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2008年5月13日 (火)

すぐそばの遠い道

まずは骨折ネタに鬼アクセスありがとうございます。「ハインリッヒの法則」と申しまして

1件の重大事故の影には、29件の事故寸前のギリギリセーフ(インシデント)と、300件の「ヒヤッとした・ハッとした」(合成してヒヤリハット)がある。

と言われます。「うわはははは、コイツパレットけっ飛ばして骨折だってバカデェ」と笑って下さる以上に、「1」や「29」や「300」ブンノイチにアナタが入らなければ幸いでございます。

さて。
痛くなければ出社して良しと言われた本日、まぁ歩けないことはないので、しかしラッシュはずらして出社を敢行。ずるぺた足引いて歩いたら速度が通常の1/3。まぁ駅も会社も遠いこと。会社も正体工場だから中を動くと遠い遠い。
ずる~、ぺた。ずる~、ぺた。
「大丈夫?」
知ってる人からはそんな声。
「大丈夫じゃねいっす」
ウソついてもしょうがねいし。
で、知らない人は通りすがりに足先に視線をチラッ。
うん。
この「視線」ね。一時的なケガだからいいけど、そうじゃない場合にはその視線こそ痛いよ。「チラ」っと見る「フン」って顔で。
まぁレムリア付き合って下さってる方には、「あ、何か手伝えることあるかな」って発想があるかも知れないけれど、一般的にはそういう発想にならないでしょう。

「弱い」と見ると叩く。
「確定勝利者」でありたい。

ネアンデルタール人の人骨には、歩行困難な損傷があるのに、60年近く生きた痕跡を持つ物があります。つまり一族に守られてその人は生涯を全うしたわけです。
他方アメリカでは、「人体がバラバラになる」という画像はギャグです。「トムとジェリー」辺りでガラスみたいに割れたりしますが、リアル人体で同じ映像が出てきても笑いが取れるのです。
そして同じ風潮が日本で昨今多く生じている事実。いやマスコミが取り上げる頻度が増えたのか、国外のそうした画像に触れて「隠された引き金」が作動してしまう人が増えたのか。

「基本的に仲間は大事。でも冷酷に見限る回路も中に持っている」

モアイ像で知られるイースター島で、土着の人々に最後何が起きたか、調べるかひょんなことから知ってしまい「うへぇ」と思った方はおられると思います。彼らは最終的に資源枯渇で滅亡するのですが、それは地獄絵図でした。早い話がオレ生きるためにお前死ね、です。

この優しさと冷酷の間。

類推するに自己の生命・人格保持に危機を感じると、人は自分を優先するのです。似たような「危機感」を現代人はどこかで感じているから、「そういう目線」になるのではないか。

社会が与えるストレス。

「オレサマさん査定上げときましたから……今年の計画すっごいですね」
ええ、ブチ上げましたぜ同期カチョさん。
さ、帰りましょうか。

ずる~、ぺた。ずる~、ぺた。

駅から家まで長い道。家路を急ぐ人たちは、家のある前を見て歩きます。

最後に……目線の痛さに日々傷ついてるあなたへの伝言。
「でもそれは私だからこそ出来る」ってのを1つ手にすると、そういう目が逆に哀れに見えてきますよ。……だってその人はそうでもしないと心理的優位性・アイデンティティの確認が出来ないってことですから。

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