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2008年6月18日 (水)

三菱冷蔵庫MR-A41Nその1

★2022/09/01 買い換えました→MR-MZ54H

●冒頭の能書き
クルマやオーディオのインプレをブログに書いている方は多いと思うが(オレもそうだが)。
「白物家電品」とりわけ冷蔵庫のインプレは少ないように思われる。
やらないことやるのがオレの主義(やらしいことやる、ではない)。
だもんでオレがやってみる(笑)。

 

●背景
冷蔵庫を買おうというモチベーションは「壊れた」「古びた」「足らなくなった」のどれかが普通であり、その買うにしても、なじみの電器屋のおっちゃんに電話して「持ってきて」とか、量販店に出かけて行って店員さんの言う通り。が多いのではなかろうか。
要は「冷えて入れば」事足りるシロモノ(!)であり、機能が性能がという対象ではないのが普通だ。据え付けてもらってどの扉が何室か教えてもらったら終わり。説明書なんかすら見もしない。どころか「何の説明書きが必要?」ってなほどだ。
しかし時代は移ろい、メーカ各社用途に応じたいろんな温度帯を用意し、スイッチやダイヤルによるチューニング機能(!)を備え、冷やすだけの白いハコから「多機能低温食品貯蔵庫」へ進化している。デザイン性、静粛性、省エネルギ、ノンフロン冷媒など、生活環境、地球環境への配慮も地道になされてきている。であれば、その辺頭に入れて使いこなした方が、より便利で、そして「いじって楽しむ機械」としての存在価値が出てくるのではあるまいか。
ウチの場合にも端的には「古びて足らなくなって壊した」のである。が、なまじそういう背景知ってるだけに、妻と食い物と地球に優しい(論理の飛躍は気にするな)ヤツをいっちょ選んで買ってやろう。そんな次第である。選定に当たっては

 

・前よりランクアップ(350→400リットル)
・小柄な妻でも無理なく手が届く(背丈と奥行きは控えめに)
・静粛で省エネ

 

を主眼とした。しかし冷蔵庫は歴史的に「幅」の制約が大きく、容量アップは背丈と奥行きで妥協せざるを得ない。
「オレの背より高いぞ」
「頻度の低いのを置くから」
そんなやりとりがあって「ムラウチ」の通販でポチッとやった。八王子から名古屋くんだりまでど~やって持ってくるんだと思ったが、クロネコヤマトの引っ越しサービスに依託されて来た。本体+据え付け費+引き取り費で15万2千円であった。

 

●概要
P6180199

 

三菱電機MR-A41N。6ドア4室400リットル。3~4人家族向け冷蔵庫として標準的なクラスである。新婚家庭が冷蔵庫買って、子どもが育って大きくなって「ちょっと足らなくなったなぁ」で、手を出すのが大体このクラスである。「なじみの電器屋」に頼んでも、多分この辺を薦められるだろう。もちろん買ってポンで何ら問題がないわけだが、色々積んでいるので、積極的に使いこなしてやった方が面白い。幅は新聞との比較でどうぞ。
P6180201

 

背はこんな感じ。黒いのはオレの頭で身長173である。

 

●外観・印象
電気製品というのは自社ロゴを誇らしげに付けたがるものだが、それが無いってのが逆にまず目につく。それと表面処理の影響もあろう「一見して冷蔵庫と判るが冷蔵庫っぽくない」という不思議な第一印象。

 

●冷蔵室

 

 

 

P6180202_2 
扉は観音開き。

 

メリット

 

1.ドアの回転半径がコンパクトに収まる
2.ドアポケットや、小さなものの出し入れには半分だけ開ければ事足りるため、冷気漏れが抑えられる→小さい物棚大きな物棚と使い分ければより有効
3.動きが軽くなり、開け閉めに要する時間が短くて済む

 

デメリット

 

P6180203
1.ドアいっぱいにポケットを設けると、左右の合わせ目で干渉するため、隅切りが必要になる。切った分デッドスペースになる。
2.開閉機構が余計に必要

 

てなところか。この製品では特にデッドスペース補完が主眼であろう。ドアポケットは前後2段で、しかも奥側のボトル等も横から手を回して抜き取れる。なお、ポケットの前にぶら下げる冷蔵庫グッズがあるが、この製品でそれくっつけると、チルド室のドアをブチ割るのでNG。

 

棚構成。
見たとおり3段4室。上と下は「動くん棚」で、

 

P6180204_2 

 

このスライドバーを左右に動かすことによって上下に移動。「ちょっと頭が突っかかる」「ちょっと上が余る」場合に動かしてその辺を補正する。真ん中は「1・2(わん・つー)棚」と言って、引き出しみたいに奥へ引っ込めることが出来る。巨大バースデーケーキとか、バケツプリンとか、スイカ丸ごと、などの場合引っ込めて大きな立体空間を確保…を考慮したものだが、そのデカいのが邪魔して奥の物が取りづらくなる上、デッドスペースが莫大に増えるため、引き出したままで使うパターンが殆どであろう。ミニワゴン車の3列目座席と一緒で、「も、出来る」程度に捉えておいた方が適切。これ三菱冷蔵庫過去20年から搭載しているこだわりの機構だが、そういうデメリットも多いので、左右どっちか半分だけとか、或いはいっそのこと丸ごと外れる(または奥へたたみ込める)方が、ユーザとしてはありがたいと感じる。お店や…ほれ、今頃そこここにいるだろ、静岡の販売研修、ここ必死に訴求しないこと。

 

チルド室(スライド室)

 

P6180205
フタ付きスライド区画。元々チルド単機能だったが、その後パーシャルだの切れちゃう冷凍だの普通の冷蔵だの、様々に追加され、「どうにでもして」状態になっているので「スライド室」に名前が変わった。左右2室だが、別々に機能を与えることは出来ない。どっちもいっぺんに変わる。なお、冷蔵室をまるごとチルド帯で使うことも出来る。ただ、それほど大スペースをチルドで使う理由と用途をオレは知らない。カスピ海ヨーグルト大量生産中とか、マグロの解体ショーでがっつり刺身ゲットしてきました。位だろうか。

 

たまごケース

 

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「埋めちゃっタンク」という熱い構造(1コ上の写真でツマミ類の下で青く見えるところ)を知ってる方は少ないと思われるが、それのタマゴ版がこれである。一般にドアケースに用意されていることの多いタマゴケースをここ(右スライド室の前)に埋め込んだのだ。当然フタ付き。これは高いところに出し入れするというタマゴとして最大のリスクを低減すると共に、見下ろす位置になったことで、古い方から順番に、など弁別が容易になったと思われるが如何か。週ごとに赤タマゴと白タマゴを交互に買うとか、お父ちゃんが夜ごと生で丸飲みヨード卵光はここを使うとか、使いこなしはアナタ次第だ。

 

熱く冷蔵庫を語る他に類例無きブログは明日へ続くのである。

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