ヘッドホンとオレのケツについての話
本日の題目:理絵子の話の推敲すること
ブランチして買い物して帰宅して昼食して午後1時。
妻の古いCDラジカセを引っ張り出して畳に据え、エイサー君を畳に転がして座布団一枚。
うつぶせに寝っ転がってヘッドホンをかぶる。
音楽寝パソで話を書くというのは、独身時代オレの標準的な「休日の過ごし方」。これがコタツであったり、布団の周りを電車が走っていたりするわけだ。キモヲタの極限状態である。
それを妻の実家で再現というわけである。ちなみに「ぐっばい……」なんかは、同様に妻の実家に逗留中に書いた物だ。
但し椅子に座ってデスクトップで。寝パソは初。
ラジカセに↓「プリ」突っ込んでボリュームをガー上げる。「Rose……」パワープレイ。
うぎゃっ。
よく考えたらこの板の再生履歴
自宅システム+テクニカ900
Hi-MD+ソニーEX700
カロッツェリアX←おうよがんがん鳴らして走ってきたよ
対して、20年前のハードと当時のオープンエア型ヘッドホン。
しかもケーブルの途中にボリュームが付いているタイプ。
これは音質もさておき耳に悪いぞ。思い立ったが何とやら、エイサー君閉じて立つ。
「エイデン」
言い残して出る。買ってきたのはテクニカES3。
ラジカセにズボッ。再生。
♪お・ま・た・せ
ええっ?
一瞬失敗の念がよぎる。中高域がカーカー張り出し、バランスが良くない。
「Rose」のパワープレイに戻し、ラウドネスやらトーンコントロールやらいじりながらバランス点を探して行く。時間と共に音質が変わって行き、落ち着いて行く。どうやらエージングが効果を示すタイプらしい。
低音スッカラカンだが解像力があり素直な音になった。こうじゃなくちゃ。ふー危ない危ない。
安心してエイサー君を叩く。今進めているのはとてつもないシーンである。音楽でフタをしてのめり込む。このトリップというかある種隔絶感覚は久々である。その時間確実にオレは現実にいないのである。
途中娘が来て、聞いているのがそれと判るや聞かせろといい、ヘッドホンを抜くと一曲踊って去って行く。んなことを何度か。
コーヒータイムを挟んでアバウト4時間。このエージングはヘッドホンの音質を一変させ、そして「Rose」は現在進行のシーンにまるであつらえたようにマッチした。何?4時間Rose聞きまくったのか?
そうだよ。音と書いてる物がハマるとこういうことになる。ちなみに「ミラクル・プリンセス」のエンディング方面はスーパーユーロビート172番の「mad desire」がハマった。
「ごはんだよ~」
肩は凝ったが腰は軽くなった。どうもオレは根本的に「ゴロゴロ」寝ていてナンボのある意味「カミナリオヤジ」らしい。
カオスなブログが適当にオチたところで更新作業。
このタイミングでこの場面とこの音楽が出会ったことは、オレには必然。
めったなこっちゃブログで話の宣伝はしないけどね。こうなると別格。出来上がったのはこんなの。
「彼女は彼女を天使と呼んだ」
« 8年目の引退勧告 | トップページ | 会社のメシがマズい件 »
コメント