むしむし
名古屋 2007年08月
9日 34.7
10日 37.2
11日 35.7
連日猛暑の我らが名古屋。
妻実家は義妹夫婦も来ておるのでまごまご大集合。ちんまいのが3人。
そりゃ、気温以上のボルテージ。エアコン役立たず。わめくし走るし暴れるし。
しょーがねーので実家前草むらをゴソゴソ。
「ほれ」
とっつかまえてきたショウリョウバッタを部屋の中にぽいぽい入れてやる。
おのずから興味は虫取りに移行。虫取り網を出してもらい、斬鉄剣抱えた五右ェ門ならぬヲタのおっさん完成。
とりあえず家の前でホバリングしていた赤とんぼ。
「すげ~」
当たり前だオレは筋がね入りぞ。ムシキングナンボのモンじゃオレは虫帝王だ←37歳
ちんまいの引き連れて炎天下出発。シオカラトンボ。げっと。
線路際懐かしい鳴き声。
ちょん・ぎ~す。
キリギリスなんか四半世紀触ってない。捕まえれば喜ぶかな?
が。
昔のキリギリスと勝手が違う。大体すばしこいし小ずるい虫ではあるのだが、ぴょんと飛んでくれないから場所が確認できない。ちなみに飛んだとしても着地した場所にいるような虫ではない。着地してから草むらの深い方へ潜って行く。そんな性質。
傍目を気にせず炎天下網を振るい、草を踏み分け。格闘30分。←37歳。
Gampsocleis buergeri
綺麗な姿で捕獲できました。まぁパッと見つかる・捕まる虫じゃ無いですからね。しばらくの間子ども達が入れ替わり立ち替わり虫眼鏡で観察。
たいがい飽きた辺りで、キュウリと煮干しを与えて鴨居からぶら下げておきます。
30分ほどして。
ちょん・ぎ~す。
部屋の中で鳴き出します。音量は結構なもんですよ。でもうるせぇとは思わないのは私が虫ヲタだから?
違いますね。子ども達はすやすや昼寝。「自然の音」のなせる技です。
シエスタ。
起きるとまたうるさいタイム。今日は義妹夫婦が外出なので、子供らの殴る蹴るの暴行相手(人間サンドバッグ)の矛先はオレ。
タマランので再度網持って外出。あ、クマゼミ。
たやすく捕まったが結構ぐったりしてる。お前寿命末期か。
逃がす。
「アゲハチョウがいい~」
庭のサンショにいるじゃんよ。育てろ。
そーいうのじゃない。何かおもしろいのいないか。うろつくと目の前を行く青い輝き。
こいつは!
取れるか?
ヤツは縄張り巡回中。少し止まって軌道を観察。2週ほど見ていると正面より接近コースをとった。当方捕虫網下段の構え←37歳。
敵は最高速度40キロ。昆虫界屈指の高速飛翔能力を誇る絶滅危惧種。
軌道と速度差を考慮し捕虫網一閃!
Anax parthenope
はいはいこれ見ながら「おお~!」と声を上げてる子ども達(だった人含む)の姿が目に見えるようですよ。そうギンヤンマ。取れたこっちが驚き。何せコイツ「やった!」と思っても人バカにするように網かわして逃げ去るヤツですからね。猛暑で少し鈍ったかな?。
写真撮って子供らに良く見せて触らせてバイバイ。頑張って生きろよ。
Megacopta punctatissima
あ、お前お呼びじゃないから。…クズん中なんか歩くんじゃなかった。
・今日の虫達
ショウリョウバッタ
クルマバッタモドキ
キリギリス
アゲハ(ナミアゲハ)
アキアカネ
シオカラトンボ(♂)
ギンヤンマ
クマゼミ
マルカメムシ(一応)
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