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2008年10月31日 (金)

マイコプラズマ

娘の咳がしつこい。
風邪引きの、喘息かもだの、あれやこれや調べたり病院もあちこち、クスリもいろいろ飲んだり。
かれこれ何ヶ月か。
で、レントゲンと血液検査でようやく結果が出た。

マイコプラズマ

要するに細菌の感染症で、症状としては肺炎である。言われればさもありなん。
一般に肺炎、というと、風邪がひどくなった「重い病気」のイメージがあるが、このマイコプラズマ肺炎はそうでもない。この「そうでもない」というのが気付きにくいという点で落とし穴なのである。細菌相手だし、血液検査でソレと出たなら確定だろう。ただ「そうでもない」レベルであって、普通に生活できる。現時点娘はモーツァルト聞いて寝ている。

さてもらってきたクスリを見てみよう。
・クラリスドライシロップ→クラリスロマイシン
マイコプラズマには「とりあえずこれ」的な抗生物質。ふむふむ。
・キプレス→モンテルカスト
ロイコトリエン拮抗薬。気管支系の炎症を抑える。比較的新しいクスリで、来年の花粉症からも処方されるかも。ステロイド系がイヤ、じゃぁこれ、という方もありましょう
・アスベリン→チペピジン ヒベンズ酸塩
鎮咳去痰薬。「痰」というのは細菌と戦って、細菌と相打ちした白血球達の遺骸。もろとも出すべき存在。
・ムコサール→塩酸アンブロキソール
痰が絡むのを抑える。そのために気管支からの分泌物を増やす。
これより、絡みにくい(薄い)痰にして、アスベリンの作用で出やすくなるわけです。

さてマイコプラズマはしつこい病気なので、長丁場。まぁ、じっくり治して行きましょう。


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