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2008年12月 6日 (土)

Yes!プリキュア5GoGo! ボーカルアルバム2

←GoGo1ドキドキ1→

●冒頭の能書き

イヤ本当はさぁ、サンタクロースが帰った後こっそり積んでおいて、翌朝娘が起きたらのサプライズのつもりだったんだけどさぁ。

Aho

こうなるとねぇ。

この中には少なからず「サンタクロースに追加しようと思ってるんだけど、どうかしらねぇ」って意図があると思うので。

人柱いきまーす(うらら調で)。なお、追って聞き込んで改訂するかも知れません。

Yes!プリキュア5GoGo! ボーカルアルバム2
Pc060210
ジャケ写もセルフ。

●ハードウェア

・CD パイオニア PD-M580
→トスリンク→
・DAC TEAC D-T1
・アンプ ヤマハ DSP-AX4600(ピュアダイレクトモード)
・スピーカ ダイヤトーン DS-200Z
(・ヘッドホン テクニカ ATH-A900)

しかし、まぁ、いろいろ試みるね。それが第一印象。
娘はどっちが好きか?「1」の方だね。ドライブに向くのはどっち?「1」だね。

では、ヘッドホンかぶって押し黙って聞いてみると?

1.プリキュア5、フル・スロットル GO GO! 歌/工藤真由 コーラス/ぷりきゅあ5

省略。詩が変わっているわけでもアレンジが違うわけでもない。全く同じ。

2.コドモノ時間 歌/秋元こまち&水無月かれん

「1」ののぞみ&りんに対して「2」はこの二人がデュエット。5人組で最も「おねえさん」なふたりが、懐かしい頃を振り返って、そんなコンセプトだろうか。
楽しくてかわいくて弾むような歌でオレ的には好きだ。ただ、録音が高域落ち気味でクリアネスにやや欠ける。

3.スマイル! 歌/宮本佳那子

上で「いろんな試み」と書いているが、そのウチの一つがこの3.及び4.7.8.だ。ネタバレには時期が早いので触れない。これらの共通点から推察されよ。
さてその試み少なくともこの曲では成功している。バックトラックの強さにフォローされている部分は多分にあるが、宮本さんの特徴的な声もあって「他にないオンリーワン」に仕上がっている。いいんじゃないの?

4.sound~いつまでも これからも~ 歌/五條真由美

「試み」の該当で「五條さんが何の試み!?」とワクワクされる向きも多かろうが、まぁ、買いなさい。
これはヘッドホン向きだろう。つまり五條さんの声を楽しむ曲だ。ある意味当然なのかも知れないが。録音もう少しスカーンと抜けなかったか。

5.シロップのドロップ 歌/甘井シロー

シリーズでは珍しい「男役」ヴォーカル。いやごめん別に走ってるココとナッツのヤツの存在知ってるが中身は聞いてない。
素直に好きと書いたのが2.なら、これは素直にパスだ。うーん「男らしさ」を強調しすぎなんだな。オレがいい歳こいたオヤジだから?メインで聞いてる世代は違う?うーん。へい、引っ込みます

6.プリキュアモードにSWITCH ON! 歌/キュア・カルテット

これ面白い。シリーズ5年分の蓄積の成果だろうね。それぞれの板持ってる人は唸ると思う。♪ミラクル生まれのキラキラ育ち。わはは。正統派プリキュアサウンドとでも書いておくか。「お菓子の国」のおまけミニ映画見てると更に楽しめる。キュア・カルテットなるユニットの正体はライナーにクレジットされているので参照のこと。見ればなるほどと思う。

7.たとえどんなに離れていても 歌/工藤真由

どうやらこの「試み」の曲目に共通しているのは「ヘッドホン向き」ということだろう。解像度の高いシステムで歌い上げる彼女達をお楽しみ下さいと書いてイイと思う。プリファンの子ども達というより、ヴォーカリストとしての彼女達を追いかけている人向きだ。連奏式CDや、とりあえずミュージックサーバにコピーしてあるなど、シリーズ全部お持ちの向きには抽出プログラムプレイしてやると面白いと思う。

8.希望のかけら 歌/うちやえ ゆか

だから「舞台」や「歌」という表現者の視点で共通することになる。これはヴォーカル入ってすぐに「およ?」と思って先シーズン(「プリキュア5」のヴォーカルパート2)を思わず引っ張り出してしまった。他人のそら似か。これだけのバックに負けないVo.は大したもんです。

9.そして、世界は拡がっていく 歌/秋元こまち&水無月かれん

かれんさん萌え←優等生大好きですが何か?
同じくヘッドホン聞き込み系。そういう意味では2.と逆。子ども達が思わず笑顔になって踊り出すというより「お姉さんの優しい歌声」。
今気付いたがこのシリーズ、コーラスや生楽器を多用した、「子守歌」的コンセプトの緩ーい曲が必ず含まれてるね。

10.ガンバランスdeダンス ~希望のリレー~ 歌/キュア・カルテット

何バージョン目だこれ。番組後期エンディング。「1」は5人揃って百花繚乱が結構綺麗なコーラスになっていたが、このカルテットは……さすがに強いね。バックトラックは大人向きのアレンジ。

11.明日、花咲く。笑顔、咲く。 歌/ぷりきゅあ5 plus くるみ コーラス/キュア・カルテット

まずクレジットから判るのは「カルテット」がCVの彼女達ではないということだ。
「百花繚乱」のアンサーソング風に聞こえる。6人のVo.重視で「耳に壮観」だ。
プリキュア魂満開。はい、その通り。

●総括

シリーズ共通の「勢いよくすっ飛ばして行く」系は少ない。ミドルテンポで「声」に重点が置いてある、そんな印象。だから子どもが楽しんで聞くというより、いい大人(引きずり込まれた親)がヘッドホン被って、或いは感度の良いスピーカを朗々と鳴らして、に向く。盆暮れ正月クルマに乗って子連れの長旅。子どもが起きてるウチは「1」でノリノリ。寝てしまった後深夜帯この「2」なんて感じか。正直、「つまんな~い」という子どもいると思う。これはオープニングがフルスロットルであって、物足りなく感じて当然。そこから一歩進んで「1」のRoseとか聞き込むようになったら、こっちの存在価値が出てくるだろう。思い切ったことを言えば、「2」だけでは不足で、「1」とペアで所持して相対的存在としてレゾンデートルを持つ。完成度だけ問えば「1」だ。「2」を持つなら「1」と一緒にどうぞ。いえ、決してマーベラスの回し者ではありません(それ言ったらトヨタとエイサーと三菱電機の回し者でもある)。
子どもが聞いて楽しめるのは1.2.3.6.10.ファン向けには「試み」の各曲を追加しよう。ただ、これら試みのリリックについては次で判断したい。
録音は辛いこと書いたが、「1」と比較して、であって、根本的なクオリティは高い。充分にクリアであって、高品位のオーディオ機器に突っ込んで耐える。上流の質が良いので、下流がそれなりでも一定の質は保つ。それこそ車載長旅でも耳障りにはならない。ただし低音はない。

しかしサブタイ~そして、世界は拡がっていく~か。2009年シーズンもやるすか?まぁウチは娘次第だけどね。ナニ?「フレッシュプリキュア?」(ってオイ誰が見つけたか知らないがIPDLまで入り込んで探してんじゃねーよ。そこまでやったらストーカーだよ。いやオレが他ならぬランドセル選びで見に行ったのそこだけどさ)

なお、娘さんは「1」では3.がオキニで♪りんぐりんくと歌っている。

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