インフルエンザ罹患の記
考えてみれば木曜日隣席専任氏が酷い咳をしていた。
金曜は計画休暇として、土曜日、下記オーディオ装置いじりに実家へ赴いたのである。
ヘンな咳が出ることは実家に着いて気がついた。
しかし元々花粉症だし、最近薬を多重に飲んでいるせいか、ハラの具合も良くなかった。
オーディオコンポーネントは1台10キログラムを下らないシロモノであって、半日に及ぶ作業もあって、夜には筋骨がキシキシ言ってもおかしくはなかった。
咳が出、筋骨が痛み、だるくて熱い。寒気がする。…「風邪」であるのだが、上記のように既存の体調と疲労の産物でも説明が付くのだ。ただ、いつもより長くバスタブに潜って早めに休んだ。
日曜は都心の模型屋を巡って、修理に出していたクルマを取って帰った。
帰宅した。これが緊張からの解放につながったようで。
咳が一気に酷くなり、春めいた気温なのに震えも少し。それでもどうにか夜を乗り切った。
で、月曜日。もう明らかに「風邪の諸症状」オールスター状態。熱38度。鼻づまりがあり咳が酷くて喉が痛い。耳に詰まり感があり中耳炎の兆候か。筋肉関節はアゴまで含めてあちこち痛い。
休暇にして病院へ。看護師の薦めでウィルス検査。長綿棒で鼻をぐりぐりして10分ほど。
「インフルエンザAですね。タミフルには遅いですし、オトナですからシンドイでしょうけど耐えて下さい」
人生初、インフルエンザ罹患が確認された。しかもなんと優しい予後アドバイス。
薬をもらって帰宅。隔離政策を受ける。線路の花園に隔離布団が持ち込まれ、マスク着用を厳命され、使用するタオル類まで分別される。なお、妻子はワクチン接種済みであり、そこだけが唯一の救い。
その晩妻は抽選で当たった映画の試写会。娘にビデオを見せて過ごし、
「お風呂一人だぞ」
「え~っ!」
もちろん石鹸でゴシゴシくらいは手伝うが、「ひとり風呂」はそれはそれで楽しかったようで娘はニコニコ。
妻が帰宅する前に娘は就寝。後を妻に任せ、睡眠薬食らって布団に潜る。
…インフルエンザをナメていた。だろう。この時点で振り返ると。
(記2へ続く)
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