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2008年9月28日 (日)

魔女と魔法と魔術と蠱と【15】完結

 電車が運転を再開したらしく、轟音を立てて鉄橋を行き過ぎた。
 男の子が身じろぎしたタイミングで、相原は腕をほどいた。
「出血止まったか?」
 男の子は下を向いたまま頷いた。
「あんたさ……」
 枯れた、ぼそぼそした声で、彼は訊いた。
「あん?」
「姫様と……け、結婚してんのか?」
「まさか。立場知ってんだろ?偽名用に貸してんのさ。従姉妹って設定」
「彼氏?」
「非公認。そういうことは本人に訊けや」
 相原はスッと身を引いた。
 向き合う二人。
 目の下を赤く腫らした彼。
 硬い表情で唇を噛みしめ、麦わら帽子を手にした彼女。
「質問していい?」
 彼は問うた。
「ええ」
「終わり?」

(つづきはこちら

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