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2009年4月27日 (月)

耳鼻科選び

めんへら。
腰痛。
花粉症。
オレの三大疾病←使い方に誤りがあります

ココロの方は社内クリニック←そこにいるココロとちゃうで
腰はとりあえず血圧で仕切り直し。
で、残るは耳鼻科。ネットで調べた最寄りは行列病院。ネットで待ち時間がチェックできて「140分待ち」とか出てくる。
でもまぁとりあえず電話
「土曜の午後はそうでもありませんよ。受付は診察の30分前からとなっております」
あらそう。
さてやりとり書いたがこの一発の会話だけで心証は「当たり」。なぜなら「相手にとっての次善策」をスッと出してくる。「立場になって回答」が意識付いてないと出てこない一言だからだ。
「わかりました」
とりあえず行ってみるとなるほどガランだ。液晶モニタに番号が出ていて、自分の番になると勝手に中に入って行くシステム。初診受付を済ますと番号札8番。ちなみにネットの受付は診療開始30分後から。ズレている理由はネット環境を持たない人へのアドバンテージ。そういう人は「早く行けば早く診察」と思っている世代が多いから。早く来たのにネットがズラリでは承伏されないだろう。逆に言うと配慮している。
順番が来て中待合い。医師は40代と思しき男性でエネルギッシュ。明晰という印象。そりゃぼけた印象の医師はイヤだが。
医師と患者の会話を聞く。武器はなんと超音波エコー。これで鼻腔咽喉を流れる空気の音を聞いてるわけだ。
「慢性鼻炎ですね」←ありきたりなので出してもいいだろ
「はぁ、そうですか」
「前に……とか診断されたことありますか?」
「ええはい」
「その影響ですね」
患者に喋らせる。可能性を提示する。頭ごなしに決めつけない。
次はおばさまで耳の調子が今ひとつ。
「昨日今日辺りですか?」
「はい……」
「雨降ってるでしょ。低気圧が近づいてるから。そのせいです」
そう来たか。
えー列車のトンネルなんかで耳がツンとすることがありますね。アレが「なんとな~く」レベルで生じるのが気圧が低い時です。これを「どこか悪いんじゃ」……と思ったのがこのおばさまなんですね。この医師はその可能性と、踏まえて気圧配置まで見てるわけです。
よろしい。そこまで気配りしているならこっちも楽だ。
「オレサマさん。初めてですね」
「はい最近引っ越してきまして花粉症を30年。検査結果は持ってきていませんが、スギ、ヒノキ、カモガヤのポイントが高い。治療は1月中旬から予防的に始めて大体ゴールデンウィークまで。病院でネブライザー、クスリとしてはエバステルとジルテック」
「判りました。どちらからお見えですか?」
「マルハチです」
「ですとカモガヤとか多いですね。千葉はスギが殆どで季節になるとドーンと飛んでぱたっと引っ込みます。草は少ないですね」
喋りながらオレの鼻の横にエコーのセンサ。
「今は大丈夫ですね。もう花粉も終わるでしょう。クスリも今出せばゴールデンウィーク充分持ちます。ハイいいですよ」
こういう2.0的な医師なら安心である。

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