バカ話3題
その1・大陸の場合
「ニコイチ中古車」とゆーのをご存じか
前が壊れたクルマと後ろが壊れたクルマの「使える」部分を切り出して合体、1台として売る、というもの。人気車種のクセに異様に値段が安いヤツはそれだ、とか。半ば都市伝説ではある。
大陸でウチの工場の製品のパチモンが出たらしい。
修理で持ち込まれた製品から生きてる回路を抜き出し、そういうのをかき集めて、鉄板を折り曲げた枠の中に収めて「完成品」に仕立てた物だという。ニコイチならぬサンコイチ。
「75アンペアの駆動回路で400アンペアドライブしてますからねえ」
(アナロジー:軽自動車のエンジンでメルセデスの車体を動かそうとしている)
修理品だから元手タダの丸儲け。そんな無茶な回路でも当初は動くので訝しがられることなし。引き渡したらトンズラ。壊れて文句は貼られたブランド…ウチの中国支社に来る。
この手のネタ、良く「プライドがないのか」という言われ方をするが、要するに金さえ手に出来れば何でもいいのである。彼の地に水戸黄門はいない。
その2・半島の場合
「エコマーク」をご存じの方は多いと思う。似たようなことを産業用工業製品で半島の南半分がやっているが、ここのは該当製品を購入すると費用政府丸抱えだとか。今般海外メーカも認証が受けられる運びとなり、ウチの半島の工場に役人が監査に来るとか。
「それがよ~。守秘契約は結ばないってんだよ」
役人を信用しないのか?ってのが向こうの弁。
信用しないよ。
フランスから部品購入してライセンス供与受けて生産した電車を「全国産!」とかヌカス国だよ?
この手のネタ、良く「プライドがないのか」という言われ方をするが、要するに「極めて省略して言葉をすげ替えるとそのような意味としてもあながち間違いとも言い切れない」に出来れば何でもいいのである。彼の地に大岡越前はいない。
その3・めんたるへるす診断
先にストレスと付き合う講座みたいなのを受けさせられたと書いたが。
今度はこれだ。webアンケート形式で答えて行く心の健康診断。めんたるへるす。
「全員必須。13日まで。忘れると本社から厳しくフォローされるので」
なんだそのプレッシャー。
めんたるへるす。
じゃぁしょうがねぇってんでアクセス。
「267問。途中でやめることは許されません」
なんだその面倒臭いの。ストレスだなぁ。
めんたるへるす。
ちなみにこの手の診断、ご承知の通り、デムパな質問も多々ある。
「私は、誰かに狙われていると思う」
「時々、悪霊に取り憑かれる」
そんなのが羅列していると、自己批判のやり過ぎで「自我や善悪の判断能力が無くなっていくような気分に」が、理解可能な状態になってくる。
めんたるへるす。
終了。くそったれ。こんな事ばかりして「仕事ドカ盛るぞ」って暗黙のプレッシャー掛けやがって。オレは絶対体制に迎合しないぞ。診断結果印刷。ぽちっ。げげげげ。え~と?なんだこの横一線で1カ所だけV字に凹んだグラフは。
4.反権威性
数値が高いほど権威や慣習に盲従しない…31/100
(この項目だけ31。他は50前後)
(・_・)
これってそれこそマハラノビス演算で出してるんじゃないの?
オレは絶対にこの工場のカラーには染まらないしそもそも現政府のやり方…
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