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2008年11月10日 (月)

会社のメシがマズい件

まともに食えるモノ:パン食日の焼きたてパン

以上

少し前まではここに「ふりかけごはん」も書けた。しかし今はダメだ。噛みしめても甘みのないびしょびしょの「水分吸収済み温米」が出てくる。単なる炭水化物である。この味には覚えがあるがどことは書かぬ。

会社の「工場弁当」は、赤い容器に入ったおかずパートと、黒い容器に入ったご飯パートニコイチで構成され、正式名称を「定食」と称する。標準カロリーのA定食、控えめのB定食が存在し、必ずどちらかが魚で、どちらかが肉である。このほかに麺類やカレー、件のパンが選べる。但し値段は一律一食400円である。

おかずが賞味に値しない、或いは貧相だと麺類カレーに空腹人が集中する。この春まではそれで「定食外れ日」は回避できた。しかしそんな最後の砦であった「麺とカレー」も不美味の顎に飲み込まれ潰えた。

定食も同期して更に悲惨な有様に変わった。原材料費高騰に対し、食費400円を維持するため質を下げたのであろうが、それは最早末期的な状況へ陥ったと言える。人間は一般にどんなに疲れていても、どんなに極限の精神状態であっても、食料を口にし、味覚的刺激を受けると落ち着く。「英気を養う」という言葉がピッタリの状況を得る。

しかしそれが不味かったならば。
落胆すべき刺激であったならば。

あなたは笑うかも知れないがこれは深刻である。くたくたになって、敗残の兵の心持ちで食堂の椅子に座り、開いたフタの向こうに視界が捉えた貧相、口と舌が捉えた絶望。

山を越えて漸くにありついた飯がマズい。

そのみじめさ。
やるせない気持ち。

それがメンタルヘルス上非常に良くない影響を及ぼすことは論を持つまい。
エネルギーであり癒しの存在であるべき食品が、尚持って輪を掛けるように期待を裏切るのである。
意気消沈。

あまつさえは。

何をどう見積もっているのか知らないが、何と日によって欠食児童が出るのである。麺カレーはおろか、その「他に選択肢の無くなった」定食さえも所定数足らないことがあるのだ。
ほんの5分仕事を延長したばかりに。
彼らは夏の炎天下、冬の寒空の下、雨の中、屋外に並ばされ、工場内別食堂から回送されてくる定食の到着を待つのである。それは時間にして更に5分か10分か。
で、回送されてきた中身がそれなのである。しかも昼休みは残りわずか。
仕事を頑張ると待っているのは欠食と待ちぼうけとマズい飯。
午後へ向かってとりあえず出鼻をくじかれる。

むごい。

そして見よ。購買のおにぎりとサンドイッチが今日も売り切れだ。
いや400円のマズい定食より100円おにぎり4つという主張に対し異を唱えるつもりはない。「400円のカップラーメン」の方が余程ゴーヂャスであろう。

もう間もなくこの街にも冬がやってくる。

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