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2007年9月21日 (金)

オーディオに精通ねぇ…

※この記事は圧縮メディアにブツブツ愚痴を垂れているのであって、登場機種の音質評価参考にはなりません

精神科。
自動ドアが開いて。
「オレサマさんこんにちは~」
(ぼそっと)「リタリン処方してください」
「は?」
「うそです」
「…あっは…ゲホ…びっくり…えほえほ…あははは」
んなむせるほどウケへんでも。

でも今日のネタは全然違う。

ケンウッド、アコースティックサウンドシステムの高音質モデル「Kseries」を発売
限りなく原音に近い再生音を実現する当社独自の高音質化技術「Supreme EX」を搭載し、
さらに進化を遂げた高音質モデル「Kseries」を新発売
CD-R/RWに記録された多彩な圧縮音楽データの高音質再生にも対応 
 

 株式会社ケンウッド(社長:塩畑 一男、本社:東京都八王子市)は、好評のアコースティックサウンドシステム「Kseries(Kシリーズ)」の新製品、CDレシーバー「R-K711-N/B」とスピーカーシステム「LS-K711」を10月上旬より発売いたします。 
  
     品 名          型 番                       希望小売価格(本体価格)   発売時期 
 CDレシーバー     R-K711-N/B(N:ゴールド/B:ブラック)  54,600円(52,000円)  10月上旬 
 スピーカーシステム  LS-K711                       23,100円(22,000円)  10月上旬 

 *希望小売価格はすべて消費税込みの価格です。 
 
 
<企画背景と製品の概要> 
 
 クラス最高レベルの高音質再生を実現したアコースティックサウンドシステム「Kseries」は、2004年12月の発売以来、オーディオに精通した団塊世代および団塊Jr.世代に代表される「音質にこだわる」ユーザー層を中心に、高い評価をいただいてきました。

 最新のデジタル技術と当社が長年培ってきたアナログ音質技術のノウハウを結集することで、CDの再生音を原音に限りなく近づけることをめざしてきた「Kseries」。
 今回発売する新モデルでは、当社独自の高音質化技術「Supreme EX」を搭載することで、その原音再生性能を進化させ、CDの一層の高音質再生を実現しました。また、近年のD.A.P.の急激な普及に伴って大きく変化したユーザーのリスニングスタイルや音楽データ再生にも対応。「Supreme EX」をCD-R/RWに記録されたMP3やWMA、AACといった圧縮音楽データの再生時にも機能させることで、録音時に記録されなかった高音域を補間し、限りなく原音に近い高音質再生を可能にしました。
 そして、再生中の音源を判別し、「音楽CDモード」と「音楽ファイルモード」を自動で切り替えることで、音源に合わせた最適な高音質再生を実現しています。

★オレその団塊ジュニアで音質に自分なりの観点持って一言居士でこだわってシステム構築してるけどさ。
90年代だっけ、やっぱりケンウッドが作ってたミニコンサイズの「K’s」は悪くないと思った。コンパクトサイズの本格派。既に一通り揃ってたから改めて買いたい、ってことはなかったけどさ。
で、そのオレが沈黙しか感じなかったのが「MD」というメディア。すなわち圧縮オーディオ。
デルタPCM(差分量子化)という手法は圧縮として確かにあった。ただそれは元の音楽信号の変化を追跡してるという点で、音楽信号自体に手を加えた訳じゃなかった。周波数制限はあるけど、元に戻るものだった。
でも、ソニーがMDに載せてきたATRACという圧縮法は違った。

「大音量のオーケストラで小さな音の楽器が聞き取れないように、人間の耳の特性に合わせ、聞こえない音をカットすることでデータを圧縮する」

つまり「聞こえるわけないだろう」と 決 め つ け て 音量ごとにある帯域のあるレベル以下の音を切り捨てたのだ。データ化する前に切っているのでどうやっても元には戻らない。
聞いて愕然とした。
こもった、そして素っ気も色気も味気もない音。
ある周波数から上がスコーンと無い。情報が足りない。
これはハイファイじゃない。それが結論だった。案の定、他のオーディオコンポと体裁を統一した「MDデッキ」が発売されたが、ほんの数年でリリースされなくなった。「歌の内容が判ればよい」程度の代物でしかなかったのだ。
だから通勤用ポータブルオーディオはDATで引っ張った。ただの1度だけ発売されたポータブル再生専用機WMD-DT1。単3電池4本でドライブする録再機TCD-D7を修理補償期間満了ギリギリまで使った。
そしてようやく21世紀になり、MDに圧縮せず音を記録する高位バージョンが現れた。Hi-MD(はいえむでぃ)である。やっとDATに引退を命じる時期が来たと感じた。しかし、このHi-MD。その辺の電器屋には無いかも知れぬ。なぜならその時既に、iPodが産声を上げていたからだ。圧縮して半導体メモリやハードディスクに書く。「たくさん曲が入りますよ」それがウリ。
でもそれだけがウリ。パソから移す。その利便性が加わっただけに過ぎない。

ケンウッドさん、我々はカットされた音がどうやっても元に戻らないことを知っている。そして我々はそもそも録音時に圧縮モード、メディアを使わない。その我々が貴社のそうした広告文句をまともに受け取るとお思いか。
「大きく変化したユーザーのリスニングスタイル」と言うけど、圧縮は圧縮の音させておけばいいのでは?そういうライトユーザーに「所詮こんな物よ」とハッキリと認識させてこそ「音質」が何たるかの第一歩ではあるまいか。聞きづらさを補完するならさておき、無理くりに作って質に言及するのはどうかと思うが。

「オレサマさ~ん」
処方箋が出た。
「840円です」
「…あれ?リタリンは」
「あっはっは」
2度言うとは思わなかったようだ。つーか、反応良すぎ。

不眠で悩んでるのにナルコレプシーのクスリもらうわけがない。

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