プリキュアの技術
取引先が出してきた品質レポートにこんな文言。
「プリキュア工程」
プリキュア。普通これで検索するとこちらさんが出てくる。でもって検索する目的もそっちである場合が多い。当然、パソ一発変換でこれが出るお宅には女の子がいるかオタクがいる。我が家も然り(どっちも居るなぁというツッコミはナシよ)。
プリキュア precure
prettyとcureを合わせた造語。cureは原意が解決とか「本来あるべき姿にする」みたいな感じで、辞書的には
〈人・病気を〉治す;〈悪癖・悪習を〉直す, 矯正する;〈問題・状況を〉解決する, 改善する;〈人の〉(病気を)治す((of ...))
彼女たちは敵と戦う正義の味方であるからして当然こっちの意味。他方同じスペルで
〈ゴムを〉硬化させる
という意味もある。当然技術文書のcureはこっちの意味。更にプリは前駆・予備的を意味する接頭辞preのことで、くっつけてprecureプリキュア。予備硬化処理工程。スペルも発音も同じになったと。
にしても。
「プリキュアで不良を作り込み…」
「プリキュアの技術不足で…」
「プリキュアの均一性に問題があって…」
口角泡を飛ばして真剣な議論。
プリキュアって高度だなおい。
なのに、聞いてるこっちは、彼女たちが困った顔してる様が都度思い浮かび、笑い噛み殺すのに困った訳だが。
しかめっ面して資料にメモしながら、頭の中はそんな感じ。
そんな春の午後。それじゃだめじゃん(笑)。
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