSを任務解除とする。
アンテナ線繋いで終わり。テレビはフツーにソニートリニトロン(ワイドテレビ)。レコーダからはS端子で入力。ヤマハAVアンプとの接続は追って。
初期化プログラムに従ってピコピコ。音声付きなのは実家ヒターチより1年新しい分もあろう。ちなみに住んでるアパートのUHFアンテナは、コテコテアナログモードで栄のテレビ塔を向いており、瀬戸のデジタルタワーとはほぼ逆だが、そもそも家の中でケータイワンセグが平気で受かる電界強度。苦もなく全チャンネル受信。BSも然り。
ご開帳。
レコーダ経由の画像はスクイーズモードで画面一杯に展開。NTSCに変換されているが、ゴーストレス・ノイズレスの画面がとにかく気持ちがいい。少しシャープネスを強めてやろうか。
作ったDVD。
ちゃんと認識した。
あとは番組表見てヒョイヒョイ録画して、ヒョイヒョイザッピングして、欲しい物だけディスクに焼く、というお気楽デジタルライフの幕が開くだけである。
実家から帰る日である。
午前中母部屋からあぶれたアナログテレビセット(DVDプレーヤ付き液晶+BS付きS-VHS)を父親ベッドサイドに移築。これでなんとブラウン管テレビが無くなってしまった(PCモニタが1台残るが)。
ちなみに、オレサマの実家では、リビング大画面+家族個々にパーソナルテレビという構成を取ったので、4人家族で5台テレビがあった。そのうちの3台のブラウン管テレビが任を解かれてゴロゴロしている(他2台は処分済み)。今さら中古屋にも売れないし、家電リサイクル法に従い処分することになろう。さらばトリニトロン。オレの青春はオマエラと共にあった←大げさ
さて昼食を採ればすることは高速かっ飛んで帰るだけ。え?お土産持って行け?
「道の駅が近くに出来てさ」
あーはいはい。
おお。
で?
…行列するところか?整理係まで出してさぁ。
せんべだのまんじゅだの「はちょ~じ」な菓子買って帰る。今回はDVDレコーダが荷物に加わっているので車内ギッシリ。
中央道を飛んで行く。先に付けた新バンパーは空力的に相性がいいようだ。加速感やアクセルワークに対する反応など、ほぼ意図通り。双葉と恵那峡で一服し、西へ西へ。恵那山トンネルをくぐれば名古屋文化圏。
“事故渋滞1キロ”
あん?
1620kHzに合わせると、トラックが側壁に衝突、死傷者とのこと。
やがて当該の渋滞につかまり、車線規制、そして現場が見えてくる。どうやら右カーブ終端部、土手とコンクリート側壁との間、隙間埋めに設置されたガードレールにぶつかったらしく、ガードレールがべろんとめくれている。そして続くコンクリート側壁に傷がガーッと付いており、側壁の前にはトラックの部品とおぼしき鉄やプラスチックの破片が累々。側壁に車体こすりつつ、削り取られたパーツばらまきつつ、そんな様相が伺える。
そして、事故車当該。無蓋荷室の11ナンバーで、側壁に接触したまま停車している。路上に放置されたぞうり、血まみれの靴下が生々しい。救急車がいないので、運転者は搬出された後のようだ。その運転席。
前部が凹んだ影響でハンドルが水平になっており、そのハンドルと座席背もたれの間の隙間は…
妻よ、見なくて正解だよ。恐らく、カーブを曲がりきれずガードレールに激突。そのまま、であろう。
夕日の中濃尾平野へ下って行く。
「おうちまだぁ?」
まだだよ。
帰宅。渋滞でチト遅くなったこともあり、夕食はラーメン屋にするか。とか思いつつドアを開ける。こもった空気と妻の悲鳴。
悲鳴?
「いや~ん」
調味料だのレシピ本だの並べていた突っ張り棚が倒壊している。床面には醤油と胡椒と塩。旨そうな匂いが漂うが床紙は食えぬ。
「後回し」
醤油だけ拭き取ってラーメン屋に向かう。しかし月曜のせいか休み。コンビニ弁当で質素に済ます。
棚の復古が今日の最後の仕事か。フル回転の4連休終了。明日から会社(>_<)ヽ
義妹宅へ行く。
日曜のド日中に16号を横浜へ向かうなんざ愚の骨頂なのでとっとと電車。
電車でお出かけ、の場合、改札機にカードなり切符なりを突っ込むのは娘の仕事?なのであるが。
オレsuicaだし、妻のau子にもモバイルsuica突っ込んである。
そう。娘の仕事ないわけ。
「けーたいでやるの?」
「そう」
娘は不思議そう。JRの駅で改札パッカーン。乗り換えの東急でも改札パッカーン。
お茶持っておくか。だったら自販機にsuicaあてがってボタン押すだけ。
横浜市営地下鉄。
「地下鉄は駄目でしょ」
妻殿。現状このカードで乗れないのは湘南モノレールだけなのだよ←お前が威張ってどうする
パッカーン
切符購入のロス無し。改札ノンストップ。
こうなるとクルマが馬鹿みたいにブイブイ走り回っている名古屋という町がホント時代遅れで間抜けに見えたくる。何でもクルマで出来るということは、逆に言えばクルマじゃないと何も出来ないってことだよ。駐車場や信号でウダウダつながってる有様は無駄以外の何物でもない。シームレスでノンストップというのはメディアの違いを超えてクールだ。
目的地に着、義妹一家と合流。当然やんちゃな連中はボルテージマックス。義妹宅までの道中走り回り、おもちゃ広げ散らかして騒ぐ。ブロックにカルタに図鑑を広げて。
娘は字が読めないのでカルタなんかどうするんだと思ったが、「アンパンマン」のカルタなので、キャラクターである程度は取れるんだな。しかし小学生のいとこ坊主にかなうはずもなく癇癪起こして涙の憤慨。
一通り横浜ライフのあれやこれやなど話して夕飯前に撤収。さて実はウチの娘さん、電車に乗るのは嫌いじゃないがすぐ飽きる。
「ねぇつぎおりる~?」
この対策のため、娘を同行させる場合は乗り換えを少なくし、なるべく優等(通過駅のある列車をひっくるめて言うヲタ用語)をチョイス。
「まだだよ、長津田、町田、相模原…」
多少、ごまかせる。
1時間で戻る。夕飯は焼き肉屋へ繰り出す。
明日は午前またテレビいじって午後帰還。
今日のメニュー
・地デジの設定
・必要なケーブルとDVD生ディスクの購入
・町内会夏祭DJ
で。朝食後必要なケーブル、利用できるメディアをマニュアル等でチェックし量販店へ赴く。実家用のレコーダ=テレビ間の接続、及び自宅用のレコーダ=ヤマハDSP間の接続は文句なくHDMIである。ここにさらに、テレビのHDDとレコーダとのデータ授受を行うためのi・lINK…要するにIEEE1394を追加。
…HDMIって何でこんなに値段高いの。高周波リンクケーブルだから?
どひーお買いあげして戻る。まずはババ用地デジテレビの設定。ごそごそ箱から出し、アンテナと電源をつなぐ。ここまでは現行一般のアナログテレビと同じ。デジタルテレビの「ならでは」はここから先。
・同梱されている「B-CAS」カードを本体にセット
・電源オンで設定ナビ画面が出るので、仰せのままに設定。郵便番号の入力と、受信波の設定(アナログ/地デジ)
あとはテレビが勝手に電波拾って登録するので、受信チェックして終わり。思えばドライバーでバリコンいじったり、リモコンのボタンでPLLの周波数いじったり、そんな往年のテレビ/ビデオのチャンネル設定を知る身には隔世の感。てか、当時そんなスキル持ってると尊敬の対象になったもんだが。
その代わりデジタルならではの煩わしさがこれ。BSでNHK拾ってると出てくる。
「B-CAS登録して下さい」
はいはいはい。フリーダイヤル0120…
「登録センターです」
NHKの係の人が出るので、向こうの問いに答える形で、画面に表示されるカード番号と受信契約者の名前を伝える。BS受信契約してあればコレで終わり。無ければ登録します(BS見ないならこの部分関係なし)。
「能書き出さないでね電波を衛星に乗せるので、15分ほどテレビ付けっぱなしに」
はいはい。で、完了。
次レコーダ。同じようにアンテナをつないで、i・Linkつないで、カード挿して、…で、ここがヘンなんだが、本体起動してからHDMIをテレビに接続。
同じようにナビ画面に従ってあーだこーだ。で、NHK-BSを拾うと同じようにカード登録しろが出るので0120…
「15分ほどつけっぱなしに」
はいはいはい。ったくもう、便利で簡単だが面倒くさい。
さて次はレコーダを使った編集をやってみよう。
【最終目的】
テレビ内HDDに入れたままの「オリエント急行」特番から、列車の走行及び車内のシーンだけぶっこ抜いてDVDに焼く。
…草野某が美術館を巡ったりあれこれ食ったり、トルコへ向かう列車だからって扱ったらしいエルトゥールル号遭難事件などどうでも良いのである。
【手順】
色々試行錯誤したりマニュアル首っ引きしたりしたが、最終的には以下の通り。
1.テレビ内HDDからレコーダへムーブ
2.不要シーンの前後にチャプターを打ち、その部分を「スキップ」するように指定
3.DVDへダビング
ムーブ。
名の通り移動。
こんちデジタルAV機器では、パソコンでいじる音声や映像と同様、「データ」扱いな訳で、皆さんパソの中のデータ移動どうしてますか?コピー→貼り付け。時間かかっても数秒ですわな。さすがにンGBの番組じゃそうは行かないにしても、VHS同士やLDから落としていた時代(普通に再生させ、普通に録画する)とは比べものにならない速さ…
と、思うでしょ。
レコーダ側をi・Link入力とし、テレビ側でダビングを指定してやって、番組なのでムーブになりますと訊いてくるのでOKして。
…普通に録画された番組始まりましたけど。
なんとこれが「ムーブ」。1倍速(!)ヲイヲイ、LDからVHSに落としていた時代に逆戻りじゃんかよ。諸悪の根源はi・Link(IEEE1394)の伝送レート。電気的にはデジタルなデータ移動だがビジュアル的には前時代的な「ダビング」。ダブルデッキのカセットを思い出したぜ。アナクロだなぁ。
テレビの電源落としてもHDDは裏で仕事するようなのでやらしておき、祭DJのセッティングに向かう。DJと書くとカッチョエエが、ハードの配線、落とし物や迷子の放送、模擬店の煽りや宣伝、売り切れ情報など全部兼ねる。要は「電気機械に詳しいおじさんが音楽と放送をやっている」の図。町内会手持ちのアンプ(マランツのプリメイン…え?PM-50だよ。増幅できればいいんだからんなグレードの高いの買うわけない)、レンタルのTOA製ラッパスピーカ。やはり町内会手持ちのカラオケマシン、自前マイク、CDプレーヤ(パイオニアPD-X505)をケーブルでがしゃがしゃつなぐ。ここでカラオケマシンはカセットと8トラ(!!!)もOKなヴィンテージ・メカ。踊りのメイン送り出しとマイクミキサーに使う。え?踊りの送り出しがこのヴィンテージなのかって?そうだよ。カセット。1曲1本。踊る曲ごとにカセットを変えるのだ。1枚の円盤に何百と入っているより実に直感的で判りやすいじゃないか。…踊りを子供たちに教えるのは「インターネット」が何なのか理解できない世代だ。
セット完了。接続チェック。
「本日は曇天なり」
マイクつかんでやらかすと右スピーカが無音。どうした。家に戻って持ち歩いてるデジタルテスターでインピーダンスをチェック。無限大。どこかで結線が抜けてますね。見回したらネットの高いところに設置されてるラッパスピーカのコネクタが抜けてました。スピーカぶら下げりゃいいってもんじゃねいすセットアップ担当のおじさま。はしごで昇ってペンチで修正、コネクタ差し直す。DJの仕事ってカッコイイだろ?
音出しOK。夕刻を寝て待つ。この間、町内を子供御輿が練り歩く。娘はコレについて回るのが好きだが、当然、つきあわされる大人がある。今年は妻。
夕刻は5時から模擬店スタート。7時前に近所の同好会が和太鼓の演奏に来て、後は8時半までひたすら踊る。そんなスケジュール。ただしガチではなく至極アバウト。
5時になったのでよくある「全国盆踊り集」のCDを回す。BGMとして盛り上げようってわけ。PD-X505。年に一度のレーザダイオード光る瞬間。実に1985年。CD草創期のプレーヤである。一度ピックアップを交換しているが至って元気。当時デジタルマシンといえど、頑健で長持ちする「日本の機械」の面影を色濃く残していた。最近のはたやすくぶっ壊れすぎだい。
このBGMが朗々と町内に響くと人が増えてくる。缶ビールの引換券を配布しているので、来るだけはみんな来るのである。香具師の模擬店(この香具師は本来の意味での香具師)じゃないので、みんな格安、ツマミになるあれこれ買ってとっとと退散という人も多い。このあたりで我が娘やってきてニコニコ顔でジジを従い(!)、わたがしやらおもちゃやら。
太鼓演奏が終わり、踊りスタート。模擬店の食品の差し入れを受けつつ音を出す。1曲1本ならさぞカセット多かろうって?
炭坑節/東京音頭/ドラえもん音頭/オバQ音頭/きよしのドドンパ/花火音頭/なんとか盆歌
以上。いやマジで。古いし少ないべ?でもこれをランダムループしながら90分持たせるわけ。
カッコイイだろ、DJ。
戦前派・踊りの師匠さんからレシピ指定。
「盆歌と花火音頭は8時以降の大人タイムで。逆にドラえもんとオバQは8時まで」
へいへい。
1クール終了
「花火音頭は!?」
鬼のようなブーイング。
「やって下さいよ」
り‐ふじん【理不尽】 |
「りふじん」を大辞林でも検索する |
![]() |
[名・形動]道理をつくさないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。「―な要求」「―な扱い」
盛り上がりの状態、現在時刻、模擬店の行列状況、興奮してのぼせ上がった子供たちが無茶してないか。ボリュームは適正か、アンプが異常に発熱してないか、果ては空模様は…。妻からの連絡に備えB&Oのイヤホンマイクを顔に装着し、天地周辺に目を光らせる。かっこいいだろ?DJ。
踊りの輪が不形成。
「炭坑節なら簡単なので、メートル上がってる皆さん気持ちいいついでに踊ってくださ~い」
煽る。
メートル上がるの意味が判らない方は、おじいさんおばあさんに訊いて下さい。
そして8時半。宴終了。
羽化のため出てきたセミの子拾って帰る。毎年この時期この羽化が見られるが、娘外へ連れ出すのもたいがいなので。
見事なミンミンゼミになりました。
デジタル編集の続きは追って。
特売タオル争奪戦に参加した妻の帰宅を待ち、実家へ出発。中央道を一路東へ。途中娘があれなぁに、これなぁに、見て見て!とのたまうのだが、運転中ではどうにもならず。
相手にされない上に長乗りで(といっても2時間経っていないが)飽きたか、そのうちぐずり始め、もう少しで昼飯スポットというところでげろげ~。要するに酔ったんかい?。そんなしどい運転はしていないが。
一服して再出発。また酔われたらタマランので、多少アクセルを踏み込み気味にし都内へ。そう実家都内なの。一応。一応ってのは23区じゃないから。だから「江戸の外れ」と称しているの。
到着し、ジジババに実家猫と感動の?再会。
ジジ引きずり出して地元の大企業とでも称するか家電量販店へ。
買うもの3つ。
・DVDレコーダ(実家用/自宅用)
・液晶テレビ(地デジ対応小型。ババ用パーソナル)
一つ問題があって実家用DVDは日立製にせざるを得ない。これは実家のメインテレビが日立のHDD内蔵型で、テレビの中の番組データぶっこ抜く(ムーブ:移動する)のは日立のレコーダのみ可能だから。
問題は日立のレコーダが後継機発売前に生産終了したこと。これは赤字で撤退とか、そもそもレコーダに色々不具合が多いからとかウワサ多々あり。このウワサはネット経由で広まり、結果日立レコーダは市場枯渇。
店頭はというと、1TBの展示品があるが「在庫無し」のメモ付き。とりあえず店員氏とっつかまえて入手性を尋ねる。
「500Gの機種は日立側に流通在庫尋ねるようですね。1TBはもう市場品もありません。後継機は10月とか」
本当に出るのかよ。にしても10月まで待つのも。
「この現品は売ってもらえない?」
1TBもいらんが値段次第。
「いいですよ」
「じゃぁもう一台レコーダとテレビも買うから勉強してよ」
自宅用は松下の31。デジデジで2番組録れて500GBあればよし。
ババテレビはシャープの16インチワイド。シャープの液晶テレビは「味付け過剰」な側面があるので好きではないが、小さくてワイドアスペクトは他にないのだ。
「日立のお値段ですが。もう儲けゼロでよいとの許可を得まして」←工場勤めに人間にはあまり効果無し
13万。1TB。
まぁ、いいか。
「もう一台はこれで」
「はい」
「テレビはこれ」
「かしこまりました」
まるで手当たり次第に色々買い付ける王様のようだが、50万100万クラスのテレビがゴロゴロしている売場ではあまりインパクト無し。
お買い上げして帰宅。設定は明日繰り越し、ジジババが予約してくれていた料亭へ。
「うかい鳥山」
テレビの「ゴチ」シリーズにもたまに出てくるレストラン企業、うかいグループの和食部門である。山懐に古民家を移築して並べ、それぞれ個室として中でお料理を頂くという寸法。
さて今日は何を食う?
「本日混雑しておりまして。店の者によるお肉の調理は少々お時間頂くようなんですが如何しましょう」
と、仲居さん。じゃぁテメエラで焼くよ、と、牛の石焼きセット。娘には新設お子様コース。で。
途中までは快調だったが。
肉が来ねぇ。
肉が来たら石板が来ねぇ。
もういいやってんでお子様コースの串焼き用の鉄板で肉焼いて食う。
仲居さん登場。
「食べちゃったよ~。次のとろろご飯用意しちゃってください」
「すいません。ここに石板持ってきてあったんですが、火回りの専門の者がセットを忘れたようで」
聞けば今日は凄い数の客とか。でもそれ以上に感じるのは仲居さんの少なさ。
リストラした?
仲居さん石板持って引き上げ。あとはご飯とデザートだけ。
なんだが30分。ヒマなので併設庭園のホタルでも見に行く。が、ここも面積が狭められている。
やはり合理化したようだ。合理化は度が過ぎると、社員店員一人当たりの負担が増え、サービス低下、そもそも社員店員離れを招くんだが。
戻ってもご飯はなく、帳場に電話。2度目でようやく繋がる。
「…まだすか?」
せっついたらフラフラ状態の仲居さんが息も絶え絶えと言った案配でお櫃持って登場。
「お待たせして…すいません…」
要は手が回ってないってことでしょうが。明らかにオーバーフロー。こんなクタクタの仲居さんにあれこれ要求して旨い飯なんか食えるかい。
うかい鳥山 今回は0点
「もう最後の甘味もすぐ持ってきてください」
一緒くたでいいよ。解放してあげないと可哀想だ。
とかで6時半に入店し、終わったのが10時。回転も悪くなるでしょ?度が過ぎる人減らしは客離れになるぜ。うかいさんよ。
明日は地デジ野郎共のセットアップと町内会祭DJ
電子部品の大敵、静電気。
ばちん!あうち!…で、数千ボルトから1万ボルト以上。感電死しないのは電流が小さい上、一瞬で終わるから。
でも電子部品においては、その一瞬で全て破壊される。
で。
人体でその静電気を一番発生しやすいところ…髪の毛。ブラシで解く、下敷きでこする。枚挙いとま無し。ばちばちぶきぶき。
「電気持った髪の毛が落ちて部品に触ったらオシマイです」
「髪の毛の扱いに関する規定ってありましたっけ」
「それが難しいんですよ。切れってわけにも行かないし、下手に髪の毛に規制かますとセクハラになってしまう」
セクハラの成立:受けた言動が不快と感じた瞬間
「…」
「…」
「とりあえず女性の皆さんにヒアリングしてみるという手も」
「男のロン毛はどうする?」
「…」
「…」
(水入り)
でも食品加工の現場とか、衛生上の観点からまとめてネットに入れるとか、規定があるよなぁ。
まいった。
仕事している間、夏休みになった娘を後に乗せて、妻はケッタで名古屋市内を疾走していたようだ。銀行に図書館に社会保険事務所。
タイトルは最初のメールで届いた昼食予定地であり、その後の妥協の産物である。なんか落差を感じるのはオレだけか。
さてその結果だが、妻の年金は結構修復作業が必要なようだ。転勤時ワシだけ新住所で妻は元のままってなんやねん。
状況を確認の上明日人事に赴くことにする。
さて今日は水曜日。やっぱりやる気しない。5時で上がって整形外科でリハビリ。
帰宅すると通販で発注していた「ホームページビルダー11」が届いている。ウチのサイトはテキストだらけという点である意味特殊である。そのせいかどうか知らないが、同「8」でソース表示させていじるとハングアップするのだ。
で、11。早速試す。ミラクル・プリンセス。294kB。8で表示させるとHTML構文出すのに3分かかるが。
7秒で来た。
追加撮影した写真のハリコや、めたたぐいじるのに有効であろう。
虎勝つ。後半戦早々に借金返そうな。
すぐまた連休やし。
カチョおらんし。
午前会議。終わる頃内線TEL。
「午後空いてます?」
毎度お馴染みご都合伺い。
「へいへい」
怪しげな部品が納入、量産に使って良いか悪いか。
「予測される市場不良出さないとねぇ」
「もう少し試験しますか」
おしまい。
午後はデータ整理少し。
歯医者に抜歯後状態のチェックに行くので6時前に引き上げる。途中本屋に寄り、そろそろ買おうかと企んでいるDVDレコーダの情報を仕入れるためにヲタ雑誌購入。
歯医者着。診察券忘れたが受付助手ギャルは顔を覚えていた…300ヶ月つーより娘の効果だろう。
チェック問題なし。
「次どうします?」
ほえ?
親知らずは上下4本フル装備。但し下2本は例の水平埋伏智歯。上2本は虫歯である上、噛み合わせの相方がそういう状態。
「抜くんですか?」
「下抜く手術の際邪魔になりますしね」
でも今現在大穴が空いてるからねぇ。
「落ち着いてから」
「わかりました」
次回30日。
さてレコーダどれがいいかね。BDやHDはいらん。そんなクオリティで何録る(笑)
三連休最終日。
妻は社会保険事務所に年金の確認。
残された父は久々に布団を干し、次いで室内を掃除したいが娘が放歌高唱。
テレビにクギづけておこうと教育テレビをつけたらアニメ三連発。NHKGJ。
10時16分。
「忍たま乱太郎」がブッ千切られた。
「地震と津波に関する情報をお伝えします」
娘は膨れたが、父親(娘にとって祖父)の郷里の震度が大きい。
早速父親携帯をコールし、更にメール。
「お留守番サービスに接続します…」
出ない理由は予想が付く。次の週末が町内会の祭なので、老人会のトップである父親は準備の陣頭指揮。
弟とネットを介して連絡を取り合い、母親とも連携し、震度や近隣の被害状況など、ありったけの情報をメールで飛ばし、携帯と自宅電話には留守電で確認セヨ旨入れておく。
被害情報が続々入ってくる。
阪神・淡路の際もそうだが、本当にひどかったところの情報は出てくるのが遅いのだ。ひどいゆえに情報収集・発信の機能がダメージを受けているのである。
原発で火災。
倒壊家屋多数。
駅構内で転覆してる電車。
地割れした緑地、潰れた家屋。
崖崩れの現場。
「最も海に近い」として知られた駅が土砂に埋まっている。
人的の被害の報。
実家パソのメッセンジャーがログインした。
父の郷里の本宅は、長兄が継いでいるが、無問題。親戚筋一通り確認済み。
「ねーちゃん達は?」
このねーちゃんはオレサマが幼少のみぎりに遊んでくれた従姉達である。オレサマが小学校低学年で中学・高校だから、10年近く違う。え?女子中学生・女子高校生に遊んでもらってたのかって?
そうだよ。
「上の方は離婚したら実家にいるわ」
あそ(¨;)
「下の方も嫁ぎ先は被害地域じゃない」
ん。こと家族に関する限り心配は無用なようである。
となれば着目は被害地域の状況と今後である。この手の直下型は余震も似た規模で来るので、
「おとうちゃん」
んあ?
「これみたい」
ルパン三世カリオストロの城
好きなマンガ唐突にブッ千切られたからね。気持ちは判るけど。
…君が大人になる頃、この数千倍の代物が来るんだよ。
奥尻や、阪神。記録されたありのままを、いつか娘には見せておく必要がある。
台風一過。
「おそといこうよぉ」
連日の雨続きに、アウトドア派の娘としては当然の発言。
昼食後吹き返しの中出る。青い空に飛行機雲ひとすじ。
「ねぇおとうちゃん。ひこうきはどうやってとまるの?」
「は?」
4歳児の質問か。
実は午前中、NHKでマチュピチュを扱った番組を見ていたらガンガン「ご質問」が来た。
「ねぇこれなぁに」
「昔の町だよ」
「これなあに?」
「昔の畑。急な坂だから、石で段々にしてそこに土を入れて畑にしたんだよ」
「どうしておみずがでるの?」
「お水がないとお野菜育たないでしょ。だから石で水が流れるようにしてあるの。トマトやジャガイモは元々この国で作られてたんだよ」
「ふ~ん」
なんで虫。どうして虫…幼時誰もが通り過ぎる時期にわが娘も到達したか。正直しつこいしやかましいのだが、子供は興味を持ったことは一発で覚えるので、徹底的に答えてやると後々素養になること請け合いである。しかも一昔前なら調べることすら難儀だった内容が、今やネット検索で一発だ。
「一緒に調べてみようか」
ぎゃーぎゃー言われる「ネットの正しい使い方」そのものでないかい?
冒頭答え。
「翼をナナメにして、浮き上がる力が減らないようにして、少しずつ下がっていって、車輪を出して、降りるんだよ」
「ふ~ん。じゃぁなんでもみじはあかくなるの?」
脈絡がないが、本人にとっては目の前に「青々としたモミジ」が生えていたので当然の質問。
確かアントシアニン…
「秋になってお日様が出てる時間が短くなると、モミジの中で赤い色の素がたくさん作られるの。だからだよ」
「ふ~ん」
納得したらしい。ちなみに紅葉の具体的なメカニズムは学術的に未解明である!
さて娘は公園へ行きたがったわけだが、雨上がりで水たまりだらけだろうと考え、普段と違う公園へ行く。
小1か小2くらいの仲の良さそうな女の子二人(姉妹ではないようだ)と、そのどちらかのお父さんと見られる男性。
当初その女の子達とは全く関わりがなかったが。
オレが赤とんぼ(ナツアカネ)捕まえたら見せて見せてと寄ってきた。
その時、小さい方の女の子が娘をちらちら見る。
幼稚園の名前を出し、そこの子かと聞くので、そうだと言ったら、「あ、やっぱり」。
娘の名は幼稚園中に轟いているので、この子も聞き及んでいたらしく、オレに対して心のガードを解放してくれる。時あたかも足元にバッタが跳ね、ハグロトンボなんてレアモノが現れたもんだから期せずして虫取り大会。娘の幼稚園は野生児育成センターの一面を備えているが、ご多分に漏れず、その子も平然とバッタを手づかみ。
子どもこうでなくちゃ。吹き返しの風の中、その瞳が光ってるぞ。
女×3でキャッキャ。アブラゼミがいたのでとっつかまえてやったらヒートアップ。
「ハグロトンボ捕まえてよ」
ムチャ言うない。ありゃすばしこい。
取れた。
「みせてみせて」
「さわらせてさわらせて」
「どれどれ」
はいはい。が、この写真。ハグロトンボはイトトンボ系なので、ひ弱で繊細かと思ったらさにあらず。翅なんか赤とんぼやシオカラよりしっかりしてるくらいで、ザラザラした指触り。
とかやってたらちょっかい出して噛まれたらしい。
「あ!」
「きゃっ」
逃げちゃった。もう無理だよ。
一通り付き合わされる。高鬼、だるまさんがころんだ…
「だるまさんが転んだかも知れない」
「だるまさんが転んだら嬉しいな」
「インディアンのパンツ!」
バカバリエーション一通り披露したら笑ってくれた。昔取った何とやら。
高鬼でチーズ。
はぁ、疲れた。
さて夜になり台風一過の空には星がキラキラ。
「あの星なあに?」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
「木星」
「しろいの」
「だから木星だよ」
「下の小さいのは?」
「アンタレス」
「あんたれすってなぁに?」
「さそりの心臓」
「さそりってなあに?」
「南の方にいる毒虫」
「ふーん」
「じゃぁもくせいってなあに」←覚えていることに注意
「地球の兄弟」
「ちきゅうのきょうだいって?」
太陽系の図で説明し、天文シミュレータでシマシマが見えるまでズームアップ。
「ふ~ん。アタシちきゅうが見たいな」
ぐーぐるあーす起動。星の次は星の世界から見た地球を見たがる。宇宙スケールの視野を持った4歳児である(笑)。
…しかしこんな写真がポンと撮れるたぁ最近のデジカメはスゲェな。
今日の生き物たち
ナミマイマイ/ショウリョウバッタ/アブラゼミ/ハグロトンボ/ナツアカネ/シオカラトンボ/ノシメトンボ/セスジイトトンボ/カマキリ/ナミテントウ/ヒメカメノコテントウ/カナブン
…起きられん。
最近少し寝不足気味。暑いし、娘が夜泣きするし、大体仕事疲れるし。
「ごはんどうする?」
「ぶらんち~」
決め込んで11時半。ししゃもかじってると台風は九州南端を伺ってる由。掠め通るだけで上がらないと思っていたが。
気象レーダで追跡(普通の人はしない)。
なんでこの位置で目が健在なんだよ。
まぁ上がるなと思いつつ整体へ出る。
さて先週書いた「らせん星雲」から幸運がもたらされる話。NASAサイトのプリントアウト持参。
「神の目でなくて死に行く星の姿なんです。太陽も最後そうなります。『みくし』の形而上が発端のチェンメ」
「この写真2003年の物でしょう。おかしいと思ったんですけどね」
「目にしたヒーラーがインスピレーションのままにばらまいたんでしょ」
聞けば前にも同じ星雲写真で文言別のバージョンがあったとか。
くだらねぇぞ。おまいら。
ただ、否定ばかりでは救いがない。
「でもこれ確かに死に行く星の姿ですが、こうして宇宙空間へ散っていったガスが、いつしか別の星の一部となり、その星に生まれた命の中に取り込まれるんです。650光年向こうの物語。我々の身体も、遠い遠い過去、宇宙のどこかで、そうやって星の死に際して作られ、放出された物質を含んでるんですよ」
こんなもんでしょ。ちなみに、んなことを話してる間、次の順番の熟年夫婦が早めに到着したのだが。
娘が自己紹介して幼稚園のレイアウトの解説してござった。すんません、のべつ喋りますこの娘_| ̄|○
帰宅。台風は↑レーダ画像の直後上陸の発表があったとのこと。7月で945hPaは記録とか。まぁねぇ、この地には似た経路、勢力で上がった台風としてルース台風というのがあるが、これは西太平洋が夏中陽光にあぶられた結果の10月だしね。温暖化かねぇ(気象庁が正当な記録としてカウントしてるのは1951年以降なので、1946年枕崎台風の916hPaは参考記録扱い)。
あ、こいつ短時間で海に戻るから衰えないぞ。
次は親知らずの抜歯。この雨ではカサさして歩くのもウザイので送ってもらう。
「じゃ、お願いします」
麻酔処理。歯肉に注射。あれ?しびれてこないぞ。
「もう一本内側に打ちます」
あ、2本打ちか。
…れ?
ワタシの記憶が確かならば、びい~んとしびれて…。
「抜きますね」
おろ?
ペンチではむっ。
「痛かったら手を挙げてください」
めきっ…その音は骨を通じて頭の真ん中で展開。まんま骨伝導。
「んがっ」
「痛いですか?」
「ほげほげ」(訳:全然)
痛いんじゃない。音が頭の中に響く不思議感覚なのさ。テレパシーってこんな感じのはずやねん。
「骨から外れる音がビリビリ聞こえると思います」
べきっ。
「抜けましたよ」
ほえ?
見たらまぁいかにも虫歯ですって感じで真っ黒け。
「持って帰ります?」
「パソコン顕微鏡でしげしげ眺めます」(普通の人はこんな事言わない)
「(笑)そうですか。これ袋に入れて」
助手ギャルに依頼。さながらテイクアウト。ま、娘によい教材だ。
止血処理しながら雑談。例の横向き埋もれ親知らず。
「こういうの水平埋伏智歯って言うらしいですね」
「よくご存じですね」
「ネットで検索したら出てきましたよ」
「智歯ってのは英語のwisdom toothの直訳ですね。智恵が付いてから出てくるという」
ほうほう。ちなみに日本の「親知らず」の由来は、親が死んでから生えてくるから(異説多々あり)。
止血用にガーゼをはむっ。痛み止めと消毒薬(うがい薬)もらって退場。
娘に歯を抜いたと言ったら
「みせて」
「真っ黒だろ?むしばきんまんで虫歯になるとこうなる」
大穴に爪楊枝刺して見せる。
「だからちゃんと歯を磨けよ」
「うん」
返事はいいけどね。
さて智歯ちゃん抜かれた後の噴火口。「食い物が入らないように、激しくうがいしたり、歯ブラシで傷付けないように」とのこと。反対側の顎だけで食うわけだが。食べやすいようにと妻もうどんを用意してくれたわけだが。
んな注意事項に気を配りながら食うのはウザイ。ん~塩と鉄の味がするねこのうどん←血じゃ
ちなみに、げにオソロシヤに語られる「智歯抜歯後の激痛」今のところない。
いまのところ。
…お前四国掠め通って紀伊半島直行かよ(矢印はオレサマが書き加えた推定中心位置)
ヤな言葉だね。
先日のニュースで報じられたのは。
結婚間近と報じられる女性俳優が億単位の装飾品を身につけていましたという話と。
生活保護に関する役所との行き違いから男性が「餓死」した話。
…。
「餓死」とか「貧困」とか、豊かで「美しい国」のニュースにされる言葉かい?
で、この手のネタはいつも二分した極論がぶつかり合う。行政や周囲の怠慢だって話と、本人の自助努力が不足だって話。でも恐らくは、その双方の及ばぬエアポケットが、この状況を生んでいるんだろうと思う。すなわち、「不足」と「それ以上要求するのは無体」との隙間。
「ワーキングプア」という言葉がある。幾ら働いても貧困から抜け出せない。経費以下の賃金しか貰えない。特に、家賃に達しないというのが大きな壁だ。非定住=住所がない、だと、そういう賃金レベルの仕事しかないので、壁を乗り越えることが原理的に不可能なのである。同じような制限が年齢や性別、学歴に存在する。「競争社会だから」と言ってしまえばそれまでだが、うんそうだねとあっさり頷けない。じゃそれで「死ぬ」にまで至っていいのか。それ仕方ないと言い切っていいのか。なんだこのモヤモヤは。
このモヤモヤをこねくりまわして気付いたことが3つある。「餓死者」を出すなんざ先進国を標榜している国として、世界に対して非常に恥ずかしいと言うこと。こうした格差に弾かれた人々の末路が「死」に至るという想像力の欠如。そして、そもそも「死」に対する捉え方が軽はずみだから、「死ぬ」という最終状態が解に出てこないという実態。
当たり前だが生物が「種」として存在し続けるには、あるレベルの数を維持する必要がある。だから群れるのである。人間もそうして群れ、糧を獲得する手段を確立してきた。農業なんか集団の力あってこそのものだ。でも今はどうだろう。オレがオレが…だまし、出し抜き、のし上がる。群れとベクトルが逆ではないのか。
死んでも知るか、は、地球生物の根本原理…「生きる」ことの本質を、人類が忘れかけている証明に他ならないのではないか。
今これを読んでいる方で「明日、自分が生きているかどうか」を心配されている向きはないと思う。夜闇に紛れてサーベルタイガーが闊歩した狩猟採集の時代ではない。食い物はあるし食われる心配もしなくていい。人間は生きていて当たり前なのである。この結果、元々食物確保・子孫繁栄のために遺伝子が獲得していた「欲望充足」という機能は、娯楽や贅沢がもたらす快楽追求へと、その姿を変えていった。格差の壁の向こうで、「勝ち組」を自認している向きが、得た金銭を何に投じているか、書くまでもあるまい。他ならぬウチのタタミの上の鉄道は、その典型だ。
生物の必要としなくなった機能器官は退化して行く。
「生きる」機能を失った生物は、果たしてどうなるのだろうか。
ね、乳飲み子ほったらかしで飯食いに行った代議士センセ?
ホラー映画の宣伝みたいですが。
夕刻になり設計ウホ君よりヘルプコール。
来週出荷のサンプルが試験でトラブル。
その製品は出鼻をオレがいじくったのでむげに断るわけにも行かず。
…22時。
阪神が勝ったから良しとする。おやすみ。
本館をぐぐると(ぜってーヤ○フーを引き合いに出さないオレ)、こう表示されます。
創作物語の館・fly up fairy project system 2000
こちらは、ファンタジーや児童文学もどきを中心とした創作物語のサイト「fly up fairy project system 2000」です♪
この「こちらは…」の部分の文言は、実際のトップページには出てきません。これがメタタグ(meta tag)で、端的に言ってしまえば検索システム用の見出しです。
んで、検索システムの上の方にサイトが表示されるには、このメタタグの中身をどーたらこーたらという話を良く聞くのですが、実際の所、そんな小細工しても無意味なようです。まぁ、ありがちフレーズをメタタグでゴマンと書いてあるアダルトサイトはよく見かけますが(「逆断層」で拾ってクリックしたら下着専門店だったのにはひっくり返った)。
それはさておき。
ご存じの方も多いと思いますが、ウェブリングジャパンのリングサービスがこの4月で終了しました。意味するところ当館が酸化わはは参加しているリングが全部ぱぁになるということです。それなりにリング経由の方もいらっしゃったし、自分自身ランダムクリックであちこち覗くの好きだったのですが(おっぱいがたくさん出てきますがね…(^^ゞ)、「こういうのが読みたいんじゃ」と最初から決めている向きには、あてもなくリングたどるより、キーワード幾つか叩き込んで「検索」の方が効率的なのは当然でしょう。
となると、顧客開拓というか、多くの方々に当館に酸化されて(←酸化が気に入ったらしい)いただくには、検索で引っかけてもらわないと何も始まらない、ということになります。つまり、営業品目であるアリジゴクのウンコから亜光速宇宙航行帆船まで(手広くやってるなオイ)、おしなべてめたたぐで用意することになります。
ところがどっこい。
例示した、めたたぐだらけのアダルトサイトのようなものが引っかかるのを防ぐため、最近はそういう「めったやたらめたたぐサイト」を「めたたぐスパム」としてカットするように検索サイト側で対応しています。つまり、商品名全部並べると、検索しても逆にでてこねーという極めて(´・ω・`)ショボーンな事態が起こりうるわけです。
回避するには物語個々に、その物語のキーワードをめたたぐとして放り込んでやるしかありません。で、物語が全部で幾つあるかというと…
ぱか(宝箱を開いている)
38本?案外あるなぁ。
今日も一つずつ。
その1・大陸の場合
「ニコイチ中古車」とゆーのをご存じか
前が壊れたクルマと後ろが壊れたクルマの「使える」部分を切り出して合体、1台として売る、というもの。人気車種のクセに異様に値段が安いヤツはそれだ、とか。半ば都市伝説ではある。
大陸でウチの工場の製品のパチモンが出たらしい。
修理で持ち込まれた製品から生きてる回路を抜き出し、そういうのをかき集めて、鉄板を折り曲げた枠の中に収めて「完成品」に仕立てた物だという。ニコイチならぬサンコイチ。
「75アンペアの駆動回路で400アンペアドライブしてますからねえ」
(アナロジー:軽自動車のエンジンでメルセデスの車体を動かそうとしている)
修理品だから元手タダの丸儲け。そんな無茶な回路でも当初は動くので訝しがられることなし。引き渡したらトンズラ。壊れて文句は貼られたブランド…ウチの中国支社に来る。
この手のネタ、良く「プライドがないのか」という言われ方をするが、要するに金さえ手に出来れば何でもいいのである。彼の地に水戸黄門はいない。
その2・半島の場合
「エコマーク」をご存じの方は多いと思う。似たようなことを産業用工業製品で半島の南半分がやっているが、ここのは該当製品を購入すると費用政府丸抱えだとか。今般海外メーカも認証が受けられる運びとなり、ウチの半島の工場に役人が監査に来るとか。
「それがよ~。守秘契約は結ばないってんだよ」
役人を信用しないのか?ってのが向こうの弁。
信用しないよ。
フランスから部品購入してライセンス供与受けて生産した電車を「全国産!」とかヌカス国だよ?
この手のネタ、良く「プライドがないのか」という言われ方をするが、要するに「極めて省略して言葉をすげ替えるとそのような意味としてもあながち間違いとも言い切れない」に出来れば何でもいいのである。彼の地に大岡越前はいない。
その3・めんたるへるす診断
先にストレスと付き合う講座みたいなのを受けさせられたと書いたが。
今度はこれだ。webアンケート形式で答えて行く心の健康診断。めんたるへるす。
「全員必須。13日まで。忘れると本社から厳しくフォローされるので」
なんだそのプレッシャー。
めんたるへるす。
じゃぁしょうがねぇってんでアクセス。
「267問。途中でやめることは許されません」
なんだその面倒臭いの。ストレスだなぁ。
めんたるへるす。
ちなみにこの手の診断、ご承知の通り、デムパな質問も多々ある。
「私は、誰かに狙われていると思う」
「時々、悪霊に取り憑かれる」
そんなのが羅列していると、自己批判のやり過ぎで「自我や善悪の判断能力が無くなっていくような気分に」が、理解可能な状態になってくる。
めんたるへるす。
終了。くそったれ。こんな事ばかりして「仕事ドカ盛るぞ」って暗黙のプレッシャー掛けやがって。オレは絶対体制に迎合しないぞ。診断結果印刷。ぽちっ。げげげげ。え~と?なんだこの横一線で1カ所だけV字に凹んだグラフは。
4.反権威性
数値が高いほど権威や慣習に盲従しない…31/100
(この項目だけ31。他は50前後)
(・_・)
これってそれこそマハラノビス演算で出してるんじゃないの?
オレは絶対にこの工場のカラーには染まらないしそもそも現政府のやり方…
田県神社(たがたじんじゃ)をご存じの方は多いと思う。陰茎を本尊とする子宝と豊穣の神社であり、祭礼でそのご神体を御輿に載せて練り歩くというビジュアル的インパクトから、一躍世界的に知られることとなった。陰陽の倣いに従い、女性側を本尊とするのがこの大県神社(おおあがたじんじゃ)である。
ご承知の通り、性器信仰は子宝への神秘畏怖と、子孫繁栄の願望から派生した、最も原始的で、人間の生物原理に基づく宗教の原初形態である。殊に日本神話では冒頭よりイザナギ・イザナミの夫婦和合を取り扱っており、古来倭国に住まう先祖達が、強い関心を持っていたことを伺わせる。これは背景として当時出生・乳児生存の率が非常に低く、「命の継承」に対して奇蹟を感じたためでは、と考えさせる。
従って大県神社も出自は古いものと容易に予想できる。
実際、案内冊子や境内の看板等の説明を追うと、垂仁天皇27年(紀元前3年)に現位置に移ったとあるので、記紀時代より存在した土着信仰が原点と想像が付く。
尾張国は駅名「尾張一宮」で知られる「真清田神社」(ますみだじんじゃ・ 祭神は天火明命)を起点に発展したが、「二宮」がこの大県神社であり、尾張開拓の祖神・大県大神(大荒田〔おおあらたのみこと〕とも)を祀る。女性器信仰の地に開拓の氏神を祀る。理にかなった成り立ちと言える。
さてその女性器を本尊とする大元の神社はというと、摂社「姫之宮」として境内の奥にある。
「姫石」という。ご神体なのでこれ以上の拡大はご容赦。女性器近似の形状をした岩である。内部に石英結晶を蔵した花崗岩なども置いてあった(球体の中に宝がある…子宮に見立てられたのであろう)。祭神は冒頭大荒田命の娘で子供6人をもうけた玉姫命、五穀豊穣の神様である倉稲魂神(うがのみたまのかみ)である。とはいえ時代の流れから言えば、土着の信仰に追って神の名を、というのが妥当なところであろう。御神得はもちろん、安産、子授け、縁結び、夫婦円満、…要するに女性と女性性の守り神である。
「ちもちも」かい。
妻が漢方の病院へ朝から出る。オレは廃車ちゃうわ歯医者。
「おと~ちゃんあそぼうよ」
「だめ」
「ふんが~」
「歯医者。一緒行くか?」
「うん」
…置いて行く気はさらさら無いが。な、どこかの議員さんよ。
さて今回の歯医者は先の会社の健康診断、歯科検診において、親知らず脇の歯茎にポケットが出来ているという指摘に基づく。
「出来るだけ急いで歯医者へ」
脅されてやろうじゃないの。
「初診で~す」
とはいえ、妻子はココに通っている。娘は慣れた足取りで子供スペースに直行。
「…お父さんですか」
「です」
「ではこの問診票に…」
会社で言われたことをそのまま書いて、あん?『前回歯医者に来てからどのくらい? ヶ月』
実は前回歯医者で治療したのは小学生の時分である。東京に引っ越し、就職して妻と巡り会い、転勤でこの地へ来る間、すなわち関東で歯医者に行ったことはない。
『300ヶ月』
受付担当歯科助手(♀)「ぶっ!」
ヨッシャあなたのハートをギュッとつかんだ。←ヴァカ
「ど~ぞ~」
呼ばれて入ってじゃじゃじゃじゃ~ん。
四半世紀である。そりゃぁ、進化もしている。おなじみベッド型診察台の傍らにはパソと自在アームに取り付けられた液晶モニタ。
状況説明して口を開ける。娘が来て
「おとうちゃんないちゃだめだよ」
その場にいた全員にウケやんの。ちっ。
診察。
「ああ~これは黒いですね。こっちは親知らず…25年ぶりなんですよね」
「ふぇぇ」(訳:ええ)
「にしちゃ綺麗な方ですよ」
さよけ。針状の道具でちくちく歯周病のチェック。ナニ6?(普通、4以上は手術)
「この親知らずは埋もれてるみたいですね。レントゲン撮ってみましょう」
アゴに台を載せて撮影装置がぐるり。おしまい。
無論、現像なんて工程はもはや存在しない。
「あっち(診察台)の方に出しますね」
前記モニタにポン。ああ~下顎の親知らず横向きになってしかも埋もれてます。ルクソールの棺桶みたいに。正式には水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)と言うようだが。
「こりゃ当院じゃ手術できませんね。大学病院を紹介します」
待てい。
「そばに神経通ってますし、骨も削る必要があります。完全に埋もれていればいいんですが、少しだけ出てるんですよね。歯の表面のエナメル質(註:磨いた結果つるつるにしたいところ)は骨や肉とくっつきませんので、どうしてもそこに隙間が出来て歯周ポケットになりやすいです」
普通の歯の脇のポケットなら、中の歯石こじり出してフッ素塗って、なんて方法もある。が、横向きで半分埋もれた歯ではそれも不可能。
「もし放っておけば」
「ええ、歯周病になって進行します」
…ここでうんちく(うんちくんじゃねーぞ)。
機会があれば見ていただきたいのですが、縄文・石器時代のズガイ骨は歯がボロボロです。もちろん歯の衛生観念がなかった上に、栄養不良、食材自体も硬い、砂混じりなどが作用した結果ですが、そこから導かれる結論の一つに「歯周病菌による全身疾患」が当時死因として非常に多かった可能性が考えられるのです。実は歯周病菌は非常に恐ろしいシロモノで、骨を侵せば骨粗鬆症。血に乗って全身を巡れば脳腫瘍に心内膜炎…と、充分人を死に至らしめる能力を持ちます。当時の平均寿命は30~35歳と考えられてますが、これは逆に言えば、何もしなくても、そのくらいは生きられた=この年齢を超えると、色々ガタが出てくる、と言えます。ワタシの「歯医者無縁25年」は根本対策をとるには頃合いと考えるべきかも知れません。
とか考えて治療方針。
・埋もれ親知らずの対向にある上顎親知らず(まっとうに生えているが虫歯のうえ形も悪い)をこの歯科医で抜く
・下顎両側のハンパ親知らずは大学病院で処置
「手術は1時間、前後の処置含めて1泊で終わると思いますよ」
一晩入院かい。
幾らかかるんだそれ。
「では来週抜歯で今日は歯石を取りましょう」
てなわけで超音波で振動を与えて歯石を取るマシン(スケーラーという)で、一回りがりがり。歯石は歯の根元にあるので口の中血の味。
でもスッキリした。
「で、手術まで歯周ポケットはとりあえずひたすら磨け」
「そうですね。歯間ブラシなどお使いですか?」
しょーがねーな。毎食後ガシガシやるか。
来週の予約を取って帰宅。妻の帰宅時間不定につき、昼飯はマックへ買いだし。
娘はフライドポテトは好きだがハンバーガーは難儀業苦。
そこで。
「見ててごらん」
父ちゃんお得意ハンバーガー早食い。3口30秒。
「おとうちゃんすご~い」
君が遅いんだい。
妻帰宅。電子レンジに入れておいた(密閉性が高いので、特段動かさずとも保温庫に使える)のを取り出す。
んで。
「おとうちゃんあそぼうよ~」
次は整体なんだが午前中ダメ言ってるしなぁ。
仕方ないので外へ連れ出し、時間が来たらそのまま整体へなだれ込むことに。空き地の草むらでバッタ探し。ショウリョウバッタ成長中。
整体へ。右の首筋から背中にかけてコチコチ。
「硬いですねぇ。左も硬いけど右はもっと硬いですねぇ」
ゴリゴリ。おう痛え。ここで痛いという状況に陥ったのは初だ。首の後ろが凝りかたまっている。
「これしばらくやった方がいいですよ」
てなわけで来週土曜もリザーブ。
するってぇと整体師、おもむろにケータイ写真を見せ。
「友達から3000年に一度っていう珍しい写真をnasaが撮影したって送ってきましてね」
3000年に一度つーたら超新星あたりか?珍しい形状になるっていったらその残骸…
「これです」
http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/2003/11/images/a/formats/print.jpg
Helix(らせん)星雲。NGC7293。惑星状星雲の一員。
すなわち太陽みたいな星が一生の最後にガスを吹き出しながらしぼんで行く姿。
で?ナニが3000年なんだ?みずがめ座の方向距離650光年にあるが。
「これありきたりなもんですが…」
「そうですか?なんかここ数日が一番パワーがあるとかなんとか…チェーンメールみたいなものかもみたいですけどね」
ちなみにこの整体師はスピリチュアルな話が好きである。
さて帰宅後ぐぐりまくる。まず抜歯。え?肉切って歯叩き砕いてピンセットでつまみ出す最強手術でも2万?ホンマカイナ←予算50万。
それから星雲写真。どーやらみくしのオカルト系起源の有名なチェンメらしい。大体URLで明らかなように2003年のアーカイブに入っているのだ。3000年も今が最高パワーもへったくれもあるかい。
チェンメの中身を拾ったので貼り付ける。
ナサのハブル望遠鏡撮影。
「7つの願いをこめて」
「この写真はナサの天体望遠鏡で撮影されたもので、3000年に一度と言われている
大変珍しい現象です。これは「神の目」と呼ばれています。 この目を見つめる者に
は多くの奇跡が訪れるといわ れており、見るものがこれを信じる信じないは関係な
く、7つの願いが聞き届けられると言われています。 とにかく試してみて、どのよう
な変化があるか、見てみてください。」 この知らせを、「そのかたの願いが叶いま
すように」と思いを込めて、たくさんの方にシェアして下さい☆自分だけで独り占め
はしないこと。 今日から七日までが最も強いパワーだそうです。
惑星状星雲ならええのけ?
http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/2004/32/images/a/formats/print.jpg
立体化バージョン
http://www.jpl.nasa.gov/images/spitzer/pia07343-browse.jpg
http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/2007/09/images/a/formats/print.jpg
http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/2004/27/images/a/formats/print.jpg
キャッツアイ。「ロードオブザリング」の指輪のモデルとも。
http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/2004/46/images/a/formats/full_jpg.jpg
まぁ、七夕の夜ですわ。星に願いを…
「工事指示書」
を書く。カーボン紙3枚付いた定型用紙。
依頼人、依頼先。どこの建物の、どのフロアで。
更に詳しくフロアのどの辺か。略図スペースにキタネェ絵を描く。
庶務ギャルに該当する予算コードを尋ねる。
残額を確認して。コードを記入。
事前に工事を依頼することを当該部門に電話で連絡。
了解を取り付け、工事予定時刻を聞き、指示書にカチョの検認をもらう。
「すんません」
「おう。…何の工事だ?」
「昨日更衣室で頼まれたヤツです」
「ああ、更衣室の蛍光灯の交換かぁ!?」
…たかが蛍光灯2本交換するのにどんだけの手間よ。こういうの「書類バカ」って言うんじゃねーの?
会社に着いて。
机の上に稟議書1セット。
スタンプラリー(検認ハンコ回しの事)の途中、ウチのカチョに拒絶食らって前後不覚になったヤツだ。
で、なんでオレの机…付箋が貼ってある。あ?
「オレサマ殿。カチョに説明してください。期限今日中」
なんだ?何をだ?
ペラペラめくると新部品の採用前評価報告。つまり新しく量産で使いたい。性能評価しましたので検認してください。ってこと。最終稟議の会議日は明日。
設計のコメント。
「詳しいことはオレサマさんがご存じです」
知 ら ん わ 。
いろいろ貼ってあるメモや伝言を良く読むと、カチョが懸念を表明して検認却下。設計に問い質したものの、設計は評価結果だけくっつけて寄越し、後の説明はオレにやってくれ。
なんぢゃそら。
まずカチョに質問メモの真意を聞く。
「だうだう。かくかくしかじか」
はーはーそーゆーこってすか。
それぢゃ結果付けただけじゃ回答にならんわ。
設計にメール。
「おんがらやーす。だうだう。かくかくしかじか」
「ホゲ!メーカに問い合わせてデータも探します」
以下彼が調査状況を逐一報告。内容と課長の真意を摺り合わせて追加や確認。
オレの仕事か?←人件費1万円/1時間
どうにか耳揃えて4時。最終稟議の会議が明日なので、今日中にスタンプラリーを終えねばならぬ。
ところが設計氏伴い、カチョの元に赴くと。
「今急ぎの用事でな。要点まとめて後で報告してくれや」
すると設計氏。
「あにょ~この後すぐ別の会議が。オレサマさん…」
つぶらな瞳で見つめるんじゃねーぞ無精ひげの32歳!
「わかったよ」
しょーがねー。カチョの質問に対して答えを揃える。小理屈、メーカの能書き、実験データ。何で設計の仕事をオレが…。
「カチョ」
「おう」
「3分」
「おう」
「懸念A。電流値はどうあれ温度が制限以内ならいい。
~略~
懸念C。同じ苦情がこのメーカにも来ている。メカニズムはうにょにょ。実力比較の結果ゴマダラカミキリ社(仮名)には率直劣る。しかしメカニズムからウヘヘ部品の変更で対処可能で、7月中にはめどが立って全製品に展開予定」
「エビデンス(この場合念書みたいなニュアンスと思いねぇ)は?」
「要求しました」
「ようしいいだろ」
ぽん!稟議書パス。
早速設計氏に電話。
「はい!」
「(暗い声で)あのさ…」
「はい?」
「さっきの件…だけどさ…」
「…はい」
「ハンコ…(2秒)…もらえたから」←外道
(5秒)
「∞∴♂♀○※〒→\(^-^)/←↑↑↓〓£%#&*@§☆★!!!!」
…日本語喋れや。
「すぐ稟議書取りに行きます。ありがとーございますありがとー(以下10回)」
やれやれ。ん?メールだ。
『故障部品イオウイロハシリグモ(仮名)の故障原因について見解を今日中にA4用紙1枚で…』
や、もう。短納期でメンドクセー話ばっかし。
~おまけ~
Oパブ氏殿。いくら忘れるのが嫌だからって、KENBENの袋デスクの上に置いたまま、仕事および残業腹ごしらえはやめてください。
「もう一日分採らなきゃならないんですよ」
聞 い て ま せ ん 。
製造業では、需要の増減に合わせて、製造数をこまめに調整する。当然、製造に携わる作業者も合わせて募集したりする。そんな期間限定の社員を期間工という。この結果、フリーターの一形態として、あちこちの工場を期間工オンリーで渡り歩くという、「プロの期間工」なる存在もあるほど。
これをふまえて。
「よう覚えとるよ。ひいきの野球チームの選手と同姓同名だったからね」
製造ライン班長A氏(仮名:57歳)はそう語ると、鼻から紫煙をゆっくりと立ち上らせ、述懐を始めた。
人事から来た人物紹介のメールには、「現場向き」と記してあったという。
「現場向きというからさ、飲み込みが早くて、向上心があって、みんなをグイグイ引っ張ってくれる。そんなタイプと考えていたわけよ」
数日後。人事担当に案内され、オリエンテーションに訪れた期間工は3名。2名は礼儀正しくスーツを身にまとっていたが、ひとりはアニメキャラのヨレヨレTシャツにスネ毛丸出しの半ズボンだったという。
「そのスネ毛野郎だったんだよ。大丈夫かな、とは思ったんだけどさ」
ラインの紹介に出る。部品がどうやって組み立てられるか、各所でどんな仕事をしているか。
「ポイントと思うところは自分でメモしろって言ったんだよ。スーツの二人は手帳を出したけどさ、そいつ何もしねぇの。『ない』とか『すいません』とか言うならまだかわいいけど、ただボーッと突っ立ってるだけ」
でも具体的に各人個々に仕事を説明するのは翌日なので、明日はメモを持ってこい、とその場は許した。
ところが。
「何持ってきたと思う?チラシを適当に手で破いてクリップで留めたヤツ。一番上の紙に『メモ』って書いてやんの。バカヤローって怒鳴ってやろうかと思ったよ」
購買でノートを買わせたという。
そして仕事の説明。
「ハイ。ハイ。って返事はいいんだ。だけど試しにやらせるとトンチンカンなことしやんの。こりゃぁ人事に騙されたなぁって。でも契約した以上しょうがないだろ?。『作業手順書良く読んで、ポイントだ、と思うことはメモしろ』って言って、まぁ、任せたんだよ」
昼休み、彼の元に赴くと、買ってきたノートに一心不乱に書いているという。
「手順書目の前に立ててさ。さすがに目覚めたか?と思って覗き込んだら卒倒しそうになったよ。手順書のさ『この手順書は基板××の製造に適用する』とか、周りの枠とか、検認の係長職印な、あれまでコピーみたいに写してやんの。ダメだって思うだろ?そんなの。言ったよ。人事に、でもダメーって。3ヶ月は雇用する義務があるので、適した職場を探してやってって」
あちこち試した挙げ句、結局、テスト装置のオペレータをさせたという。つまり、出来た製品をコンピュータにチェックさせるというもので、製品をテスト装置にセットし、ボタンを押す。全機能動けばOK。ダメならNG。それだけ。
「簡単だろ?って。『ハイ』ってな、怪しいハイだよ。でもさすがに…と思うだろ?見に行ったらさ、NG品の棚空っぽなんだよ。『NGなかったのか?』『いえありましたよ』『だったら分けろよ出荷するのかよそれ』『分けるんですか?製品入れてボタン押せって』…言われたままやってたんだよ。OKもNGもヘッタクレもなく。『言われたから』製品入れて、ボタンを押し、製品を出す。それだけ。もうダメだと思ったね。人事に泣きついて契約解除してくれって。それでようやく」
後で聞いたら前の職場は宅配で知られるS飛脚便(仮名)で。
「梱包だってさ。モノ箱に入れるだけだろ?でもそこ2ヶ月でクビになったってぇじゃん。ハイハイ返事だけいいからみんな騙されるんだな」
とはいえ「解雇」では次の職場の採用に支障を来そう…自己都合による退職扱い。人事とA班長合意の上での、せめてもの心遣いであった。
「退職届書いて持ってこい。ってね。そしたら『理由』の欄になんて書いたと思う?『人事の人にヤメロと言われた』…お前一身上の都合とか知らんのか?って、『そう書くんですか?』…怪しい返事だけどもうどうでもいいや」
驚いたね。あれほどの猛者は後にも先にもないね。A班長はそう言ってチェーンスモークした。
…ひょっとすると、であるが、彼は「ハイハイ返事」だけで、ろくに仕事もせず、しかし最小契約期間分の給料だけはガッツリ確保する、ある意味「プロ」の期間社員であったのかも知れぬ。
レビューたって宝塚やないねんど。
朝から夕まであっちへこっちへ。
明日は珍しく何もないと思いきや岐阜の協力工場へ品質チェックで午後丸つぶれ。
まぁ会社のクルマで東海北陸道走って行く小旅行ではあるんだけどさ。
尻毛 しっけ 岐阜県岐阜市尻毛 岐阜市に編入されたのは昭和15年。
字面が字面なので笑いのタネにされる。友人掲示板で盛り上がったのでちょっと調べてみた。鉄道ヲタクは往々にして駅名トリガーでこういう事に首突っ込む場合がままある。
日本で一般に地形・地勢というのは人体の構造に例えられます。「尻」は一帯を代表するエリアの末端を意味します(野尻湖・池尻大橋etc)。
次に、「毛」というのは、植物・草が風になびいている様を動物の背中の「ふさふさした毛」に例えたもののようです。従って「尻毛」の語源として、何らかの地勢の末端に位置し、往事は草木がたくさん生えていた地域、と推察できます。
これをふまえて
これはぐーぐるあーす(わざわざインスコしたヴァカ)に表示させた尻毛周辺の地形です。中心で川が合流していますが、ここは板屋川(いたやがわ)と伊自良川(いじらがわ)の合流点、現在「尻毛橋」が位置します。ここから行くと、二つの川の間の土地(輪中)のまさに末端「尻」であることが判ります。
更に尻毛橋を中心に拡大してみます。緑が多く見えます。これは一体が肥沃な土地であり、植物が繁茂しやすいことを示しています。「尻」にある「毛」の多い土地、予測通りらしいと判ります。ひょっとすると湿地であり、「湿気が多い」とかけている可能性もかんがえられます(そういう説もあるようです)。
ところで。
地形・地勢を人体にたとえるのは、そこに他に何もなかったから、つまり、人が住む前に名前が付いた土地ということになります。そして、そんな古い名前が現代まで残るには、変わらず人が住み続けなければなりません。
「美濃文化自然誌」
http://www.gifukoku.go.jp/bunka/minobunka/honbun/dousyokubutsu/03-01.htm
によると、この地に「尻毛湊」なる船着き場が有ったことが判ります。土地の末端で二つの川の合流点、緑が広がる=平らな土地が広がる。なるほど船への荷物の積み卸しには適した土地と言えます。伊自良川は更に先で大河・長良川と合流しています。また、この土地のすぐ西側は関ヶ原であり、京および北陸路への出入り口です。美濃和紙の出荷ルートも含めた物流のハブであったと容易に想像できます。
いつ頃までさかのぼれるのでしょうか。伊自良川で探すとなんと日本書紀に行き当たります。「壬申の乱に軍功のあった、美努王(みどのおおきみ)を祀る甘奈美(かんなみ)明神が、上流長滝地内にあり、また伊自良牟良君と君姓を名乗る人物も国史にあらわれ」(岐阜県の河川名の由来)http://www.cbr.mlit.go.jp/kisojyo/genesis/index.html
壬申の乱では大友皇子が吉野から伊賀、伊勢国を経由して美濃に逃れていますが、陸路なら伊賀から直接桑名~大垣と上がった方が美濃には近いはず。わざわざ伊勢へ出たのは、そこから美濃へは水路(伊勢湾~長良川)を経由したことを示します。これはこの当時から尻毛も物流交易ルートに組み込まれていた可能性を示します。
現代水準では「あらやだえっち」(横浜市保土(女陰)ヶ谷なんかもそうですよ)な地名というのは、人体にとってそこが重要であるのと同様、実は敬意を払うべき重要で由緒ある地名である場合が多いのです。
目を閉じて何も見えず。
今日は妻が健康診断。娘の相手はオレの役目なのだが、掃除しながら遊ぶわけにも行かず。ビデオ見せたり。
昼になるが妻はまだかかりそうなので、残り飯かき集めておにぎりを密造、娘に食わす。
「おとうちゃんおいしいいよ」
ああそうかい。
妻が帰り、今度はオレが出る。クルマのエアコンがピンチなのだ。
「E36は効きがそもそも甘い上に、そろそろ寿命期ですからねぇ」
とはレッドホットカンパニー社長Yさん。コンプレッサ(要はヒートポンプシステム一式)交換も覚悟の上工場へ。
少し待って。
「テストしましたがガス抜けだけみたいですね。入れたら普通のより効くほどです」
ホンマデッカ。でも去年ガス入れたんですがね。
「ちい~さい穴が空いて抜けてるんだと思います。でも点検交換の費用バカになりませんから」
ガスチャージ1万円。空調修理50万円。
50年は乗らないよなぁ(次はレガシィ狙い)。
帰宅後は娘のリクエストで近所の公園。子どもの数が珍しく多い。でもこれで本来の姿だと思うんよ。
娘はブランコと滑り台で遊んだ後、どこぞの母子と一緒に砂遊びを始める。オレはコンビニビニールに吸い殻拾い。喫煙者って…
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