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2008年11月15日 (土)

代打・ズレータ…?

幼稚園の関係で娘が行ってる日曜学校の秋の遠足。
「疲れた」
と妻がたったひとこと言い残し、代打とうちゃん。行き先、美濃焼の本拠地でモザイクタイルの体験講座。移動手段は鉄道。
「皆さん鉄道に余り詳しくないから」
妻から聞いたこと。ああそうですか。
一通りデータベース脳みそに準備して集合は駅。教会の方以外は子どもさんと「そのママ」ばかりである。
『皆さん鉄道に余り詳しくないから』
なるほどね。子どもは娘含めて女の子5人に男の子は3人。…だったと思う。てゆーか娘が粗相しないことに注力して全容把握してない。
「ポケモン電車来ないかなぁ」
キミが来る3分前に乗るのと逆方へ走って行った。来るまで待つかい1時間。
ちょっとズレたね。
「あのー切符です」
差し出された回数券。…え?この区間ならオレ定期券持ってますんで余計な出費抑制できたすけど。
事前に聞いて下さればぁ。
少しズレてる。

ズレてる。こーいうのは連続して起こることが間々。大間々、駅前に何もない←何か違う

「今日一日お導き下さい」
お祈りして出発。ホームへ。
「新型来ないかなぁ」
これか。だが残念だがポケモンの次がコイツだった。従ってこれもまた1時間待つことになる。

ズレてる。

JRに乗り換えて木曽へ向かって上がってゆく。
日本一熱い街で降りる。ここから更にバスに乗る、と、ここまで来て初めて聞かされる。…で、様子がおかしい。は?乗るべきバスが時刻表にないって?
「聞いた時にはあったんですが、10月に時間変わったらしくて…」
時刻表には「10月4日改正」。今日は11月15日。
調べるの事前過ぎ。

ズレてる。…ほーら、ね。

「次のバスまで45分あるのでお茶して…」
待つですか。…まぁ大体成り行き任せ(神様の思し召し)ってのは予想がついた展開ですが。

例えばローカル線の接続待ちで2時間ボケーってのはそれはそれで楽しみの一つです。その2時間を過去や周囲との繋がりや地形や特産の調査に使えば楽しい2時間です。

でも幼児ワラワラ(一部小学生)で45分はどうだろう。
とりあえず自販機でジュース。プシッ←フタを開けた
「タクシー分乗で行きます」
行くですか。あー缶コーヒー開けちゃった。

ズレてる。

タクシーに乗ってこれこれここに行きたい。車中は教会の方とオレが大人。子どもは娘と娘の園友と小学生のおにゃのこ。
すると初老の運転手氏。
「私始めて3日目の初心者でして…」

神様。

先輩運転手氏に先に行ってもらい、3台タンデム。
「…」
「…」
話題がない。
仕方がない。
「ここ、以前鉄道通ってましたよねぇ」
「よくご存じですねぇ」
ただ、鉄路は消えても「鉄道」として会社は存続していて、名鉄グループに収まってタクシーやバスを運行。詳しくは触れない。
「私、元観光バスの運転手でしてね。こっちが地元なんで、戻ってきてタクシーで…」
で、デビュー3日目と。
頑張ってくださいね。
下車して昼である。が、岐阜の山間の街であり気温は低い。
「近くの公園でお昼食べてから、会場へ行きます」
細い道少し歩いて山の上の公園へ。美濃焼の中枢を主張するモニュメント的な煙突と公園。

ワンセグを拾ったので天気予報を見ていると気温13度。そら寒いで。

「無事に着くことができました…」
お祈りしてお昼。…雨に濡れたコンクリにレジャーシート敷いて。
「○○ちゃん一緒に食べよ…」
楽しいならイイです。でも座骨神経痛はベタ座り勘弁してくれ。
終わってデジカメでパシャパシャして、近場にあるイベント用建物(いわゆる「箱物」ね)にある、美濃焼の展示コーナーへ。ここでモザイクタイル造形体験をやるのが本日のメインイベント。
受付で制服姿のおばさまにその旨告げると。
「こんな大人数では予約していただかないと…」
「えーっ!この間来た時にはすぐ…」
事前の調査方法が単純すぎです。

ズレてる。

結局交渉の末、子ども達8人ならなんとかOKとなり、
その間オトナ何するの?
芸術的センスのないお父ちゃんはお呼びじゃないので娘の好きにさせ、うろつく。
と、その建物の別フロアでやってるじゃあーりませんか、その消えた鉄道の写真展。
萌え

但し。

「梅鉢」

お子様向きではない。
さてモザイクタイルの方へ戻ると、事前にタイルのフォーマットを調べて、子ども達向けに幾つかのデザイン案を用意してあったらしく、それを参考に、そのままに、全くオリジナルに(娘は案など見向きもせずオリジナル)、子ども達タイル並べて殆ど終わりかけ。
「お早いですねー」
受付おばさんが手際よく「木工用ボンド速乾性」でタイル固めてオシマイ。
帰りのバスまで1時間。今度はさっき調べたそうな。
「上の電車の写真展行きましょうか」

…あのう、地元でない一般の方が見るには濃すぎると思いますが。
展示物は写真に職員の小道具など当時モノ、鉄道一般の知識に関わる模型や現物。
見てるだけじゃ絶対間が持たないので。

う ん ち く (うんちくん、じゃないぞ)。

「へぇーっ!」
もちろん、鉄ヲタ的な歴史認識として「こっちもこの程度知っている」程度のレベルである。でもそれで一般の方には充分濃いのである。「梅鉢」は必要ない。
と、先のタクシー同乗の女の子。
「レールのてっぺん少し斜め」
よい質問だ。その斜めになってる同士をだね。

\ /

こう、向かい合わせにして、その上に車輪が載るのだな。すると、レールの内側へ動こうとする力が働いて、車輪が二本のレールの中央に安定する。

「へぇー!!」
こういうのが人類の「智恵」です。…キミのクラスにも鉄ヲタな少年がいると思うが、最近の図鑑にはこういう鉄道工学的基礎載ってないからねぇ。キミの方が一歩かしこいぞ。多分。

この辺がオレのれぞんでぇとる。
帰りはスムーズ。バスが来て駅に着いて。栗きんとん買って電車に乗って。
JR→名鉄乗換駅でポケモン電車遭遇。子ども達ボルテージハイ!。
「乗りたいなぁ」
中は普通の電車だが。折り返して来るまで30分待つかね?
乗りたい合唱団を伴いホームへ上がる。
『間もなく…』
果たしてカーブの向こうに現れたのはポケモンではないがHIDの白い光。
「新車です」
すると子ども達はどよめきママさん達からは歓声と。

万 雷 の 拍 手 。

そ、そこまで嬉しいすか?ま、周りから白い目ですが。
「やったー!」
「何この電車」
「すっげー」
…さてお気づきですか?今度はピタリピタリと全部ハマってる。

神様。

「無事に帰って来られたことを感謝いたします…」
4000よキミは銀色の神だ。

Aho

「新型とポケモン以外はニセモノだ」
でもそこまで言うか少年。

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