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2008年3月25日 (火)

たまには政治の話をしよう

…何やってんだあいつら。
端的には「国民が納得できる使い道で」「負担を感じない税率」であれば、基本線はいいんじゃないのか?
それをまぁ全然関係ないところを糸口に噛みついていつまでもグチグチ…そんなあんたらの「歳費」ってどこから出てるか知ってるかい?
おうよその「歳費」がっつり削れや。霞ヶ関でうたた寝してイイ飯食ってるのに何をそんな費用がかかる。世間企業一般成果主義だ。出来上がった法律、通った法案の数で歳費が決まるってのが世の中筋じゃないかい?

右翼も左翼も気取りはしないが、今の政治家にリーダーシップも信念もないことだけは確かだと思う。「こうすれば国民幸せになれる」「これこそ日本が歩むべき道だ」ビジョンもないしプランもない。ついでに言えば根拠もないし大体国民生活を知らない。利権にしがみつき、如何にその存在を隠して表面上「良さそう」に見える「っぽいもの」をひねり出すかに汲々としている、だけにしか見えない。

現在日本が抱えている問題はぶっちゃけ「人が減っている」ことに行き着く。暮らしにくいから人が減るのである。暮らしにくいのはカネがないから。その一方で都心部には人とカネが集中している。要するに一方通行で循環しないのである。
こういう「循環しない資本主義」は「資本論」の中で資本主義の(悪い意味での)極相として発生が警告されているとか。言うまでもなくカネの出元が枯渇すれば、それで肥え太っていたところもカネが入らなくなる。根が腐れば花は枯れ、木は倒れる。

この観点から行くと、「道路を造り新幹線を敷け」という訴えは、一方通行を食い止めようという悲鳴であると受け取ることが出来る。ただ、遅きに失してしまい、今からそれらを整備しても採算が取れない、というレベルにまで行き着いてしまっているから問題がややこしい。そうなるとまずそれらを「使うための準備」が必要になる。じいちゃんばあちゃんばかりの山村に「とりあえず」インターチェンジ作ったところで、

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Jasukosugusoko
100キロ離れたジャスコまで高速飛ばして買い物に行くか?という理論である。この「準備」の必要性に気付き、頑張っているのが例えば東国原知事のようにオレには見える。そう、闇雲に高速作って新幹線走らせればいいわけではなく、それらに存在価値を与えるための下支えが必要なのだ。都市圏への諸々集中は地価高騰などデメリットも多い。対し例えば工場など、水利と港湾が確保できればドコでも構わないという場合も多い。角栄さんの改造論に近いが、ドイツの都市配置と機能分散、オランダのマルチ首都的発想を見る限り、国土の全体均衡に繋がることは確かだ。そして、それらを行き来する人によって、カネも行き来する。すなわち人とカネが回る。

だ け ど も 。

そうした理想論を出す前に、「まずモノを作る」がありきで、裏に発生する利権へのさもしい執着が見え隠れするから我々国民はそっぽを向くのである。都市一極集中に諸手を挙げて賛成!という人は多くあるまい。対して政治は「税金上げる」とすぐに言い出す。問題と答えとをつなげる「中間」がないのである。そのくせ、無関係なところに湯水の如く税金を使い、自ら説得力を失い価値を下げている。

理想を持ちなさい。そして掲げなさい。「日本の政治を改革する」口先の能書きではなく、あなた自身がこうと思う信念を示しなさい。日本のあるべき姿のビジョンを描き、それに相応しい政治のスタイルが何かを次に考えなさい。根本から組み立ててみなさい。そのためには政治家ではなく、国民の気持ちが必要なんだとオレは思う。ただそれはおもねることではない。有権者の顔色をうかがうのでない。有権者と同じ気持ちになること。顔色は自ずから見えてくるだろう。

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