ウェルカムじゃないけどビスタ
…往年のトヨタのCMを思い出す方が何人いるか判りませんが。
OSをビスタに変えました。さすがに2階建て特急の眺望は良好で←それは近鉄ビスタカーだ
もとい、理由は非常に消極的なものです。そう、セキュリティ対策と、なんか動作がヘンだから。なんでマウスを動かすだけで、その間ずーっとハードディスクにアクセスしなくちゃならんのよ。
世の中には「パソコンの動作を逐一記録する」キーロガーというプログラムがあります。マウスがどう動いて何をクリックしたか、キーボードで何を打ったか…このブログの文言ならwerukamujanaikedobisuta…と延々記録するわけです。
「何に使うの?」疑問を持つ方はいるでしょう。アメリカでは親が子供パソにこれを仕込み、出会い系のヘンタイに騙されるのを未然に防ぎました。会社が社員のパソに仕込んでという例もあります。でも一番の用途は
犯罪です。
うぃんどうずの便利すぎる機能に、webページにアクセスしただけで、そこに掲載されているプログラムを実行してしまうというのがあります。そういうページ経由で、知らぬ間にキーロガーを仕込まれるのです。このキーロガーは悪意を持って作られており、時々、記録した内容を犯罪者のコンピュータに送信します。メールアドレス、口座番号、クレカの番号っぽい16ケタの数字…背筋が寒くなってきましたね。私を襲ったクレカ不正利用も、これによる可能性が否定できないのです。ええもちろん、ウィンドウズはXP最新版ですし、ウィルスバスタも常時アップデートしてます。でも、犯罪者が新しい悪意プログラムをネット上にばらまくのと、ウィルスバスタがその対応策を用意するまでの間には、どうしてもタイムラグが生じます。悪意プログラムを入手してからでないと、対抗策作れませんからね。え?変なサイトにアクセスしたんじゃないか?ぐーぐるややふーで私のサイトが出てくるのは、それら検索サイトがウェブページの自動検索・発見・登録を行う一種のロボット(自動実行プログラムの意味。ホンダのアシモみたいなヤツがパソをピコピコしているわけではない)で、勝手にやってくれてるからです。同様にウェブページに勝手に書き込むロボットが存在します。もっと言えばネット経由でパソコンのハードディスクに直接書きに来ます。
何やっても安全・万全ってのは最早存在しません。
で、ビスタです。その辺の反省をふまえて作られたOSだけに一日の長があります。また、XPが修正修正の繰り返しで、ひび割れのタッチアップだらけで見苦しいコンクリビルみたいな様相を呈してきた、というのもあります。あと、ウィルスバスターがビスタ対応になりましたが、そのバージョン以降、XP上で使うと余計なことばかりするという話もあります。
やれるだけやっとくか。アップグレードインストールを選んで寝ました。寝てる間にやっとけ。
で、現在そのビスタ上からアクセスしてます。まだちょっと不安定ですが、修正されて行くのでそのうち落ち着くでしょう。にしてバスターまだおかしいな。は?
「ビスタでバスタ2007を利用される方は、ビスタ導入前にまずこのアップデートプログラムを」
聞いてないよ(>_<)。←結局、再インストール
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