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2008年2月24日 (日)

Dolby

二日続きでオーディオネタでござい。
昨日ゴショゴショ書いていて思いだしたが、この2008年はオレサマがオーディオとビデオの融合世界「AV」へデビューして丁度20年だ。「AV」で引っかかって来た方には悪いが、ニフティに睨まれる方のAVではないので、そっちの向きはお帰り下さい。…「’88AV研究」なんて雑誌を店頭でムフームフー読んでいた高校生のオレ。勘違いされたんだろうなぁ…ちなみにコンピュータプログラム言語「C言語」の入門書で「はじめてのC」なんてのもございました…。
閑話休題。
デビュー当時の「システム」はパイオニアのミニコンポ「プライベート」に三菱のS-VHS「HV-V36」TEACのドルサラプロセッサ「475Dpro」という構成。TVディスプレイはソニーKV21-XBR2…ああ、夢中になっていた頃のハードは今でも覚えてるもんだね。
ドルビーサラウンド。
普通に再生すれば普通のステレオなのに、デコーダを通すとあら不思議、音は前後左右に分離する。
プロロジックのデコーダだから「効き」は良かった。スターウォーズにジェームズボンド、インディジョーンズシュワにスタローン。アクション映画山ほど見た。
その中身は演算回路と強調回路。今思えば微笑ましい。
ドルビー研究所
カセットデッキに「DOLBY SYSTEM」の文字を見た方あると思う。無音のカセットを再生すると「スー」と聞こえる不可避のノイズ。あれを抑える一工夫。ノイズリダクション。
実は「カセットデッキ」は最初、オーディオ向けの録音機じゃなかった。「ちゃちな音しか録れない」だろうと、留守番電話や会議の議事録等が想定されていた。これを立派にオーディオ機器に祭り上げたのが日本のメーカーとドルビー研究所だった。
ドルビーシステムの動作を安定させるには、デッキ側に高い精度が求められた。PLL回路、3ヘッドとキャリブレーション。メカ的にも電気的にもカセットデッキは武装され、オーディオファイルの要求に応えていった。一方、こうしたデッキ性能の向上は、ドルビー研究所において更に強力なシステムの開発動機となると共に、その発想は映画音声の質的向上へと生かされ、その劇場システムが再度家庭用にももたらされるという相乗効果を生んだ。ノイズリダクションはB→C→Sに達し(Aは最初からプロ向け)、映画音響はマトリクス4チャネル→SR→そしてドルビーデジタルへと至る。DVDの基本音声フォーマットがドルビーデジタルなのは「デファクトスタンダード化」の証であろう。

最早カセットでの録音そのものが昔語りで、オレ自身今日パソでMDにコピッたわけだが、同社の発想…「普通に再生して違和感なく、専用のシステムで再生すると水を得た魚」は、そのドルデジ音声の今に至っても脈々と受け継がれていると思う。そして何より、アナログコアから非常に上手くデジタル化の時流に乗った。

ロスレスのTRUE HD。…まぁそのうち再生する機会が来るだろう。がんばれドル研。ムダに会社の図体太らせないというある意味「反アメリカ的」な発想が嫌いじゃないぜ。( ´-`)

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