些細だが理不尽な言いがかりに壮大な小理屈を
さ~て昼飯だ。
ピカゴロドガシャ~ンバリバリ~。
みーろ雷神様もお怒りだ。
さてまず昨日の続き、設計に行ったら名目上の窓口になっている設計カチョに呼び止められた。
「どうよ」
「何も。そちらは?」
「何も。折角男の話が出来ると思って楽しみにしてたのになぁ」
へたれ。
さて事務所に戻ると同期カチョが困惑顔。
「オレサマさんお願いがあるだけど」
客先クレーム案件でオレに振ってくるのは間違いなくキワモノ。
曰く。
「結露で垂れた滴をウチの製品の冷却ファンが拾って吸い込んで撒き散らす可能性を見積もりたい」
「はぁ?」
【図解】
「んなパワーあるわけない」
「そう言ったら、理論と実証をと。結露した滴はホコリ混ざってキタナイから、飛び散って周りが汚れるのは困る」
「ウチの責任じゃないっしょ」
「そういう状況で使うなと書いてないだろって」
要するにイチャモン難癖だ。
ああそうかい。
じゃぁまず風から受けるエネルギを見積もる。物体……この場合水滴が風を受ける面積と、風速の3乗に比例する。
これが水滴の持つ位置エネルギ(落下しようとする力)に打ち勝てばよい。
位置エネルギは地球の重力で与えられる。従って以下の各数値を使ってエネルギの方程式を立てる。
万有引力定数
地球の半径
地球の質量
水滴の質量
水一滴と地球との間で方程式。
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