娘の嗜好
アニメの。
まずテレビの方
・アンパンマン
・日曜朝一通り「スーパー戦隊」→「仮面ライダー」→「プリキュア」→「ゲゲゲ」
・日曜夕刻の「まる子」「サザエ」
・教育テレビ「忍たま」「おじゃる」「テレパシー少女蘭」
・ハム太郎
・ドラえもん
・チーズスイートホーム
ビデオだと
・「宮崎アニメ」一通り(除外「ゲド」)
・ネズミ系但し姫様物
・トムとジェリー
他
・時をかける少女
野放図に見せているわけではない。原作やら内容やら厳選してはある。
対象年齢帯は様々だが、一つ言えるのは「キャラクターに一本芯が入っている」モノじゃないと見ないことだ。また当然だが、面白くないモノは見たがらない。そして「一本芯」と「面白さ」は必要十分条件。
たとえば「しまじろう」。ベネッセの作り出しキャラで、テレビアニメが存在する。雑誌を取っている関係で娘にも見せていたが、積極的に見ようとはしたがらず、ついには全く見なくなったのでそろそろ予約解除しようかと思っている。理由は簡単で「しまじろう」があまりにステレオタイプな「教育キャラ」で、ストーリーも小手先だからだ。どうひいき目に見てもキャラに魂を感じない。娘が共感を覚えなくて当然と言える。ちなみに、カードバトル漫画を途中でチャンネル変えても何も文句を言わなかったが、同じであろう。人間性を描かない作品は娘の心に響かないのだ。子どもは子供だましを見抜く典型である。
(どうでもイイがその番組、「ジークフリード」「オーディン」「ファランクス」ってあのなぁ……重厚な存在を安直にごちゃ混ぜにするなっての)
他方興味深いのは、キャラはさておきオチは共通の「アンパンマン」に固執とも言うべきこだわりを持つ一方、「蘭」「時をかける少女」といった児童文学-ジュブナイル系を面白がって見ることである。「プリキュア」がこれらと純・子ども向けの中間に入るので、ギャップがないからと言えばそうだが、「時……」は親たちが「ちょっと見てもうか」的に録っておいた物なので、最後まで見切ったのは大きな驚きであった。何故という問いには今のところ、「少女の感性」がキチンと萌芽している故の共鳴、としておく。女の子は小さくてもレディなのであり、それは書かれた時代に左右されず不変である、とすれば説明できるからである。
ちなみに上の方で「ゲド除く」としてある。そんな娘が5分持たなかったのである。
我々親も最後まで見る気にならなかった。
ブランド礼賛はしないし、それでよい。冷静な判断者であれば「スイーツ(笑)」にはならない。
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