石ころゴロゴロ
正常なのか異常なのか知らないがこの手の石ころは手つかずの原石の方が好きだ。
ただ「鉱物」の方が好きらしい。そして結晶面があった方がいい。
ただその結晶面は少しだけ見えてくれれば良い。「実力はこんなもんだぜ」が垣間見えていればよい。それよりは込められた大地の女神46億年の流れを感じていたい。
だらだら書き並べる。
小学生の頃精出して校庭の隅で探していたのがこの水晶である。従って「ホンマものの国産天然」をいくつか持っていたが、引っ越しを繰り返すうちにどこか行った。これは石屋で買ってきたものである。二酸化ケイ素。地球の主成分。ガラスはこれをどうにかして人工的に作ろうと工夫した結果。古来より人類はクリアなものが好きだったのだ。のみならず地球の基本であることをどこかで知ったいたのかも知れない。ちなみに現代人類を支える半導体の主成分も他ならぬこのケイ素様。え?この適当に濁ってしかし6角柱と6角錐の片鱗が見えているのがいいんだって。
とるまりん。電気石。科学オカルト両面からいろいろ言われているが、とりあえず永遠電極を持っているのは確からしい。ただその電位差には空気中のイオンがワッと取り付いてプラスマイナスゼロになっている。常時水流に当てるか指でこするか、粉にして電圧加えるか。それでイオンがくっついちゃ離れを繰り返すことになる。ただ、……「効果」の程は知らん。
ラピスラズリ。買うつもりはなかったが、上記水晶のハコを物色していたら隣から「買って」と言ってきた。うーむオカルトだ。果たしてこのように刃の痕が入っていて、なるほど放っておいたらいつまでも売れないだろう。こいつは単一の鉱物ではなく
* ラズライト:青金石(せいきんせき):Lazurite:Na8-10Al6Si6O24S2
* ソーダライト:方曹達石(方ソーダ石):Sodalite:Na8Al6Si6O24Cl2
* アウイン:藍方石: Hauyne:(Na,Ca)6-8Al6Si6O24(SO4)1-2
* ノゼアン(ノーゼライト):黝方石:Nosean:Na8Al6Si6O24SO4
(以上wiki)
まぁいいや。青い本体の上の方でキラキラしてるのは黄鉄鉱。日本語の「瑠璃」はこのラピスそのものを指すらしい。アフガニスタンで主として産出されるため、シルクロードを通って入ったのだろう。この地層みたいにチラリと見えているのがいいのだ。
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