高尾山なんか行ってみる
ミシュランだかピレリだか知らねーがご大層に星なんか抱えちまって。
この山は元々関東山地東端で粘板岩質でもみの木が摂理の……
ぽい つ ミ地球物理学
あい。妻娘連れて初めての高尾山。え~ケーブルカーに乗って……。
それは邪道だ m9(・∀・)ビシッ!! ←単なる舗装道だ
究める者は深山幽谷を行くのだ。
例えばここだ。
自然研究炉……わはは……研究路6号。距離3キロ高度差500メートル。標準所要時間90分。オレは14年ぶりかであるが、まぁ平気だろう。問題は初めてである妻と……娘だ。
「わぁいハイキングみた~い」
ハイキングそのものだってばよ。
石と木の根の砂利道。娘は勇んで飛び込んでいった。
土と緑と鳥の声。
ほーほけきょ。けきょけきょけきょ。
涼やかな風。森林エアー。
メインストリームではないので、これまではガラーンとしていたが。
有名になりすぎた途端、メインストリームではないせいか、人だらけ。ナニ?滝より上は登り一方通行と致します?
みんなでダラダラ歩いて行く。なんか高校時分の歩行会みたいだな。
ともあれ道ばたの綺麗な花とか。
(シャガ/射干:Iris japonica Thunb アヤメの仲間)
カラスアゲハのチラチラ見える青緑。
あー気持ちいい。
すると娘さん前方より振り向いて一言。
「まだ着かないの?」
既に飽きるな。
まぁンなこと織り込み済みで。
その辺変化と刺激のある6号路は絶好なのだ。
「この先滝があるから」
「滝?」
ほれ歩調がアップした。
さてここの滝は修験道の行で有名(霊場はじろじろ見る場所じゃないので写真無し)。
滝のそばを通るとサーッと涼しくなり、俗に言うイオンな空気に包まれる。
「休みたーい」
「カニでも探そうか」
「!」
6号路は沢に沿って上がって行く。所々交差し、流れの中に降りられる。
何度か止まって石をヒョイヒョイ裏返す。流石にカニは見つからず。まぁオレも高尾山でカニ見たの2回だけだが。
20分間隔くらいで休み休み、そのたびにペットのお茶を一口二口。
根っこ道とか。
「まだぁ?」
「川の中歩くよ」
さてこの先は崖際で人ひとり通れるかどうか。
「ふざけてると落ちるよ」
「はい」
「命に関わるからね」
「はーい」
「喋ってばかりいるとかえって疲れるよ」
半分過ぎたら休む間隔を短めにする。6号路は1号路より長い分勾配は全体的に緩いが。
まぁ、行った方だけお楽しみ。
そこを越えれば頂上。メインストリームと合流。
うへっ←そのうへの一部がナニ言うか
「ああ、疲れた」
「ご飯食べようか」
「アイス食べた~い」
メシが先だ。
ともあれご苦労。所要時間110分。子連れでこれならまずまず。
さて今夜は妻をマッサージだな。
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